こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは58万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。
時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が約7%も上昇していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でVestChain (VEST)が約66%上昇!
イーサリアムに似つつも、処理速度を大幅に強化した仮想通貨ですね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコイン「長期上昇トレンド」に転換か!?今後の焦点は?
中期上昇トレンド継続のビットコイン、長期トレンドの転換に挑むhttps://t.co/HmVVyWPYTg
中期上昇トレンドを貫いてきたBTCは、4月2日に9万円強幅の暴騰を記録し、約130日ぶりの50万円台を推移している。4時間足レベルのMACDダイバージェンスが観測される中、長期下降トレンドに終止符を打てるのか?
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年4月7日
仮想通貨ビットコインの上昇が勢いを増しています。
ビットコインは4月2日の4190ドル(46.7万円)から、4日早朝には一時5200ドル(57.9万円)に到達。
そしていったんの押し目を作った後、今日(8日)には再び、約5300ドル(59.5万円)の水準まで高騰しました。
高値更新にチャレンジ中のビットコインですが、果たして今後の展開はどうなるのでしょうか?
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②イーサリアムクラシック(ETC)が1.5倍へ!要因は?
イーサリアムクラシック(ETC)高騰で前日比30%高 次期アップデートへの開発進展を好感https://t.co/I1b0tDHl5H
仮想通貨イーサリアムクラシックは週末にかけて約36%の上昇を記録した。背景には開発者などが新型アップデート「アトランティス」に関する会議を行ったことがあったと思われる。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年4月7日
ビットコインと共に好調な値動きをみせているのが、時価総額17位のイーサリアムクラシック(ETC)です。
イーサリアムクラシックは4月2日、4.8ドル(535円)で推移していましたが、今日(8日)には7.8ドル(869円)に達し、1.5倍以上の上昇を記録しました。
これは多くの仮想通貨の中でも、高い上昇率となっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
仮想通貨市場の好転をきっかけに、投資家がイーサリアムクラシックの好材料に再び注目し始めています。
その好材料とは、
- イーサリアムクラシックの開発団体「ETCDEV」が資金難に陥ったことで、不安が高まり「売られすぎ」状態にあった(つまりお買い得)
- 最新アップデートECIP-1054(通称アトランティス)の内容について、開発者会議で話がまとまった
ことです。
上記で言えば、前者で「売られすぎ」だったところへ、後者の好材料で「買い戻し」が入り、価格が大きく回復したイメージですね。
今のところ、アップデートは9月中盤になるとのことなので、その頃に市場全体の地合いがよければ、イーサリアムクラシックが「大化け」する可能性も大いにあるでしょう。
③リップル(XRP)のWEBブラウザ「プーマ・ブラウザ」とは?
リップル(XRP)活用した「WEBブラウザ」が登場
https://t.co/bkhFZ18dD1
アメリカ・サンフランシスコを拠点とする「Puma Technologies」は、Ripple社の技術や仮想通貨XRPを活用した”プライバシー重視のウェブブラウザ”である「Puma Browser(プーマ・ブラウザ)」を開発しました。— mo (@moru07rxsm) 2019年4月7日
アメリカ・サンフランシスコの企業「Puma Technologies」が、仮想通貨リップル(XRP)を活用したWEBブラウザ「プーマ・ブラウザ(Puma Browser)」を開発したことが分かりました。
プーマ・ブラウザはインターネットユーザーの目に入る「広告」を排除し、快適性とプライバシーを追求したWEBブラウザです。
広告がなくなるとサイト運営者の収益源がなくなる弊害をカバーするため、XRPを使い、「寄付」や「支払い」にて収益化を図れるようになっています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
WEBブラウザといえば、「Google Chrome」や「Internet Explorer」などが有名で、みなさんも使われていることでしょう。
それが未来には、XRPを使った「プーマ・ブラウザ」に置き換えられるかもしれないということ。夢のある話ですね!
同様のコンセプトのWEBブラウザに、仮想通貨BATを使った「Brave」が存在します。
とはいえ、仮想通貨を使って「広告」を排除する試みは、まだ広く知られていません。
上記のようなXRPが使われるWEBブラウザの登場をきっかけに、広く認知を得れば、XRPやBATの上昇も期待されます!
④イーサリアムの国際送金システム、2つの銀行が認可!
タイとミャンマーの中央銀 仮想通貨イーサリアム基盤の国際送金システムを導入https://t.co/UL85pfCQL2
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年4月7日
タイとミャンマー間における国際送金(クロスボーダー決済)に、仮想通貨イーサリアム(ETH)を活用した送金システムを、ブロックチェーン企業「エベレックス」が開発しました。
4月5日、その送金システムが「タイ国営クルンタイ銀行」と「ミャンマー連邦シュエ銀行」の二行により承認されたことが判明しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
タイにはミャンマーからの出稼ぎ労働者が300万人以上いるため、タイからミャンマーへの国際送金は活発です。
そうした出稼ぎ労働者がイーサリアムの送金システムを使えば、スマートフォン1つで母国へ送金できるようになるとされています。
個人的には、「国営銀行」と「民間銀行」が1つのフィンテック企業に協力した、というところが素晴らしいと感じています。
最近の銀行は、仮想通貨を柔軟に取り入れ始めていますね(日本の銀行はまだまだお堅いですが・・・)。
この傾向が加速すれば、仮想通貨の社会的地位がますます高まることになり、次第に値上がりにも繋がるでしょう!
本日のまとめ
- ビットコイン「長期上昇トレンド」に転換か!?今後の焦点は?
- イーサリアムクラシック(ETC)が1.5倍へ!要因は?
- リップル(XRP)のWEBブラウザ「プーマ・ブラウザ」とは?
- イーサリアムの国際送金システム、2つの銀行が認可!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
仮想通貨は現在、中期的な上昇トレンドの中にあります。
では、このまま長期トレンドへと転換し、一本道で220万円の最高値を試しにいくのか?というと、それは難しそうです。
なぜなら2018年、ビットコインは長らく65万円のサポートライン(底値)が機能していました。
そこで、「65万円あたりが最高の買い場だ!」と考え、仕込み済みのトレーダーが多いからです。
そうした人は、現在もわずかな含み損を抱えています。
したがって今後、ビットコインが65万円を回復した際には「やれやれ売り」をぶつけてくることでしょう。
だからここを上抜けるのは簡単ではないのです。
こうした売りが段々と消化されてきて、本格的に220万円を試す展開となるのは、早くても2019年後半からではないかと考えています。