「仮想通貨トゥルーライフコインってどんな通貨なの?」
「Web上では詐欺って言われているけど実際はどうなんだろう?」
「今後の展開はどうなるのかな?」
仮想通貨TLC(トゥルーライフコイン)について、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
公式サイトによるとTLCは「国境に関係なく瞬時に取引を行うことができる次世代の電子通貨」ということになっています。
本記事では仮想通貨TLC(トゥルーライフコイン)の以下の点について解説します。
- 仮想通貨TLCの概要や特徴
- 仮想通貨TLCは詐欺?
- 仮想通貨TLCの上場場所や今後の展開
- 仮想通貨TLCの最新ニュース
TLC(トゥルーライフコイン)とは?

TLC(トゥルーライフコイン)の概要
通貨名 | TLC(トゥルーライフコイン) |
ティッカーシンボル | TLC |
発行元企業 | クラブスパークル |
ブロックチェーン | TLCブロックチェーン |
総発行枚数 | 20億枚 |
TLC(トゥルーライフコイン)は第二のビットコイン?
公式サイトによるとトゥルーライフコイン(以下TLC)は
- 新しいタイプのデジタル通貨であり暗号通貨で次世代のビットコインとなりうる電子通貨である
- 大きく飛躍することが期待されている暗号通貨である
- 将来的にはビットコインが使える全ての場所でTLCを使用できるようにする予定である
ということになっているのですが、現時点ではこれ以上の情報は判明していません。
というのもTLCにはホワイトペーパーが存在しない為
「どんな技術の仮想通貨なのか?」
「どうやって利益を得るプロジェクトなのか?」
「次世代のビットコインと言われる根拠は?」
といった重要な点が一切外部に公表されておらず、誰も説明できないのが現状となっています。
ホワイトペーパーとは、その仮想通貨を知ってもらうための説明書です。
プロジェクトの概要、どんな技術が用いられているか、どのような使い道をするのかなどが主に記載されます。
TLC(トゥルーライフコイン)は詐欺?

TLCが詐欺だと言われる理由
TwitterやYahoo知恵袋、ブログ記事でTLCについて調べると、多くの方が
「仮想通貨TLCは詐欺だ」
「買った後に騙されたことに気づいた」
と述べていますが、なぜTLCは詐欺だと言われているのでしょうか?
TLCが詐欺だと言われる一番の要因はやはり「上場するする詐欺」でしょう。
TLCが発表された当初、TLCを購入したという投資家達はブログやTwitter上でこぞって
「TLCは上場間近である」「今買わなければ絶対に損をする」
とTLCの購入を煽っていました。
この「TLC上場」は2016年頃から言われていたようですが、その後の発表も全てガセで2020年10月現在も上場したという情報はありません。
「上場すれば儲かる」と言われて買ったにも関わらず、4年以上も上場しないのでは詐欺と言われてしまうのも納得です。
TLCはネズミ講スレスレの危険な案件?
TLCには、TLCもしくはスパークルの商品を他者に紹介すると55%の紹介報酬が貰えるという制度があるようです。
この制度についてWeb上では「マルチ商法だ」「ネズミ講だ」と言われていますが、TLCがこのマルチ商法とネズミ講のどちらに該当するのかはかなりグレーな所です。
そもそもの前提として皆様はマルチ商法とネズミ講の違いをご存知でしょうか?
よく同意義の言葉として勘違いされがちですが、マルチ商法は実際の商品を販売して得られる利益と、他の会員を勧誘した際のキャッシュバックの2つを収益とするビジネス形態のことで、色々と制限はありますが一応合法です。
それに対してネズミ講は商品を扱わず「儲かる話がある」と他者を勧誘、高額な会員費を支払わせその会費の一部が自分に、残りが上位のメンバーに入るというビジネス形態のことで完全に違法です。
この2つの大きな違いは実際の商品を扱っているか否かという点でしょう。
TLCのこの紹介制度は一応「マルチ商法」ということになっていますが、上記のように上場する保証も無い仮想通貨を「絶対に儲かる」と勧誘する行為はどう考えても違法ですし、悪質な案件であると言わざるを得ません。
TLCの上場場所や今後の展開

前述したように仮想通貨TLCは上場予定を発表した2016年から4年経った現在もどこかに上場したという情報はありません。
今後本当に上場するのかという問題ですが、TLCの運営元が今後の予定などを一切発表していないことから上場は絶望的であると言わざるを得ないでしょう。
TLCの最新情報・ニュース

仮想通貨TLCが2021年3月までの上場するとの公式発表があったようです。
ただし2016年以降の上場はことごとく延期になっていた事から今回の件もあまり期待し過ぎない方が良さそうです。