こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
今日のビットコインは久しぶりに上昇していますね。
昨日の夜に35万5千円付近で大底を付けた後、37万1千円まで値を戻しました。
時価総額トップ10通貨でも、ほとんどの通貨が横ばい、もしくは数パーセントの上昇となっています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でDentacoin (DCN)が約21%の上昇。
歯科業界で世界最大の展示会「IDS(ケルン国際デンタルショー)2019」への出席で注目が集まっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①大手旅行サイトTravalaでリップル(XRP)決済が可能に!
仮想通貨XRP(リップル)、旅行ウェブサイトで決済が可能にhttps://t.co/odxXdapWCN
旅行ウェブサイトTravalaが自社の決済方法に仮想通貨XRPを追加することを発表した。直近、R3のグローバル決済アプリやSiri上の投げ銭アプリによるXRPの採用事例もある。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年12月16日
旅行ウェブサイトTravalaでリップル(XRP)払いが可能になりました。
Travalaは世界210カ国、55万以上の宿泊施設を掲載しており、同ジャンルで世界的な存在。
好調なリップルに、さらなる追い風となりました。
Travalaでは、リップルの他にも
- AVA(Travalaの独自通貨)
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- LTC(ライトコイン)
- DASH(ダッシュ)
- BNB(バイナンスコイン)
- EOS(イオス)
- ルーメン(XLM)
- テュルーUSD(TUSD)
などによる決済が可能で、仮想通貨フレンドリーな旅行サイトとして知られています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②ブラジルのプロサッカーチームが独自仮想通貨「ガロコイン」発行
ブラジルのプロサッカーチームがファン向け仮想通貨発行 サッカー業界で流行りの”FTO”とは?https://t.co/fdpDAGdgwd
— コインテレグラフ🎄仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年12月15日
ブラジルのプロサッカーチーム「アトレティコ・ミネイロ」は、仮想通貨「ガロコイン(GaloCoin)」を発行しました。
ファンはガロコインで観戦チケットやグッズを購入できるほか、コインを使うと割引も適用されます。
サッカーチーム運営側としては、ファンを囲い込みやすいメリットがあり、Win-Winの仕組みとなっています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

たとえば百貨店などには「商品券」が存在しますが、これを仮想通貨にしたイメージですね。
特定の場所で使うことができ、法定通貨よりオトクになるのであれば、ファンにとってその独自トークンを使う意味が生じます。
上記のように運営側にもメリットがあるため、スポーツ界、中でもサッカーチームで仮想通貨導入が加速中。
フランスやイタリアのサッカーチームでも導入事例が見られます。
ちなみにこうした仕組みを「FTO」(ファン向け仮想通貨発行)と言います。
近いうちに日本のプロスポーツチームでも導入されることでしょう!
③レバレッジ100倍のビットメックス(BitMEX)が日本上陸?
【速報】BITMEX、日本上陸も近い?
先月BITOCEANを買収し話題となった香港マディソンHDが、世界最大のデリバティブ取引所BITMEXを運営するHDRと「仮想通貨取引推進に関する覚書」を締結したと発表した。https://t.co/uItQiXIzcTデリバティブ取引は最近の金融庁の動き見てるとライセンス制に文字数 https://t.co/v26PBxLxAi
— クリリン@暗号資産(仮想通貨) (@CryptoKuririn) 2018年12月15日
世界最大級の仮想通貨取引所ビットメックス(BitMEX)の「日本上陸」が示唆されています。
- 日本の金融庁「仮想通貨交換業者」に登録されているBITOCEANが、香港のマディソンHDに買収された
- ビットメックスを運営する「HDR」とマディソンHDの提携が明らかになっている
こうした周辺環境を総合的に判断すると、「ビットメックスの日本上陸」の可能性が浮かび上がってきます。
阿部悠人の考察(重要度★★)

ただし上記がもし実現しても、海外版ビットメックスのスペック(取り扱い通貨数・レバレッジ)を維持したまま、日本に上陸することはできないでしょう。
特にレバレッジ100倍なんて、金融庁の目玉が飛び出そうなので笑
また、日本における似たような事例として「フォビ」の例がありますね。
日本の取引所ビットトレードは、中国大手取引所フォビ(Huobi)に買収され、2019年1月から「Huobi」として運営されます。
大手取引所の日本参入をキッカケとして市場が盛り上がれば、2019年こそロケットスタートを期待できるでしょう!
④取引所バイナンス、仮想通貨プロジェクトに5700万円投資!
仮想通貨取引所バイナンスの投資部門、支援対象となるブロックチェーンプロジェクトの「第一陣」発表 https://t.co/z8qjZlJUjN
— コインテレグラフ🎄仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年12月16日
世界最大の取引所バイナンス(Binance)は、有望な仮想通貨コミュニティに対し、率先して投資・支援する枠組みをスタートさせました。
サポートを希望する500件以上の仮想通貨・ブロックチェーンのプロジェクトから、独自の審査基準により8件まで絞り込み、50万ドル(約5700万円)を投資します。
また金銭面だけではなく、メンターによるアドバイス、その他必要な資源が提供されます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

「バイナンスが巨額を投じたお墨付きプロジェクト」というわけですね。
詐欺(スキャム)が目立つICOや仮想通貨プロジェクトの中で、信頼性を確保することができれば、確かに成功しやすくなるでしょう。
成功すればバイナンスにとってはよい「投資案件」となるわけで、仕組みとして上手くいきそうですね。
ただ、力を持った取引所などが「中央集権的」に選別したプロジェクトよりも、民主的に支持され成功しているプロジェクトのほうが、本来の仮想通貨のあり方に近い感じがして個人的には好きですけどね!
明日はのビットコイン相場
現在節目のラインで推移しており、上値が重い価格帯を抜けようと攻防中です。
ですが直近の値動きを見ると三尊天井を形成しそうな動きをしています。
先ほどネックラインの36万4千円まで下落してきたので、ここからは売り圧がさらに増して三尊天井が完成する可能性がさらに高まってしまいました。
何とか上昇に転じてほしい所ですが、明日に関しては恐らく下落に転じてくるでしょう。
三尊天井
中央が高い3つの山のような形を描くチャートパターン。三尊天井が現れた時は強いトレンド転換のサインで、そこから大きく下落してく可能性が高い。
本日のまとめ
- ①大手旅行サイトTravalaでリップル(XRP)決済が可能に!
- ②ブラジルのプロサッカーチームが独自仮想通貨「ガロコイン」発行
- ③レバレッジ100倍のビットメックス(BitMEX)が日本上陸?
- ④取引所バイナンス、仮想通貨プロジェクトに5700万円投資!
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
「リップル経済圏」がいっそう広がってきましたね!
最近、こうした例が増えていて、主に航空会社やホテル予約サイトが仮想通貨を積極的に取り入れています。
共通しているのが「外国人」や「旅行」といったキーワード。
国内では家電量販店「ビックカメラ」のビットコイン導入事例がありますが、これも外国人観光客をターゲットとしたものです。
上記のTravalaもそうした事例の1つですね。
「国境を問わずに使える」「国際送金の手数料が格安」などの仮想通貨のメリットをフルに生かせるからです。
そのため今後数年でまず先行して「旅行関係」で積極的な導入が見られるはず。
有力なトークンが出現するかもしれないので、注目していきましょう!