こんにちは、阿部悠人です。
今回は、BINANCEにおけるチャート分析方法やテクニカル指標の出し方について詳しくご紹介していきたいと思います。
BINANCEのチャートの種類
まずBINANCEには「Basic」と「Advanced」という2種類のトレードシステムがあります。
Bacsicは非常にシンプルな作りで初心者の方でも馴染みやすいデザインになっています。
ですがその分最低限の機能しかないので、しっかりとテクニカル分析を行いたい人にとっては多少物足りなさを感じてしまうでしょう。
対して「Advanced」は「TradeView」という海外のFX業者のトレードシステムを活用しているため非常に高機能です。
ですのでお勧めはもちろん「Advanced」です。
こちらの記事ではBINANCEにおける「Advanced」の使い方についてご紹介していきます。
トレードページ
まず最初にBINANCEトップページの左上にある「Exchange」をクリックした後に「Advanced」を選択します。
銘柄選択
画面左上の欄から銘柄を選択することができます。
銘柄の欄には「○○/△△」という表示があると思いますが、これは「△△建ての○○市場」という意味です。
例えば「BTC/USDT」であれば、USDT建てのBTC市場という意味になります。
BINANCEには「BTC建て」「ETH建て」「USDT建て」「BNB建て」の4種類のマーケットがあります。
どのマーケットであってもAdvancedのチャートで取引することが可能です。
ちなみに銘柄の横にある★マークにチェックを入れると「Favorite」にお気に入りとして追加することができます。
買い板、売り板
チャートの右側に表示されているのが取引板になります。
真ん中に大きめに表示されているのが「現在価格」で、その上が「売り板」、その下が「買い板」です。
そして一番右側にあるのが直近で成立した取引の履歴です。
このように買い板と売り板のすり合わせによって現在の価格が決定するのです。
注文欄
BINANCEでは「Limit」「Market」「Stop Limit」の3つの注文方法を選択することができます。
一つずつ説明していきます。
●LIMIT=指値注文
Limit(指値注文)は自分の注文したい値段で注文を入れることができる方法です。
例えばビットコインが100万円の時に95万円で指値買い注文を出したとすると、価格が95万円まで下がれば自動的に注文が通ります。
なのでなるべく安く買いたい、高く売りたい時にはこの指値注文を活用しましょう。
●Market=成行注文
Market(成り行き注文)は現在価格ですぐに注文を出す方法になります。
指値注文のように自分の決めた価格で注文を出すことはできませんが、今すぐに購入、売却を行う事が可能です。
●Stop Limit=特殊注文
StopLimit(特殊注文)は一定の条件を満たしたときに発動される注文方法です。
「Stop」の欄に記入した価格まで現在の価格が追い付いたときに、予め設定した値段と購入/売却量で注文が通ります。
「Stop Limit」は主に損切りする際に有効な注文方法です。
想定したシナリオが崩れた時の保険のために、Stop Limitを入れておけば損失を最小限に食い止めることができます。
インジケーターの出し方
まず最初にチャート右上の欄からバージョンを「Original」から「Trading View」に変更しましょう。
そうすることで「TradView」のチャートで取引が可能となります。
左側に縦一列に並んでいるのはツールパネルです。
ツールパネルでは「トレンドライン」「フィボナッチライン」「ハーモニックパターン」「記号」「文字」「お絵描き」など、様々なツールを使用することができます。
それぞれラインの太さや色、線の種類なども選択可能です。
一番下のゴミ箱のマークをクリックするとすべてのラインや記号を消すことができます。
そしてチャートの上にある「indicaters」をクリックするとインジケーターを表示することができます。
インジケーターは主要なものからマイナーなものまで、非常に沢山の数が用意されているので表示させたいインジケーターが無くて困るといったことはないでしょう。
インジケーターもそれぞれ色や線の太さなど細かくカスタマイズが可能になっています。
ちなみに私がお勧めするインジケーターはこちらです。
初心者必見|おすすめのチャート分析インジケーターを3つ紹介!【厳選】
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したツールやインジケーターを使いこなすことができれば投資の幅がぐんと広がることでしょう。
ぜひ参考にしてみて下さい。