こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは今日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは101万円台で推移しており、ここ24時間で約2%下落。
時価総額トップ10でも多くの通貨がわずかに下落していますね。
時価総額10位のテゾス(XTZ)では、スイスの大手仮想通貨企業がXTZのカストディサービスを提供すると発表しています(後述)。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコインに投資する機関投資家は1年前より○%急増!?グレイスケールのデータで明らかに
グレイスケールは、#仮想通貨 ファンド運用額が38億ドル(4100億円)に到達したと発表!
1年前と比較して80%の成長ですね。
グレイスケールは機関投資家が主な顧客なので、機関投資家が仮想通貨に強気な証拠と言えます。
なお赤枠内をみると、やはり #BTC の割合が圧倒的に高く、アルトはまだまだ💡 pic.twitter.com/clVz2f2wlK
— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) May 21, 2020
機関投資家がビットコインへのアプローチをますます強めています。
機関投資家を主な顧客としている仮想通貨投資信託企業グレイスケールは、自社の仮想通貨ファンド運用額が38億ドル(4100億円)に到達したとツイート。
1年前と比較して80%の成長となりました。
赤枠内が38億ドルの内訳であり、ビットコインに投資できる投資信託「GBTC」でその大半となる約33.77億ドルを占めています。
その他グレイスケールでは、イーサリアムやイーサリアムクラシック、リップルなどに投資するファンドも提供しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
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本日のまとめ
- グレイスケールの仮想通貨ファンド運用額は38億ドル(4100億円)に到達しており、1年前と比較して80%の成長。ビットコインの機関投資家からのニーズ増大を示している
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
グレイスケールの投資信託は、ハッキングリスクを恐れる機関投資家が「BTC現物を直接買うのは心配だな」というときによく選ばれます。
つまりファンド運用額の増加は、そのまま「機関投資家からのニーズ増大」を示していますね!
先日には、クレジットカードで有名なVISAのAlfred Kelly氏が、ビットコインは決済などであまり使われていないのに多くの人が保有していることから、通貨というよりも「コモディティ(商品)に近い」と述べています。
ビットコインはこれから金と似た「デジタルゴールド」的な側面が評価され、金と同じくコモディティのひとつとして機関投資家に広く選ばれるようになるでしょう。
そうなればもちろん、上昇が期待できますね!
さて、本日の主要ニュースはこちら。
なお、スイスの大手仮想通貨カストディ企業「Bitcoin Suisse」が時価総額10位のテゾス(XTZ)のカストディに対応したことが分かりました。
仮想通貨カストディとは:
仮想通貨を安全に保管するサービスのこと。信頼性の高いカストディの増加は、機関投資家の仮想通貨参入および価格上昇に繋がると考えられる。
出典:Bitcoin Suisse
またBitcoin Suisseは、テゾスを預けることで利息収入を得られる「ステーキング」にも対応していて、新たに大手会計企業PwCによる監査認定を経たことでセキュリティ能力もUPしました。
上図のようにステーキングの運用した場合の年利は5.6%ですね!(2020年5月21日時点)
「カストディ+ステーキング」は機関投資家が好む組み合わせなので、今後は、テゾスへの大口の資金流入も期待できるでしょう。