こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは58万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。
時価総額トップ10では、ビットコインキャッシュ(BCH)が約9%上昇していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でLambda (LAMB)が約19%上昇!
いくつかの取引所(大手Huobiなど)に上場したことで高騰していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコインが58万円へ上昇!バイナンスは「底をついた」と断言!?
「仮想通貨相場は底をついた可能性」バイナンス過去のトレンドから分析https://t.co/eB0ZpYNQw8
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年4月14日
4月15日午後1時現在、ビットコイン(BTC)が再び上昇し、58万円台を回復しています。
ビットコインは今月11日、直近の高値60万円に到達。
しかしその後価格が伸び悩み、一部のトレーダーから利益確定売りが入ったことなどから12日には一時54万円台まで下落しました。
しかし15日(今日)、V字回復しながら再び58万円ラインまで上昇。
今後はどのような展開が考えられるでしょうか。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②Google検索数「リップル」が「イーサリアム」の2倍近くで推移!
先進国はリップル 途上国はイーサリアム|国で異なる人気仮想通貨https://t.co/FsW8XwFMa4
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年4月14日
時価総額2位のイーサリアム(ETH)と3位のリップル(XRP)は、人気を二分する主要アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)です。
今回新たに、国を問わないGoogle検索数で「ripple(リップル)」は「ethereum(イーサリアム)」の約2倍も多く推移していることが分かりました。
また、リップルが多く検索されているのは先進国である一方、イーサリアムは途上国で多く検索されていることも判明しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
当ブログでお伝えしたことがありますが、グーグル検索数はその通貨への「関心度」や「知名度」を表しており、検索数の増加は信頼できる「値上がりの先行指標」となります。
時価総額はイーサリアムのほうが30%ほど大きいのですが、、、関心度はリップルが圧倒的に高いですね。
ひょっとすると、仮想通貨市場が上昇するにつれ、投資をくすぶっていた層が一気にリップルを買ってくるかもしれません。
ちなみに、リップルは「銀行間の国際送金」のための仮想通貨ですので、銀行サービスが行き届いていない途上国では、関心度が低いのかも?
③ビットコインSVが業界から「村八分」に!?上場廃止も示唆
「仮想通貨ビットコインSV上場廃止運動」広まる きっかけはバイナンスCZ、5月1日に同時上場廃止求める声もhttps://t.co/VoGXNtCdXT
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年4月13日
ビットコインキャッシュから分裂した「ビットコインSV」について、取引所への上場を禁止すべきだとする運動がツイッターで広がっています。
ビットコインSVのリーダーであるクレイグ・ライト氏は過去、
- 自身の資金力を使い、暗に「ビットコインキャッシュを暴落させる」と示唆
- ビットコインキャッシュのリーダーに「くたばれ」などの暴言を吐く
といった、ビジネスマンらしからぬ態度を取ったことでも知られます。
そうしたクレイグ氏の人格を嫌ったのか、バイナンスのCEOであるCZ氏はクレイグ氏に嫌悪感を示し、ビットコインSVの上場廃止を示唆。
これをきっかけとし、仮想通貨投資会社モルガン・クリーク・デジタルの創業者も賛同するなど、「ビットコインSV排除」の動きが広がっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
ビットコインが強い値動きを保っている背景には、この上場廃止運動もあります。
もし、ビットコインSVが上場廃止されるとしたら、得をするのは誰か?
それは、ビットコインキャッシュ(BCH)のコミュニティです。
2018年11月まで、ビットコインキャッシュとビットコインSVは1つの通貨でしたからね。
ライバルの失速が追い風になりビットコインキャッシュが上昇し、ビットコインなどの他の通貨にも波及したというのが、今回の上昇の正体と言えるでしょう。
④国際通貨基金IMFと世界銀行が独自仮想通貨を発行!
世界銀行と国際通貨基金、独自仮想通貨「ラーニングコイン」の利用実験が判明https://t.co/xjhrYXI9VX
IMFと世界銀行が、独自通貨を発行してブロックチェーン技術の実験を行なっていた。仮想通貨業界と規制当局の認識のズレを是正するため、実際のデータや発見を今後に活かす方針だ。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年4月15日
国際通貨基金IMF(国際金融の安定化を目的とする国連専門機関)と、世界銀行(世界金融の中心を担う銀行)が、独自仮想通貨「Learning Coin(ラーニングコイン)」を発行したことが明らかとなりました。
ラーニングコインは、
- スマートコントラクト(仮想通貨の「契約」機能)
- 透明性向上
- マネーロンダリングの追跡方法
などについて実験し、仮想通貨のメリットとデメリットを検証することが目的とされています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
これはスゴい!仮想通貨業界を飛び越え「金融業界」のトップが仮想通貨にアプローチしていますね。
仮想通貨の社会的地位もますます向上することになるでしょう。
ラーニングコインは、「仮想通貨業界・中央銀行・規制当局」が、仮想通貨に抱いている認識を共有し、ズレをなくすことも目的としています。
もし「仮想通貨業界」と「規制当局SEC」のズレがなくなれば、ビットコインETF実現に向けかなり前進するはずです。
これを機に、面白いことが起きるといいですね!
本日のまとめ
- ビットコインが58万円へ上昇!バイナンスは「底をついた」と断言!?
- Google検索数「リップル」が「イーサリアム」の2倍近くで推移!
- ビットコインSVが業界から「村八分」に!?上場廃止も示唆
- 国際通貨基金IMFと世界銀行が独自仮想通貨を発行!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
今後の展開を探る上でとても参考になるのが、世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)が発行したばかりの分析レポートです。
レポートの主な主張はこうです。
その根拠として、ビットコインとその他の仮想通貨の「相関性」が過去最高レベルまで上昇していることを挙げています。
相関性が高い・・・つまり値動きが酷似する現象は、過去にも「トレンド転換」の際に見られたパターンなのだと言います。
もしバイナンスが正しければ、長期上昇トレンドへの転換はもう起きているのかもしれません!