こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→下落!
今日は予想通りビットコインが下落してきました。
トレンドラインを明確に割ってきた辺りから下落し最大で1万円ほど値を下げました。
時価総額トップ10通貨では、ステラ(XLM)が約4.5%の上昇となっています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でETERNAL TOKEN (XET)が約31%高騰。
ETERNAL TOKENが特許協力条約(PCT)へ特許申請したことを受け、上昇に繋がっています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①与沢翼氏、リップル(XRP)保有数を約2億6000万円相当と暴露
与沢翼氏が現在のリップル(XRP)保有数公開、2019年は仮想通貨などに本格投資へhttps://t.co/YT6fLMYN7N
与沢氏は、かねてより「なぜ投資先としてXRPを選んだのか、なぜ仮想通貨市場の将来有望なのか」について見解を述べており、2019年は債権、株、仮想通貨への投資活動を本格化させると表明した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年11月8日
実業家・仮想通貨投資家で知られる与沢翼氏は、先日、自身のリップル(XRP)保有数をツイッターで暴露しました。
それによると、2018年11月8日時点で、433万XRP(約2億6000万円)を保有。
また、多くの仮想通貨がある中、リップルに投資する理由について、
「私は仮想通貨に投資しているつもりが実は最初からない。リップルという会社に株式投資している考え方。」
と述べています。
ちなみに与沢氏は、過去最大600万XRPを保有していた時期があり、XRP価格400円のピーク時、評価額は約26億円に上っていました。
阿部悠人の考察(重要度★★)

②米国中間選挙が終了!結局「好材料」「悪材料」のどっち?
米中間選挙の結果 仮想通貨に追い風?
詳しくはこちら↓https://t.co/cbCQhPwCmf pic.twitter.com/1qFfkcRxr6— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年11月8日
先日、アメリカの重要イベント「米国中間選挙」が終了。
トランプ大統領率いる共和党が上院を制し、下院は民主党が勝利しました。
上院と下院を別の党が勝利する「ねじれ議会」となりましたが、経済的にも「強いアメリカの復活」を掲げる共和党が上院を制したことで、金融市場は安堵。
アメリカの株価指数「NYダウ平均株価」は545ドル高、「日経平均株価」も連動し400円高と、投資家は選挙結果を高く評価しました。
最近、仮想通貨市場と株式市場の値動きに連動が見られることから、仮想通貨市場も安堵感に包まれています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

個人的には、「トランプ大統領率いる共和党が完全敗北し、仮想通貨市場が大荒れ!」みたいな展開も面白いと思いましたが、別の好材料もあったので、よしとしましょう。
その好材料とは、2人の仮想通貨肯定派の州知事が誕生したことです。
カリフォルニア州知事に当選した民主党ギャビン・ニューサム氏は、初めて仮想通貨での献金を受け付けた、仮想通貨フレンドリーな政治家として知られます。
また、コロラド州知事に当選した民主党ジェレッド・ポリス氏は、ブロックチェーンや分散型台帳技術などを使った政策で知られる政治家です。
「正直、そんなに変わらないでしょ?」と思う方も多いかもしれませんが、政策は仮想通貨を生かしも殺しもするので、仮想通貨に肯定的な政治家の登場は重要。
両知事とも初当選で余計なしがらみがないので、大暴れして2019年の仮想通貨市場を盛り上げてほしいところですね!
③仮想通貨推進派、藤巻健史議員がメディアに語った仮想通貨の未来
『なぜ、仮想通貨の税制を改正すべきなのか』藤巻健史議員インタビュー(前編)https://t.co/n5RCHcZvNT
仮想通貨の税制改正問題など、国会の場で問題提起されている参議院議員の藤巻健史先生に、CoinPostで独占インタビューを実施。仮想通貨の税制改正や現状の規制面などについて見解を伺った。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年11月2日
仮想通貨メディア「コインポスト」は、『なぜ、仮想通貨の税制を改正すべきなのか』と題して、仮想通貨推進派の議員である藤巻健史議員にインタビューを実施。
藤巻氏は数少ない仮想通貨肯定派の国会議員で、日本の仮想通貨普及のためのキーパーソンといえます。
インタビュー内容は多岐に渡りましたが、藤巻氏の主張の骨子としては、以下の点が挙げられます。
- 仮想通貨の規制過多(規制強化)は良くない
- 仮想通貨税制を大胆に変更する必要がある。特に、①株やFX同様に税率20%の分離課税にすること、②通貨を換える時に非課税とすること、③少額使用の時の非課税にすること、④損した際に分離課税にして繰越を認めること、が重要
- 仮想通貨の税制は不公平(仮想通貨で得た利益に対する税金が高過ぎる)
- ブロックチェーンと仮想通貨、あるいはAI(人工知能)は極めて重要な分野
- 将来、現金は消え、日銀発行のデジタル通貨と仮想通貨を併用する世界になる
- スマホ1つ、ほぼ0に近い手数料で国際送金が可能な仮想通貨で世界が広がる
- 日本銀行の破綻”Xデー”が訪れた瞬間、仮想通貨市場は劇的に大きくなる
阿部悠人の考察(重要度★★)

