こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは今日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは104万円台で推移しており、ここ24時間で約2%下落。
時価総額トップ10では、EOS(イオス)が約4%上昇の独歩高となっていますね。
またイーサリアムについては、大手仮想通貨ファンドGrayscaleによる「爆買い」が判明しているため、後述します。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①一体なぜ?黒人男性拘束死で「ビットコイン掲げた抗議活動」の動き
米ミネアポリスで、黒人男性ジョージ・フロイド氏が白人警察官に暴行死させられた事件で、BTCを利用して「平和的な抗議活動」が行われています。
「本当の敵は経済的格差」だとして、#BTC が、伝統金融システムから締め出されている黒人の象徴とみなされているようです。https://t.co/dH18VC0pA2
— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) June 6, 2020
仮想通貨ビットコインを利用して、「抗議活動」を行おうという動きが広がっています。
これはアメリカのミネアポリスで、黒人男性ジョージ・フロイド氏が白人警察官に暴行死させられた事件を受けたもの。
現場では抗議活動の際にビットコインの看板が掲げられるなどしています。
Bitcoin and Black America becoming apart of the protest is so dope 🔥🔥 pic.twitter.com/mCfQ58cTPC
— Bitcoin and Black America (@bitcoinzay) May 31, 2020
アフリカ系アメリカ人は仮想通貨を使って金融分野で自立すべき、と訴えている書籍『ビットコイン&ブラックアメリカ』の著者であるイザヤ・ジャクソン氏は、このビットコインを使った抗議活動を支持。
「私たちが通常できる最も平和的な抗議は、定期的にビットコインを購入することだ。」
と述べています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
本日のまとめ
- アメリカの黒人男性死亡事件を受けて、ビットコインを利用した「抗議活動」の動き。事件は悲惨なものだったが、BTCの社会的価値の向上につながるか
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
「なぜビットコインなの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?
そもそも、黒人と白人が対立してしまう要因のひとつに「経済的格差」があります。
黒人層は、伝統金融システムから締め出されているケースが多いんですね。
そこで抗議活動では、「黒人は、白人が中心の経済システムから脱却するぞ!」というメッセージが一部あり、そのシンボルとしてビットコインが使われているようなのです。
事件そのものは、とても悲惨なものでした。
しかしあくまでビットコインだけに焦点を当てるとしたら、こうした動きはBTCの社会的価値の向上、結果的には価格上昇も期待できるでしょう。
ビットコインがあれば銀行口座を持たなくてもお金がやり取りできるので、「金融システムが未発達なアフリカとビットコインは相性がいい」との指摘もあります。
そうした仮想通貨のメリットがアメリカでも注目されるきっかけになるといいですね!
さて、本日の主要ニュースはこちら。
なお、BTCの超大手ファンドとして知られるGrayscale(グレースケール)が、イーサリアムの運用金額も急速に拡大させています。
イーサリアムの投資ファンド「ETHE」は、最新の報告で3億4000ドルまで拡大していますね。
また3億4000ドルのうち、1億1000ドル(約120億円)は2020年に購入されたものであることもわかっています。
Grayscaleの仮想通貨ファンドの主な顧客は機関投資家。
次期大型アップデート「イーサリアム2.0」による上昇を見越して、機関投資家もイーサリアムの保有比率を高めているのでしょう。