こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→横ばい!
今日のビットコインは横ばい相場でした。
71万3千円と71万9千円の間でレンジ相場を形成しています。
時価総額トップ10通貨では、ビットコインキャッシュ(BCH)が11月15日に控えたアップデート(ハードフォーク)への期待感から、10%近く高騰しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でBasic Attention Token (BAT)が約13%上昇。
新開発のBraveデスクトップブラウザがダウンロード可能になってから、強い上昇トレンドが継続しています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①リップルが首位に!Weiss Ratings仮想通貨「格付け」最新版が公表
Weiss Ratings仮想通貨格付け:リップル(XRP)が初の単独首位を獲得https://t.co/jJUuk4HHW1
米格付け機関Weiss Ratingsが仮想通貨の最新評価を更新。XRPがワンランク格上げされ、全通貨中唯一の「B評価」を獲得。単独首位に躍り出た。XRPは中国行政機関の格付けでも順位を急伸させている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年11月2日
アメリカの格付け機関「Weiss Ratings」による仮想通貨格付けの最新版が11月1日に発表されました。
時価総額トップ10通貨の格付けを以下に抜粋します。
- ビットコイン: C+(前回C+)
- イーサリアム: C+(前回C+)
- リップル: B(前回B-)
- ビットコインキャッシュ: C-(前回D+)
- イオス: B-(前回B-)
- ステラ: B-(前回C+)
- ライトコイン: C(前回C)
- カルダノ: B-(前回B)
- モネロ: C(前回C)
- トロン: C+(前回C+)
「A」「B」「C」「D」「E」の順で高ランク。
プラスとマイナスについては、「A+」「A」「A-」「B+」・・・の順で高ランクとなります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②リップル基軸の取引所CoinField、20通貨ペアを61カ国へ展開
カナダの仮想通貨取引所CoinField、Ripple(リップル/XRP)を基軸通貨に!#ニュース #仮想通貨 #CoinField #Ripple #リップル #XRP #カナダ #基軸 #法定通貨 #日本円 #ドル #BTC #BCH #ETH #LTChttps://t.co/Y6eNMR8dQe
— BITDAYS@仮想通貨ニュースメディア (@bitdays_jp) 2018年11月2日
カナダを拠点とする大手取引所CoinField Exchangeは、リップル(XRP)を基軸通貨に採用することを2日、正式に発表。
XRPを中心に14種の仮想通貨と6種の法定通貨(日本円、米ドル、カナダドル、ユーロ、英ポンド、UAEディルハム)の合計20の通貨ペアを用意。
さらに今後、61カ国へ展開していく予定としています。
基軸通貨とは:
取引所でベースとなる通貨のこと。たとえば国内の取引所では日本円を元手として複数の仮想通貨が購入できる。これは、日本円が基軸通貨に採用されているからである。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
海外取引所の多くは、「ビットコイン」を基軸通貨としてアルトコインを購入していく形となっています。
つまり、ビットコインを用意しないと、アルトコインを買うことができないのです。
これ、ビットコインはかなり優遇されていますね。
他の通貨を購入したいという需要すら、ビットコインの買い圧力になるからです。
しかし、リップル基軸が流行しつつある今、同じことがXRPにも起きようとしています。
CoinField Exchangeは通貨ペアも20種類と多く、61カ国へ展開とのことなので、XRP大躍進のキッカケとして十分でしょう!
③運用資産720兆円の「ブラックロック」、ビットコインETF参入はいつ?
静観モード?ブラックロックCEO「仮想通貨が”合法”になったらETF発行 」
◆ブラックロックCEOは仮想通貨が「合法」になったらETFを発行すると発言
◆仮想通貨は最終的に政府の支持が必要と述べた
◆一方ブロックチェーンに対しては「厚い信頼」を寄せているhttps://t.co/niiDDgeQtY— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年11月1日
世界1位の資産運用会社BlackRock(ブラックロック)のCEO、Larry Fink氏は、ビットコインETFが承認され合法となるまではそれを扱わないとの見解を明らかにしました。
一方で、
「(ビットコインETFを)一生扱わないということではない。合法化すればもちろん扱う。」
とも述べました。
BlackRockは、管理資産6兆4000億ドル(約720兆円)を誇ります(参考:2018年11月現在、仮想通貨市場の時価総額は約23兆円)。
仮想通貨への本格参入となれば、非常に大きな好材料となります。
ETFとは:
投資信託の一種であり、取引所にて市場価格で売買されるもの。株式、債券などの投資対象がコンセプトに合わせて組み込まれる。最近では、ビットコインETFなど、仮想通貨を組み入れ資産としたETFも注目されている。日本語で「上場投資信託」。
阿部悠人の考察(重要度★★)
BlackRockの動向は仮想通貨市場にとって非常に重要ですね。
CEOのLarry Fink氏の発言をどう受け止めればよいのか。
ここで重要なのは、「いつビットコインETFをブラックロックが扱うか」について、明確に触れていることです。
上述のとおり、「ビットコインETFが合法になったら」ですね。
詳細はオブラートに包む企業が多い中、分かりやすいヒントといえるでしょう。
ETFが承認されたら「ビットコインETF誕生」と「ブラックロック参入」という好材料がダブルでやってくる可能性があるので、待ち構えておきましょう!
