こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは62万円台で推移しており、ここ24時間で約4%上昇。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が数パーセントのプラスとなっています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でABBC Coin (ABBC)が約13%上昇。
仮想通貨分析会社Lunar Digital Assetsとの戦略的提携が発表され、上昇に繋がっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①2017年バブル超え!!ビットコイン送金数(トランザクション数)
ビットコインの日間トランザクション数が「2017年バブル期超え」https://t.co/rzIY5cxvyN
ビットコインの日間トランザクション数が最高値を記録した。仮想通貨市場のバブル期にあった2017年12月と比較して取引手数料は大幅に減少。業界を取り巻く動きが実利用に変化したことが要因か。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月2日
ビットコインのトランザクション数が、価格のピーク時(2017年12月)と同等水準まで高まっていることが分かりました。
トランザクションとは、ビットコインの1回の「送金」を指します。
2017年12月時点のトランザクションは約360万/月だったのに対し、2019年4月には約366万/月と、バブル時を上回りました。
また、トランザクション数が増えると高騰しがちなビットコインの手数料については、2017年12月の616 BTC/日から、2019年4月の89 BTC/日へと、80%以上も安く抑えられています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②元リップルCTOが開発したCoil(コイル)が正式リリース
元Ripple社CTOのWebサイト収益化ツール「#Coil(コイル)」が正式にオープンhttps://t.co/xUYDqkHeeB
Coilは、コンテンツクリエイターがリップル(XRP)を稼げるように設計されています😲
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年5月2日
動画制作者やウェブサイト作成者などの「クリエイター」へ直接収入を与えることができる仕組み「Coil」(コイル)が、正式にリリースされたことが分かりました。
コイルはリップル社の元CTOのStefan Thomas氏が開発したプラットフォーム。
リップルを投げ銭(寄付)できるサービス「XRP Tip Bot」とも提携しており、リップルの次なる上昇要因としても期待されています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
リップラーの秘密兵器とも言えるコイルがついにオープンしましたね!
「なにやらよく分からない」って人も、これを機に覚えておくといいですよ。
コイルは、
- YouTube
- ツイッチ(Twitch)
- Internet Archive(アーカイブ)
- Wikipedia
などの「広告」をカットできます。
もちろん、そうするとYouTuberなどのクリエイターの収益源もカットされてしまいますが、コイルでは「リップル」を投げ銭する仕組みで補うことができます。
「流行らなさそうだな」と思いましたか?
意外とそうではなく、あの「ビル・ゲイツ財団」と提携しているなど、存在感を増しています。
コイルが普及するとリップルの利用が増加するので、XRPの値上がり要因としても目が離せませんね!
③アメリカ機関投資家の2割以上「仮想通貨をすでに保有」
米機関投資家の2割超が仮想通貨を保有、今後5年での投資にも前向き【フィデリティ調査】https://t.co/gOy8mu845h
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年5月3日
投資信託世界最大手のフィデリティ(Fidelity)が、アメリカの411の機関投資家をリサーチしました。
その結果、
- 機関投資家の22%がすでに仮想通貨を保有している
- 機関投資家の40%が次の5年間でデジタル資産に投資をしてもよいと回答
- 機関投資家の47%が将来的にポートフォリオにデジタル資産を入れたいと回答
との結果が明らかとなりました。
機関投資家の仮想通貨への関心は、着実に高まっているようです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
フィデリティによるリサーチですので、正確性については信頼してよいでしょう。
上記では、「なぜ仮想通貨に投資するのか?」という理由についても調査されています。
機関投資家の答えは、
「他の資産と相関関係が低いから(全体の46%)」
だそうです。
これって、機関投資家は仮想通貨を「リスクヘッジ」として活用しているってことなんですよね。
「仮想通貨は金融危機や不況に強い」という認識は数年前からありましたが、特に最近、仮想通貨は「安全資産」としての確かな地位を獲得しつつあります。
④世界No.2の送金サービス、リップルネットに加入!
世界2位の大手送金企業がリップルネットに加入|xCurrentを採用へhttps://t.co/pbcqsWHgRB
年間約4.4兆円と世界2位の規模を持つ大手送金企業がxCurrentを採用することがわかった。取引スピードと透明性の観点から今回の採用に至ったと説明している。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月2日
世界No.2の送金サービスRia Money Transferが、リップル社の送金システム「リップルネット(RippleNet)」に参加したことが分かりました。
Ria Money Transferは
- 世界155ヶ国
- 37万以上の拠点
- 年間取引額400億ドル(約4.44兆円)
という圧倒的な送金シェアを有しています。
仮想通貨リップル(XRP)と、その発行体であるリップル社にとって、さらに弾みがつきそうなニュースとなりました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
天下のRia Money Transferが、ついにリップルに頭を垂れましたね。笑
XRPは「国際送金」市場をターゲットに開発されたコインなので、同社がリップルネットに加入したことは、王道の「好材料」と評価できるでしょう。
正直、リップルの将来性だけは疑う余地がないレベルまで来ていると認識しています。
仮想通貨業界ではビットコインが一応「王様」ということになっていますが、業界外へ目を向けてみると、一番存在感があるのはリップルではないでしょうか。
ビットコインしか持っていない方は、BitMEXへ送って、合わせてリップルも取引してみては?
本日のまとめ
- 2017年バブル超え!!ビットコイン送金数(トランザクション数)
- 元リップルCTOが開発したCoil(コイル)が正式リリース
- アメリカ機関投資家の2割以上「仮想通貨をすでに保有」
- 世界No.2の送金サービス、リップルネットに加入!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
トランザクションは、取引所での「取引量」とは異なります。
ビットコインは取引所がなくても、ウォレット(財布)からウォレットへと送ることができますよね。それです。
トランザクションが増加しているということは、BTC決済など、ビットコインのいわゆる「本来の使われ方」が増加していることを意味します。
つまり「投機」から「利用」への移行です。
実際、ビットコイン専用ATMや、ビットコイン決済対応店舗は、世界的にジワジワ増えていますからね。
現在は2017年12月のバブルよりも価格が低いですから、本来ならトランザクションも閑散としてもおかしくないはず。
そんな常識が通用しなくなっているあたり、ビットコインはいい意味で「違う次元」に突入しつつありますね。
送金手数料もいい感じで抑えられているので、「実需」に耐えうる通貨になってきています。今後が楽しみですね!