【暴落】BTCは-11%、ETHは-19%、取引所FTX「取付騒ぎ」パニック売り発生

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は暴落!

本日、ビットコインは250万円台で推移しており、ここ24時間で約11%の急落。

時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が約20%の暴落となっています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

【暴落】BTCは-11%、ETHは-19%、取引所FTX「取付騒ぎ」パニック売り発生

本日の仮想通貨市場は全面安であるだけでなく、イーサリアム(ETH)が約20%下落するなど、まれに見る下落幅となっています。

その背景には、先日のブログ記事でも紹介したように、大手取引所FTXの姉妹企業アラメダ・リサーチの貸借対照表に疑惑が向けられたことにあります。

同社は、資産146億ドル、負債80億ドルと債務超過ではないものの、資産の多くを(ほぼ自社といってよい)姉妹企業FTXの独自トークンFTTに頼っていることがリークされました。

これを受け世界最大の取引所バイナンスCEOのCZ氏が「全FTTの売却」方針をツイートすると、FTXからの出金が相次ぎ、「取付騒ぎ」が発生。

FTTトークンが前日比90%まで急落するとともに、ビットコインやイーサリアムなども大きく売られました。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

上記を受けて、FTXは現在「出金停止」の措置を取っています(国内取引所「NFT Japan」を含む)。

FTXは、業界でバイナンスに並ぶ二大巨頭、もしくは米Coinbaseに次ぐ業界3位に数えられます。

出金停止が解除されるまで、厳しい相場となりそうです。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 野村のVC「Laser Digital」が2023年に「仮想通貨取引」提供へ
  • 米中央銀行「仮想通貨は潜在的リスクのトップ10から脱出した」と報告
  • 億万長者FTXのフリードCEO、FTT急落で個人資産は1日で94%減
  • バイナンスCEOが窮地のFTX買収の基本合意書に署名

バイナンスのCZ氏が市場の混乱を収束させるため、FTXの買収を合意しました。

しかしこの合意には、厳密な法的拘束力はないため、今後本当に買収が実行されるかが注目ポイントになるでしょう。

買収が濃厚になれば、市場は落ち着きを取り戻す可能性は高いと言えます。

本日のまとめ

  • イーサリアム(ETH)が約20%下落するなど、本日の仮想通貨市場は全面安。大手取引所FTXの姉妹企業アラメダ・リサーチの貸借対照表に疑惑で、FTTトークンが前日比90%まで急落などパニック売りが発生している

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!