低迷中のリップルは買うべき?これからの値動きを予想してみる

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

あなたは昨年末のリップル爆上げに乗れましたか?

僕の周りでは、リップルのみをガチホしていて一気に2億り人になった方もいました。

昨年10月、リップルについて取り上げた頃はまだ20円台だったのに、2ヶ月足らずで397円まで暴騰。

すごい伸びですよね。

現在は100円付近で調整していますが、今後どんな動きを見せていくか気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、リップルの現状とこれからの動きについて予想していきます。

リップルの暴騰とその後の大幅な調整

 

リップル 週足

リップルを長期的な「買い」としてお勧めしたのは、去年10月の終わり頃でした。

長期で「買い」を予想したのですが、12月にリップルによる送金が現実に行われるようになるという材料から大暴騰しました。

それまではずっと20円から30円台でしたが、12月に397円の史上最高値をマーク。

わずか数週間で15倍くらいの値上がりをしたことになります。

しかし、1月に入りほかの通貨と同様下げ止まらず100円付近まで来てしまいました。

「これからリップルはどうなってしまうのだろう」

と不安を抱いている人も多いと思います。

ということで、結論から言うと・・・

「現在のリップルは『買い』です」

これから、再度上昇しますから安心してください。

「理想買い」から「現実買い」に

ほか仮想通貨もそうですが、去年末の大暴騰から一斉に暴落し、2018年の2月中旬の今は半値から三分の一の水準にあります。

このような相場の動きを見て「仮想通貨は終わった」と考えている人も多いでしょう。

しかし、この一連の動きは『理想買いで将来の可能性を先取りしていた相場が一段落し、現実のレベルに一度戻った』という状況を表しています。

つまり、ここから仮想通貨の現状に根ざした「現実買い」の段階に入ってゆくのです。

そのような「現実買い」の相場において重要なのは個々の銘柄の具体的な材料。

遠い将来ではなく、近いうちにどのような動きがあるかでコインの値段が決まってきます。

リップルの最近のニュース

スペイン最大手商銀サンタンデールが、Ripple社(リップル)のブロックチェーン技術で開発したモバイル決済アプリをリップルネットワークに展開して、4ヵ国(スペイン、英国、ブラジル、ポーランド)間で即時国際送金する事業を2018年第1四半期中に開始する。

どうやら銀行間送金の話は着実に広がっているようです。

日本国内47行が参加する「内外為替一元化コンソーシアム」は昨年12月、デジタル決済システムのテストを開始しました。

特に12月に入ってからの急上昇は「すぐにでも銀行間送金に使われるのでは?」という思惑が働いたようです。

もちろん現段階では、まだテストに次ぐテストといった状況ですが、間違いなくリップルのシステムは銀行間送金に採用されます。

それが「現実にはいつか」というのが今後の焦点でしょう。

リップルが採用されたなら銀行間送金料は現在の1/10になると言われています。

しかもXRPが1秒間に処理できる取引は約1500件とビットコインの数百倍で、決済完了にかかる時間も4秒弱です。

経済学者の竹中平蔵氏は「現在のビットコインなどの仮想通貨ブームは投機的だ」と批判しながらも、「実用的な価値が広がる中で利益が出るのは悪いことではない」とコメントしています。

しかも、今の銀行の送金手数料を「本来なら無料にできるはずの送金料を記録に残すという管理費用名目で高額に受け取っている」

「融資先が見つからない銀行に残された手数料稼ぎのビジネスだ」

と猛烈に批判しました。

そして、「仮想通貨の導入で手数料がタダになるのならこんなにいいことはない」と感想を述べています。

たしかに、銀行の送金手数料は1回500円近くですから、なかなかの金額です。

もし仮想通貨が導入されれば、証券手数料やFXの手数料が3%近くから数十分の一まで値下がりしたのと同じような状況が生まれるでしょう。

ということで、リップルの「現実買い」の時期はもう近づいています。

2/15現在は100円そこそこですが、再び数百円まで値上がりする時もそう遠くないでしょう。

まとめ

★リップルの大相場は一時終了

2018年1月は400円近くの大天井から大幅調整して2月半ばの現在、100円付近まで下げている

★リップルは「理想買い」から「現実買い」の段階

銀行送金はまだテストの段階だが数年以内には実現の見込み

100円付近のリップルは長期方針で「買い」。

★送金手数料はネットによって証券・FX手数料が何十分の一になったのと同じ経過をたどる

銀行システムの革命的な変化をもたらす