藤巻氏の仮想通貨の将来性への見方は、仮想通貨ホルダーや界隈のインフルエンサーと大きくは変わりないですね。
仮想通貨が世界を大きく変える、仮想通貨は国際送金に便利、税金が高すぎるなど・・・。
ただ、1点だけ特徴的なのは「日本銀行が破綻したとき、仮想通貨が避難先になる」と明言していることです。
そして、日銀の状況を見るに、その可能性も十分にあると考えているところ。
このあたりは、話が大きくなりすぎることから、あまり指摘されていない点ですが、国会議員ということもあるのか、大きな視点から仮想通貨の価値を見いだしてくれています。
今後も、日本で仮想通貨が普及するための重要人物として注目です!
④有名DEXのイーサデルタ(EtherDelta)、規制当局SECに起訴される
SEC、分散型取引所イーサデルタの創業者を起訴 仮想通貨取引所の取締りが本格化との報道もhttps://t.co/vpBHKtS99w
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年11月9日
アメリカ証券取引委員会(SEC)が、分散型取引所(DEX)イーサデルタ(EtherDelta)の創業者ザッケリー・コバーン氏を米国証券法違反で起訴したことが判明。
これを受けて、コバーン氏は計4500万円ほどの支払いに同意しました。
近年、一部の仮想通貨が「有価証券」に該当することが指摘されています。
有価証券に認定されると、SEC認可の証券取引所での売買のみが認められますが、イーサデルタは認可を受けず、有価証券に当たるDAOなどを売買できる状態にしていました。
分散型取引所(DEX)とは:
特定の管理者が存在しない、非中央集権的な取引所のこと。ブロックチェーン上で稼働することによる最高水準のセキュリティがメリット。代表例として、EtherDeltaやOpenledgerなどが挙げられる。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

いよいよ、DEXにまで規制当局の手が及んできましたね。
今後、「有価証券」の性質が疑われる仮想通貨を扱いながらも、SECの許可を受けていない取引所の立場はますます厳しくなるでしょう。
ただし、広い視点で見れば直ちに仮想通貨業界へダメージがあるわけではなさそう。
規制の厳しくない国で取引所を設立し、集客することなどは依然として可能です。
多くの海外取引所が、金融庁「仮想通貨交換業者」に登録せず、日本人に取引サービスを提供しているのと同じですね。
とはいえ、SECの「そろそろ本気出すか……」というメッセージとも取れるので、次の展開に注目しておく必要はあるでしょう!
明日のビットコイン相場
現在72万円のラインで下げ止まってます。
このラインは11月5日と6日にしばらく推移した価格帯なので、明日以降は一旦ここのラインで下げ止まりジワジワと上昇してくるのではないかと思います。
ですが現在、下落に対してあまり買いが入っておらず反発が弱いです。
なのでこれから上昇しても大きなものは見込めず、かなり緩やかなものとなりそうです。
シナリオとしては、上昇しても72万8千円付近で上げ止まり、三尊天井の様な形を作り再度下落に転じてくる予想です。
三尊天井
中央が高い3つの山のような形を描くチャートパターン。三尊天井が現れた時は強いトレンド転換のサインで、そこから大きく下落してく可能性が高い。
本日のまとめ
- ①与沢翼氏、リップル(XRP)保有数を約2億6000万円相当と暴露
- ②米国中間選挙が終了!「好材料」「悪材料」のどっち?
- ③仮想通貨推進派、藤巻健史議員がメディアに語った仮想通貨の未来
- ④有名DEXのイーサデルタ(EtherDelta)、規制当局SECに起訴される
- ⑤明日はビットコイン上昇!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
与沢翼氏といえば、「派手な生活をしている怪しい人」というイメージを持っている方も多いですよね。
しかし昨年の仮想通貨バブル期、XRPを高値付近の300円で売り抜けるなど、冷静かつクレバーな面もあります。
個人的に、与沢氏の残高に感心はないですが、、、注目したいのは、与沢翼氏もかつて仮想通貨否定派だったこと。
仮想通貨は株式と異なり「配当がない」「価値の裏付けとなるものがない」と主張していました。
しかし仮想通貨を研究していくうちに、将来性を確信するようになったと言います。
与沢翼氏に限らず今後、多くの投資家が同じ道をたどり、仮想通貨になだれ込んでくることになるでしょう。
すると、僕たちの先行優位が大きくなってきます。
仮想通貨はこれからが一番面白いですよ!