「CryptoMall(クリプトモール/XMALL)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「仮想通貨で買い物ができるショッピングモールの独自トークンらしいけど、将来性はどうなの?」
と気になっていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説。
さっそく、詳しくみてみましょう。
CryptoMall(クリプトモール)とは
CryptoMallは、仮想通貨のみで買い物ができる「暗号資産ショッピングモール」のプロジェクト。
モールでは、高価格帯商品(高級時計・中古車・不動産など)を中心に、商品総数100万点以上、商品総額1兆円以上を取りそろえています。
また、ブロックチェーンを活用することで偽造が不可能となり、「本物のみ」(コピー品を排除した)ラインナップとしていることも特徴です。
2019年10月には、海外取引所のBCEX(ビーシーイーエックス)取引所にてIEO(Initial Exchange Offering/取引内でのトークン販売)を行い、発売開始18分でXMALLは完売しました。
なお、CryptoMallでは、売り上げの1%を全世界の社会貢献団体へ寄付しています。
CryptoMallはショッピングモールのほか、
- cryptomall mining(クリプトモールマイニング)
- ブロックチェーン技術とマイクロチップを融合した次世代の鑑定証明
- cryptomall exchange(クリプトモールエクスチェンジ)
という関連テクノロジーやプロダクトがあるため、簡単に解説します。
cryptomall mining(クリプトモールマイニング)
2020年1月21日に発表された、CryptoMallのマイニングサービスです。
通常のマイニングと同じく、コンピュータの計算能力と電気代を投入することで、ビットコインなどを採掘することができます。
加えてcryptomall miningでは、マイニングで発生してしまう「熱量」を電力会社へ売却する世界初の仕組みによって、非常に高い利益率を実現できるとしています。
また、cryptomall miningはエストニア共和国で展開されていますが、これは電気代が安かったり寒冷な気候がマイニングに向いていたりするためです。
次世代の鑑定証明
CryptoMallが特許を取得している、鑑定証明です。
ブロックチェーン技術×マイクロチップを組み合わせることで、ある商品が「本物」か「偽物」かを証明することができます。
CryptoMallは本物だけを扱うショッピングモールなので、この特許は重要です。
cryptomall exchange(クリプトモールエクスチェンジ)
CryptoMallが手がける仮想通貨取引所です。
世界最大の仮想通貨取引所Binance Holdings Limited(バイナンス)と提携し技術を導入しながら開発が進められています。
CryptoMallの将来性は?
それでは、CryptoMallの将来性についてどう考えればいいでしょうか?
偽物を排除したショッピングモールは需要大?
そもそも世界には、偽物があふれています。
僕はタイに住んでいるのですが、SUPREMEやルイヴィトンといったブランド品を模倣した「偽物」がそこらじゅうで売られています。
日本だとあり得ないですが、海外だとこれが普通です。
ブランド側も取り締まりたいとは当然思っていますが、国の法律などが絡み、結果的には完全には偽物を排除できていません。
CryptoMallでは、ブロックチェーンを使って偽物を排除し、本物のみを取り扱っています。
ただ「仮想通貨で買い物できる」だけではなく、付加価値を付けることに成功しており、その付加価値もニーズが高いため、期待できますね。
商品数が豊富
商品の取り扱い数が多くないと、利用者は増えません。
たとえば、Amazonが本だけしか取り扱っていなければ、現在のような成功はなかったでしょう。
仮想通貨で買いものができる店舗やオンラインショップはいくつかあります。
中でもCryptoMallは仮想通貨のECサイトとして商品数が最大級となっていることが強みです。
非常に高いセキュリティ
仮想通貨業界では、ハッキングが非常に多いです。
過去には、コインチェック、ザイフ、ビットポイントなど軒並みハッキングされています。
CryptoMallでは、30分ごとにウォレットアドレスを更新し、セキュリティ性能を高めているのも地味ながら評価できるポイントでしょう。
「仮想通貨×高級品販売」組み合わせは良好
サイトをのぞいてみるとわかりますが、CryptoMallでは高価格帯商品が多く取りそろえられています。
仮想通貨決済は、実は、高価格帯商品で使われやすい傾向があるんですね。
そこをしっかりおさえているので、「仮想通貨×高級品のショッピングモール」という組み合わせのCryptoMallは大きく伸びる可能性があります。
今後の課題は独自トークンへの価値の付加
CryptoMallは「取引所」を立ち上げるなど、事業を多角化していますが、なんといっても、メインの事業はショッピングモール(CryptoMall)でしょう。
しかし、意外に感じるかもしれませんが、CryptoMallでは、
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- オーケーイーエックストークン(OKB)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- バイナンストークン(BNB)
- ネム(XEM)
の7種類の仮想通貨で買い物をすることができます。
CryptoMallの独自トークンのXMALLは対応していないんですね。
これでは、トークンの「使い道」が弱く、価格も上昇しにくくなります。
将来的にはCryptoMallでの採用も当然目指していることと思いますが、なるべく早い段階で、XMALLに重要な用途を与えることが課題だといえるでしょう。
CryptoMallの買い方
CryptoMallは国内取引所では購入できません。
海外取引所のWBF Exchangeで買うことができます。