「Z502トークンってどんな仮想通貨?」
「Z502トークンを買いたいけど将来性はどう?」
と思っていませんか?
この記事では、仮想通貨Z502トークン(502 Bad Gateway Token)について、その特徴や将来性などをお伝えしていきます。
上記について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
Z502トークン(502 Bad Gateway Token)とは?
Z502トークン(502 Bad Gateway Token)とは、日本人が開発した国産トークンです。
取引所でサーバーダウンなどのエラーが発生されるとZ502トークンをエアドロップ(無料配布)するという、非常にユニークなやり方をしてます。
過去には価格が60倍に高騰したり、時価総額1兆円を達成するなど、大きな注目を集めました。
サーバーダウン表示が由来の仮想通貨
Z502トークンが生まれたのは、仮想通貨取引所で頻繁に起こるサーバーダウンが要因です。
その取引所とは、いまでは有名になったZaif(ザイフ)。
Z502トークンの発行当時はZaifで頻繁なサーバーダウンが起こっており、サーバーダウン時に表示される「502エラー」にちなんで「Z502」という名称が決定しました。
その名称の通り、取引所でサーバーダウンやハッキングなどの不祥事が起こるたび、Z502トークンがエアドロップされます。
純国産コインかつ上記のようなユニークな施策が話題を呼び、一時期は注目を集めました。
Z502トークンの開発者は「502おじさん」と呼ばれる
Z502トークンを開発した人は、通称「502おじさん」として親しまれています。
一時期はCoinExchange(コインエクスチェンジ)へ上場を果たしたり、Z502腕時計の開発を進めるなど仮想通貨界隈でも盛り上がりを見せました。
また、502おじさんはトレーダーとしての顔も併せ持ちます。
トレーディング活動だけで月に1,000万円を稼ぐともいわれ、彼が注目するオントロジー(ONT)やNEM(XEM)といった仮想通貨にも同時に上がるのでは?と話題になってます。
Z502とD502との関係性
D502とは、Z502トークンがDeFi市場に参入する際のプロジェクト名です。
Z502は、2020年10月5日にDeFi市場に参入することを発表しており、「D502プロジェクト」と冠してステーキングユーザーが30%以上のAPR(1年間に受け取れる利息、年利)を確保したり、ERC20以外のトークンもサポートするなどの目標を示しています。
従来のDeFi市場はイーサリアムベースのトークンが主流だったため、ERC20 以外のトークン、たとえばEOSやTRONなどを保有するトレーダーにとって朗報になる可能性が高いといえるでしょう。
Z502トークンの将来性
次に、Z502トークンの将来性について検証していきます。
取引所の度重なる不祥事で通貨価値暴落
イギリスの大手取引所CoinExchangeや韓国の取引所Oasis Exchangeへの上場を果たした当時は、60倍に高騰した通貨価値や時価総額1兆円超えなどで話題になったZ502トークン。
しかし、2020年9月下旬から現在11月14日にかけて、通貨価値は約0.004円と低迷しています。
人気が急落した理由は、Z502トークンに関連した度重なる取引所の不祥事です。
たとえば、過去に上場していたDOBI Exchangeという取引所が30億枚以上のZ502トークンを持ち逃げしたほか、CoinbitがZ502トークンの出来高99%を水増しし家宅捜索を受けるなど、悪いニュースが続きました。
その結果、Z502トークンに対しても悪いイメージが付き、価格は暴落の一途をたどっています。
Z502トークンの将来性は不透明
Z502がDeFi市場への参入を発表したのは、2020年10月。
D502プロジェクトの始動によってZ502トークンの価格上昇にも期待が集まり、当時の取引総額(24時間辺り)は約10万円から360万円近くまで高まりました。
しかし、話題が過ぎ去ると取引量が激減し、現在は30万円近くの取引総額で推移しています。
過去に話題を集めたモナコイン(MONA)と同様(現在のモナコインは最盛期の10分の1以下の価格に低迷)、日本製や話題性が高いだけでは長期的な存続は難しいことが分かります。
Z502トークンの上場先・購入できる取引所
過去にZ502トークンは、大手取引所CoinExchangeへ上場を果たして注目を集めましたが、残念ながら2020年10月2日に財政難を理由として同取引所は閉鎖しました。
そのため、現在Z502トークンが購入できる取引所は以下のようになります。
Coinbit(コインビット)
Coinbitとは、韓国で設立された仮想通貨取引所です。
現在の取引総額(24時間辺り)は約12億円で世界44位となっており、Z502トークンを取引できる最大の取引所といえます。
早い段階で多数の草コインが上場され、Android向けの専用アプリをリリースしているため、外出先から珍しい仮想通貨取引を行いたい方に向いています。
ただ、いまのところ日本語に対応していない点が残念です。
ANGOO FinTech(アンゴーフィンテック)
ANGOO FinTechとは、東証2部に上場しているマーチャント・バンカーズ株式会社が設立した仮想通貨取引所です。
2020年2月にサービスを開始したばかりのため、まだ知らない方も多いでしょう。
マーチャント・バンカーズは取引所開設以前からZ502と提携関係にあったため、その後スムーズに上場を果たしました。