こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは56万円台で推移しており、ここ24時間で約3%下落。
時価総額トップ10では、ライトコイン(LTC)が7%も下落していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でCrypto.com Chain (CRO)が約18%上昇!
ノードを所有し運営することで、CROトークン保有者が年間12%の報酬を得ることができる仕組みが発表され、上昇に繋がっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコイン4万円下落!!下降トレンドへ逆戻りか?
仮想通貨相場に赤信号 時価総額は週間ベースでマイナスにhttps://t.co/FMD1pyISsq
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年4月11日
12日14時現在、仮想通貨ビットコインは約56.1万円(5200ドル)まで下落しています。
11日に記録した約60.6万円(5420ドル)から、4万円以上の下落幅となりました。
またビットコインが売られていることを受け、ビットコイン以外の仮想通貨も同程度、もしくはそれ以上の下落幅を記録しています。
プロトレーダーのRakesh Upadhyayは10日、
「(ビットコインが)もし現在の水準から反落すれば、4914.11(54.9万円)ドルと4800ドル(53.6万円)のサポートゾーンまで下がるかもしれない。」
と警告していました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②暴落を的中させたトレーダー「ビットコインは2年で559万円になる」
Either from Dec ’18 low or from retest of same (circa analog dbl bottom in 2015) it would not surprise me if $BTC enters a new parabolic phase. $btcusd pic.twitter.com/XV89Qz7P4n
— Peter Brandt (@PeterLBrandt) 2019年4月5日
「今後2年でビットコインは5万ドル(559万円)まで上昇する」。
こう予測するのは、去年ビットコインが80%以上マイナスになるという予測を立て、見事的中させた71歳のピーター・ブラント氏です。
同氏はツイッターで、現在のチャートと2015年のチャートを比較し、
「ビットコインが放物線を描くように再び上昇しても私は驚かない。」
と述べています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
相場にはサイクル(周期)というものがあります。
一日の中で生じる小さなサイクルもあれば、年単位の周期もありますね。
僕が思うに、ブラントさんは比較的長期のサイクルを読む能力が高いトレーダーです。
そんなブランドさんが仮想通貨市場は「大底を打って上昇へ転じる」とみていることは心強いですね。
ただし、
「(本格上昇は)夏の終わりに2018年の安値をつけてからになるかどうかは、唯一の疑問だ」
と、一本道に上昇するかは分からないとおっしゃっている点にも注目です。
③IMF理事「仮想通貨は銀行を『破壊』する」
IMF(国際通貨基金)理事「仮想通貨が金融業界に与える影響は大きい」https://t.co/OTR2Fcm5OA
IMF理事のクリスティーヌ・ラガルド氏が仮想通貨やブロックチェーン技術を金融業界に大きな影響を及ぼす「ディスラプター(変革を齎す)」と称し、業界に対する自身の考えを示した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年4月11日
国際通貨基金IMF(国際金融の安定化を目的とする国連専門機関)の理事であるクリスティーヌ・ラガルド氏が、仮想通貨に対する自らの考えをメディアに語りました。
「仮想通貨やデジタルアセットは銀行などの金融システムに大きな影響を及ぼす。」
「世界的な大手銀行が独自のデジタル通貨を発行していることも仮想通貨が銀行業界をディスラプト(破壊)している。」
IMF理事の目から見ても、仮想通貨の影響力は無視できないレベルに達しているようです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
仮想通貨が「よく分からない怪しい通貨」だった数年前とはかなり状況が変わってきていますね。
国家が支配できない通貨が力を持つことは、国際金融の安定にとってたしかに脅威でしょう。
しかし実のところ、ラガルドさんは仮想通貨に前向きな人物です。
リスクと同時に、イノベーション(新しい技術)としての仮想通貨を高く評価しています。
このように、金融業界トップレベルの中にも、仮想通貨に前向きな人物が増えてきていることは、最近の特徴と言えるでしょう。
仮想通貨はもはや、影でこっそり使われるアングラなものではなくなってきているんだな、と強く感じますね。
④取引所Zaif、仮想通貨の購買を煽る不適切なメールを送信
【Zaif不適切発信遺憾エアドロップ抽選会】
「1BTC=50万円超え!改めて仮想通貨にトライしませんか?」という不適切な煽りメール発信をZaifがやらかしたため遺憾ながらエアドロップ抽選会を行います。
4/18までに本アカウントをフォローの上RTした中から抽選で10名にZ502を1万枚ずつ差し上げます。 pic.twitter.com/a9PHMUjIAZ
— 502 Bad Gateway Token (@Z502token) 2019年4月11日
仮想通貨取引所Zaifが相場の高騰を利用して不適切に仮想通貨の購買を勧めたとして、日本仮想通貨交換業協会から厳重注意を受けました。
Zaifはユーザーへのメールマガジンで、
「1ビットコイン=50万円超え! 仮想通貨が高騰しています。改めて仮想通貨にチャレンジしてみては」
などと仮想通貨の購買を煽ったとされます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
度重なるハッキングもあって仮想通貨業界が自粛ムードにありますね。
たしかに反省するのはいいことだと思うんですけど、「1ビットコイン=50万円超え!」「仮想通貨が高騰しています」とか、ただの事実ですよね・・・。
こんなことで厳重注意するよりも、二度とハッキングを起こさないように指導していただいたほうがずっと合理的なんじゃないでしょうか?
そして、取引所のダウンの際に表示される「502エラー」にちなんだネタコイン「Z502」は、今回も絶賛エアドロップ(仮想通貨の無料配布)中です!
やっぱりか・・・笑
本日のまとめ
- ビットコイン4万円下落!!下降トレンドへ逆戻りか?
- 暴落的中のトレーダー「ビットコインは2年で559万円になる」
- IMF理事「仮想通貨は銀行を『破壊』する」
- 取引所Zaif、仮想通貨の購買を煽る不適切なメールを送信
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ここ数日、上値が重い(上昇しにくい)相場でした。
一部の短期トレーダーはガマンできず、それなりの売り注文が入ったのでしょう。
個人的な見解としては、「下落トレンドへ逆戻りか?」などと騒ぐ必要はないと考えています。
そもそも、2日にビットコインは4190ドル(46.7万円)で推移していたわけなので、下落したとはいえ、現在の水準である約56.1万円はまだまだ高いです。
4月2日に大きな上昇の波がやってきてから10日になるので、いったんは深い下落があってもいいですね。
基本的には上昇目線です!