こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは44万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、イオス(EOS)が約5%も値上がりしています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でRavencoin (RVN)が約25%上昇!
全体的なファンダメンタルズ(経済環境)が好調で、2月の終わりから上昇トレンドですね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①JR東日本「Suica」が仮想通貨でチャージ可能に!BTC上昇なるか!?
JR東日本の電子マネー「Suica」に仮想通貨チャージを検討https://t.co/420jmuiMvv
テレビ朝日の報道で、JR東日本のSuicaを含む複数の電子マネーで、今年6月から順次、仮想通貨でチャージ出来るサービスを検討していることが分かった。7500万枚発行されるSuicaは、大手コンビニなど58万店で利用可能。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年3月27日
金融庁「仮想通貨交換業」に登録済みのディーカレットが、JR東日本の「Suica」などの電子マネーへの「仮想通貨チャージ」機能の実装を検討していることが分かりました。
Suicaは2018年度に7161万枚されている、国内2位のシェアを誇る電子マネーです(トップは楽天Edyの1億1250万枚)。
仮想通貨でSuicaがチャージ可能になることで、「仮想通貨経済圏」が拡大し、さらなる価格上昇に繋がるかもしれません。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②ルイ・ヴィトンが仮想通貨イーサリアム(ETH)導入へ!
偽ブランド品排除へ ルイ・ヴィトンが真贋証明にブロックチェーンを利用|採用は企業版イーサリアムhttps://t.co/XQtDxL93W7
5月から6月頃に「ルイ・ヴィトン」と「ディオール」との二つのブランドラインにて実装予定。
ブロックチェーンが偽ブランド品を買わない世界を実現するか?— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年3月27日
高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の親会社である「LVMH」が、イーサリアムのブロックチェーン上で動くプラットフォーム「AURA」を開発し、ローンチへ向けて動き出していることが分かりました。
AURAはラグジュアリー品の真贋の証明、つまりコピー品に対し本物のルイ・ヴィトン製品であることを証明するために活用されます。
またAURAが導入されるのは「ルイ・ヴィトン」および「ディオール」製品となる予定です。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
近年、高級ブランド商品のコピー品は、ホンモノと見分けが付かないほど精巧になっています。
こうしたコピー品は、ホンモノを作るルイ・ヴィトンにとって、悪影響以外の何者でもありません。
これを防ぐには、「ホンモノ」と「ニセモノ」を区別できる仕組みを作る必要があります。
近年、「仮想通貨」や「ブロックチェーン」を使ってそれを実現することに注目が集まっています。
僕のイチオシ通貨であるVeChainも、そうした通貨の1つですね。
「仮想通貨は必ず実用化される」「将来性がある!」と僕が確信する理由の1つは、仮想通貨にはこうした確かなニーズがあるからです。
③相場サイトCoinMarketCap、出来高データの不正確を認める
記事を更新しました→コインマーケットキャップ、不正確なデータ提供を認める https://t.co/QprVcWzjKR
— モーニングスター 仮想通貨 (@mstarjp_vc) 2019年3月27日
最大級の仮想通貨相場サイト「CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)」は、掲載している「取引所の出来高」データが不正確であることを、ブルームバーグの取材に対し認めました。
仮想通貨投資会社ビットワイズ・アセット・マネジメントによると、CoinMarketCapのデータは意味のない「偽装取引」(取引所が出来高を大きく見せかけるための取引)を含んでいます。
今後CoinMarketCapは、データをより正確に掲載できるようサービス改善を図るとしています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
以前から指摘されていますが、取引所が公表している出来高や、それをまとめているCoinMarketCapのような相場サイトの出来高は不正確です。
取引所としては、大きな取引所であることを示した方がユーザーを獲得しやすい。
そのための方法として、出来高を偽ったり、意味のない取引を繰り返して出来高を水増しすることは、もっとも手軽な方法なんですね。
あるデータでは、
- 取引高の約95%が偽装である(実際の取引高はわずか5%)
- 上位81社の取引所のうち、わずか10社しか正しい取引高を示していない
とも言われています。
取引所が公表する出来高は「信用できない」と心得ておきましょう!
④次の爆上げコインは「QASH」?取引所トークンが絶好調!
XCRにも期待😆💕
仮想通貨取引所のトークンが強い! バイナンスコインは一時1900円に https://t.co/aqaWkKjEG2
— 名波はるか (@harukananami310) 2019年3月28日
ここ数週間、取引所が発行する「取引所トークン」の値動きが絶好調です。
下図は、世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが発行する「バイナンストークン(BNB)」の日足チャート。
今年2月初旬の約700円から、現在では1800円まで上昇しました。
その他の例としては、同じく大手海外取引所のフォビが発行する「フォビトークン(HT)」が同期間で2.5倍ほどに上昇しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
バイナンスは自社のICOプラットフォーム「バイナンス・ローンチパッド」をスタートさせ、大盛況となっています。
投資家は、このICOに応募するための元手としてBNBが必要。
このことがBNBの買い圧力の要因となり、数週間で3倍近く上昇しました。
こうしたバイナンスの成功を見た他の取引所も、似たような仕組みをスタートさせており、世界的に「取引所トークン」の好調ぶりがトレンドになっていますね。
仮想通貨メディア「みんなの仮想通貨」さんは、こうした流れからすると、次は国内取引所Liquid by Quoineの取引所トークン「QASH」がお祭り騒ぎになるかもしれないとしていますが、その可能性も十分にあるでしょう!
本日のまとめ
- JR東日本「Suica」が仮想通貨でチャージ可能に!BTC上昇なるか!?
- ルイ・ヴィトンが仮想通貨イーサリアム(ETH)導入へ!
- 相場サイトCoinMarketCap、出来高データの不正確を認める
- 次の爆上げコインは「QASH」?取引所トークンが絶好調!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
25日に金融庁への登録が報じられたばかりのディーカレットですが、いきなりドデカいことをやってくれそうですね!
Suicaといえば、電車で通学・通勤されている方が当たり前のように使う電子マネーです。
普段からSuicaを使っている方が、これを機に「仮想通貨を買ってみようかな?」とデビューしてくれる可能性も。
そういう意味で、言うまでもなく「好材料」ですね。
個人的には、すべてのJR切符を仮想通貨で買えるようにしていただければ、もう言うことなしです!