④ナスダック「仮想通貨の市場操作(仕手行為)を対処する」
🔸#NASDAQ が仮想通貨の市場操作に対処宣言!#PumpAndDump、インサイダー、WashTrade、#Layering 等の詐欺行為を分析する高度な技術で監視します🧐
🔸ナスダックが #Microsoft と共同で顧客向け #Blockchain システムを構築予定https://t.co/r3BYTdYjFF
—#仮想通貨 #Bitcoin #Ripple #Ethereum
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2018年11月2日
世界最大級の証券取引所「NASDAQ」は1日、同社が証券や通貨(為替取引)で培った市場操作(仕手行為など)対策のノウハウは、仮想通貨に応用可能だと自信をのぞかせました。
市場操作防止の技術は、すでにいくつかの取引所(GeminiやSBIバーチャル・カレンシーズ)で導入されている仕組みと同様のものと考えられます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
市場操作の代表は「仕手行為」。
こうした、故意に価格を操作し利益を得ようとする行為は、証券取引所など規制されたマーケットでは禁止されています。
しかし、仮想通貨市場では横行しているんですね。
それが理由で「ビットコインETF」が承認されにくくなるなど、業界にとってマイナスに作用しています。
NASDAQの技術を多くの取引所が採用し、市場操作を撲滅できれば、「ビットコインETF誕生→仮想通貨爆上げ」のシナリオも開けてくることでしょう!
明日のビットコイン相場
現在の価格推移をみると、サポートラインに差し掛かった辺りで、長い下髭を何本もつけており、この辺りは比較的買いの強い価格帯であることが分かりますね。
このサポートラインと、ダブルトップを付けた71万9千円のライン、どちらを割ってくるかで短期的な方向性が変わります。
どちらかと言えば現在機能しているサポートラインを割って、再度下落に転じる蓋然性のほうが高い状況です。
しかしこの下髭を見るに、もう一発上昇することも考慮に入れなければいけません。
再度上昇してきて、ダブルトップを付けた71万9千円を超えてくればさらに1万円弱の上昇は考えられます
ですが、上昇してきたとしても上にはいくつもの節目のラインが控えているので、上値は限定的でしょう。
ダブルトップ
上昇相場の中で同じ価格帯で2度反発し、2つの山のような形を作るチャート。ダブルトップが現れた時はその後下落し、トレンド転換をする可能性が高い。
本日のまとめ
- ①リップルが首位に!Weiss Ratings仮想通貨「格付け」最新版が公表
- ②リップル基軸の取引所CoinField、20通貨ペアを61カ国へ展開
- ③運用資産720兆円の「ブラックロック」、ビットコインETF参入はいつ?
- ④ナスダック「仮想通貨の市場操作(仕手行為)を対処する」
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
仮想通貨の格付けはいくつか発表されていますが、Weiss Ratingsの格付けはもっとも信用できるものの1つといってよいでしょう。
すでに50年近い歴史があり、長らく株式や金融機関などを格付けしてきた機関ですからね。
そんなWeissの格付け最新版の注目ポイントは、最高評価にリップル(XRP)が輝いたこと!
前回の「B-」から「B」へと格上げされ、全通貨中で単独首位となりました(A以上は該当なし)。
たとえば、Weiss Ratingsが「B」と評価した銀行には「バンク・オブ・アメリカ」や「シティバンク」などもあります。
世界的に人気上昇中のリップルですが、「人気」だけではなく「実力」もトップクラスであることを証明してくれましたね。
ちなみに先日、リップル社の送金システム「RippleNet」の参加企業が200を超えたことも判明。
わずか2ヶ月前には100社ほどだったことを考えれば、この勢いを失速させることなく成長し続けることで、格付けランキングだけではなく時価総額ランキング1位も射程圏内に入ってくるでしょう!