ビットコイン、エルサルバドル採用も日本政府は「外国通貨ではない」

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は下落!

本日、ビットコインは360万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落。

時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が5%以上の下落となっていますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

ビットコイン、エルサルバドル採用も日本政府は「外国通貨ではない」

2021年6月、エルサルバドル共和国はビットコインを「法定通貨」に採用しました。

これを受けて、日本政府がビットコインを資金決済法上で定義される「外国通貨」ではなく、暗号資産であると解釈したことが、新たに判明しています。

法律上の「外国通貨」は、ある国で決済手段として受け入れることが義務づけられる「強制通用」がある通貨のことを指します。

エルサルバドルのビットコイン法7条では、ビットコインの「強制通用」を認めていますが、例外的に、

明らかな事実として、ビットコインでの取引を可能にする技術にアクセスできない人々は、この法律の第7条で表明された義務から除外される(12条)

ともされており、日本政府はビットコインに強制通用力がないと解釈した可能性があります。

阿部悠人の考察(重要度★★)

残念なニュースではありますが、逆に言えば今後、強制通用力が認められればビットコインは「外国通貨」になるかもしれないということ。

上記のようなニュースが話題になること自体、ビットコインの「法定通貨」としての可能性を裏付けるものといえますね!

それでは、本日の主要ニュースをみていきましょう。

  • ドイツの「機関投資家」向けスペシャルファンドで仮想通貨投資が可能に
  • 有名投資家ジョージ・ソロス氏のファンドがビットコイン取引した可能性が報じられる
  • NFT分野で、コインチェックがサッカーゲーム「Sorare」と連携
  • バイナンスが新たにシンガポールとケイマン諸島から警告を受ける

世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが各国の政府から警告を受けています。

これも、直近のビットコイン価格が冴えない要因のひとつとなっています。

本日のまとめ

  • 日本政府はビットコインを「外国通貨」ではなく、暗号資産であると解釈。ビットコインに「強制通用力」がないと判断したか

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!