「Bitcoin Vault(ビットコインボルト/BTCV)ってどんな仮想通貨なのだろう?」
「少し怪しそうだけど購入しても大丈夫かな」
と迷っていませんか?
ビットコインボルトは、投資案件「マイニングシティ」に関連した仮想通貨として有名です。
しかし厳密には、「ビットコインボルト(仮想通貨)」と「マイニングシティ(投資案件)」は別物。
そこでこの記事では、両者を区別しつつ、ビットコインボルトについて重点的に紹介していきます。
- 仮想通貨ビットコインボルトとは?
- 仮想通貨ビットコインボルトの将来性
- ビットコインボルトの買い方・入手方法
について詳しく解説していきます。
仮想通貨Bitcoin Vault(ビットコインボルト/BTCV)とは?
Bitcoin Vault(ビットコインボルト/BTCV)は、ゴールド(金)のような価値保全の手段となることを目指している仮想通貨です。
ゴールドは価値保全の手段として高く評価されており、昨今では、新型コロナウイルスなどの影響で価格が高騰しています。
一方で、ビットコインもゴールドのような価値保全の手段として評価されつつあります。
しかし本来、ビットコインは決済(支払い)のために開発された仮想通貨。
価値保全を主な目的とはしていません。
ビットコインボルトはそうした現状をふまえ、「決済ではなく価値の保全のためのビットコイン」を作り上げることを目指しています。
ビットコインボルトは、公式サイトでそのことを以下のように解説しています。
このシステム(ビットコインボルト)は、コーヒーの代金を支払うためのものというよりも、完全な安心感を持って生涯のための貯蓄をすることに重点を置いている
では、「決済目的」と「価値保全」の仮想通貨では、具体的に何が違うのでしょうか?
ビットコインボルトは、ビットコインと比較し以下のような特徴があります。
- 取引承認時間を10分→24時間に延長
- 取引の「取り消し機能」を実装
- 即時取引機能(インスタント・トランザクション)を実装
まず、ビットコインは取引承認時間が10分となっています。
これは送金が正しく処理されるまでに10分程度を要することを意味しています。
ビットコインボルトではこの承認時間を24時間に延長してあり、一見すると「取引スピードを遅くするスペックダウン」のようですが、ビットコインボルトはビットコインとは異なり、価値貯蔵を目的としています。
そのため、むしろ取引時間を延長することで、ブロックチェーンの性質上「セキュリティUP」のメリットを享受できます。
また、ビットコインでは一旦送金すると、例外なく送金を取り消しすることはできません。
しかし、ビットコインボルトでは24時間まで取引の取り消し機能が実装されています。
これによってまとまった資産をビットコインボルト上で貯金しても、一瞬の送金ミスによって全てを失うリスクがなくなります。
加えて、急いでいる際は臨時で承認速度を10分に短縮に短縮することができるため、一定の利便性も確保しています。
基本的にはビットコインの性質を踏襲
ビットコインボルトは「ビットコイン」の名を冠しているように、多くの部分でビットコインの性質を踏襲しています。
- 総発行枚数が2,100万枚
- プルーフ・オブ・ワーク(PoW)アルゴリズムを採用
ビットコインの仕組みを採用しつつ、より「価値保全の手段」として最適化された仮想通貨だと言えるでしょう。
Bitcoin Vault(ビットコインボルト/BTCV)の今後の将来性は?
それでは、ビットコインボルトの将来性をどのように考えればいいのでしょうか?
ポイントは「怪しい」というイメージを払しょくできるかどうかでしょう。
ビットコインボルトは怪しいのか?
ビットコインボルトに「怪しい」というイメージお持ちの方も多いでしょう。
しかしこれは、後述するように「マイニングシティ」という仮想通貨投資案件の影響が大きいと考えられます。
また、単純な投資ではなく紹介活動のみで大きな収入を得られるため、誇大広告や強引な勧誘をする人も中にはおり、そうしたことが悪印象を与えてます。
しかし、ビットコインボルト自体は、上記のように「価値保存の手段に徹する」という思想であり、そのコンセプトそのものは堅実です。
また、「ビットコインが高騰している理由」に着目している点で、センスも感じられます。
たとえば、ビットコインは本来、決済手段として設計されました。
一方で現状、多くの店舗でビットコイン決済はまだ導入されていません。
それでもビットコインが時価総額1位(2020年9月現在)を維持できているのは、
- 法定通貨(米ドルや日本円など)などの法定通貨の下落から資産を逃避させたい投資家からの支持
- 発行上限が2,100万枚に限定されているため、無限に刷れるマネーと異なり、希少価値から値上がりが見込める
という、ゴールドにも似た価値保存の手段としてのニーズからです。
※一番初めに出来た仮想通貨としてのブランドがあることも大きな要因です。
これについてビットコインボルトは公式サイトで、
ビットコインが交換媒体として優れているのか、それとも実際には価値の貯蔵手段として優れているのか
と問いかけています。
ビットコインボルトは後者であることを見抜き、それをBTCVの通貨機能に反映しています。
ビットコインボルトと関係の深いマイニングシティとは?
ビットコインボルトに関連した仮想通貨案件として、マイニングシティがあります。
マイニングシティは世界最大級の「クラウドマイニングサービス」のプロジェクト。
投資家は、マイニングシティに投資することで、マイニング報酬とMLM(マルチ商法)による紹介報酬を受け取ることができます。
マイニングシティの特徴は、以下の通り。
- 電気代が世界で4番目に安いカザフスタンでマイニングできる
- 水力発電でマイニングしているのでエコ
- 電力供給量は600MWと膨大(MINEBESTグループから電⼒供給)
- 大手マイニング機械メーカーからマシンを最安値で仕入れてコストダウン
なるべく早くマイニングシティに参加し、新たなユーザーを多く紹介することで、投資家は報酬をUPさせることができる仕組みです。
マイニングシティは通常のビットコイン(BTC)に加え、「プロジェクトX」という投資案件でビットコインボルト(BTCV)をマイニングすることもできます。
このことから、「ビットコインボルト=マイニングシティ」と認識されるようになり、(マイニングシティがマルチレベルマーケティングを利用しているため)ビットコインボルトも「怪しい」というイメージが先行しました。
ただ、マイニングシティが高い知名度を獲得したことで、解説サイトやSNS上でビットコインボルトの名をよく聞くようになったのも事実。
知名度の高さは武器です。
ビットコインボルトは時価総額の割に「実は気になっている」という投資家も多いので、何らかの材料でブームが発生した場合、上昇余地もあるでしょう。
上場後数倍以上に上昇し、現在は暴落を経て調整期間に入っております。
一度熱が冷めたため、売りたいという人が殺到しているのも現実。
上昇にはやはり大きなインパクトのあるニュースや時間を要すると考えております。
「ビットコイン」を冠しているがBTCとは無関係
また念のため注意喚起しておくと、ビットコインボルトは「ビットコイン」を冠しているものの、時価総額1位のビットコインとは全く関係ありません。
「紛らわしい名称により投資初心者に安心感を与えようとしている」として、この点については投資家から非難もあります。
投資を検討する場合は、ビットコインとは別のコインとして再評価する必要があります。
Bitcoin Vault(ビットコインボルト/BTCV)の購入方法
ビットコインボルトは「マイニングシティ」でマイニングして獲得することができますが、一般的には取引所での購入がオススメ。
海外取引所Liquidで購入することができます。