ビットコイン「長期上昇トレンド」に転換か!?今後の焦点は?【2019年4月8日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう。

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは58万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇

時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が約7%も上昇していますね。

時価総額トップ100|急上昇ランキング!

ここ24時間でVestChain (VEST)が約66%上昇!

イーサリアムに似つつも、処理速度を大幅に強化した仮想通貨ですね。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①ビットコイン「長期上昇トレンド」に転換か!?今後の焦点は?

仮想通貨ビットコインの上昇が勢いを増しています

ビットコインは4月2日の4190ドル(46.7万円)から、4日早朝には一時5200ドル(57.9万円)に到達。

そしていったんの押し目を作った後、今日(8日)には再び、約5300ドル(59.5万円)の水準まで高騰しました

高値更新にチャレンジ中のビットコインですが、果たして今後の展開はどうなるのでしょうか?

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

仮想通貨は現在、中期的な上昇トレンドの中にあります。

では、このまま長期トレンドへと転換し、一本道で220万円の最高値を試しにいくのか?というと、それは難しそうです

なぜなら2018年、ビットコインは長らく65万円のサポートライン(底値)が機能していました。

そこで、「65万円あたりが最高の買い場だ!」と考え、仕込み済みのトレーダーが多いからです。

そうした人は、現在もわずかな含み損を抱えています。

したがって今後、ビットコインが65万円を回復した際には「やれやれ売り」をぶつけてくることでしょう。

だからここを上抜けるのは簡単ではないのです。

こうした売りが段々と消化されてきて、本格的に220万円を試す展開となるのは、早くても2019年後半からではないかと考えています

②イーサリアムクラシック(ETC)が1.5倍へ!要因は?

ビットコインと共に好調な値動きをみせているのが、時価総額17位のイーサリアムクラシック(ETC)です。

イーサリアムクラシックは4月2日、4.8ドル(535円)で推移していましたが、今日(8日)には7.8ドル(869円)に達し、1.5倍以上の上昇を記録しました。

これは多くの仮想通貨の中でも、高い上昇率となっています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

仮想通貨市場の好転をきっかけに、投資家がイーサリアムクラシックの好材料に再び注目し始めています

その好材料とは、

  • イーサリアムクラシックの開発団体「ETCDEV」が資金難に陥ったことで、不安が高まり「売られすぎ」状態にあった(つまりお買い得)
  • 最新アップデートECIP-1054(通称アトランティス)の内容について、開発者会議で話がまとまった

ことです。

上記で言えば、前者で「売られすぎ」だったところへ、後者の好材料で「買い戻し」が入り、価格が大きく回復したイメージですね。

今のところ、アップデートは9月中盤になるとのことなので、その頃に市場全体の地合いがよければ、イーサリアムクラシックが「大化け」する可能性も大いにあるでしょう。

③リップル(XRP)のWEBブラウザ「プーマ・ブラウザ」とは?

アメリカ・サンフランシスコの企業「Puma Technologies」が、仮想通貨リップル(XRP)を活用したWEBブラウザ「プーマ・ブラウザ(Puma Browser)」を開発したことが分かりました。

プーマ・ブラウザはインターネットユーザーの目に入る「広告」を排除し、快適性とプライバシーを追求したWEBブラウザです。

広告がなくなるとサイト運営者の収益源がなくなる弊害をカバーするため、XRPを使い、「寄付」や「支払い」にて収益化を図れるようになっています

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

WEBブラウザといえば、「Google Chrome」や「Internet Explorer」などが有名で、みなさんも使われていることでしょう。

それが未来には、XRPを使った「プーマ・ブラウザ」に置き換えられるかもしれないということ。夢のある話ですね!

同様のコンセプトのWEBブラウザに、仮想通貨BATを使った「Brave」が存在します。

とはいえ、仮想通貨を使って「広告」を排除する試みは、まだ広く知られていません。

上記のようなXRPが使われるWEBブラウザの登場をきっかけに、広く認知を得れば、XRPやBATの上昇も期待されます!

④イーサリアムの国際送金システム、2つの銀行が認可!

タイとミャンマー間における国際送金(クロスボーダー決済)に、仮想通貨イーサリアム(ETH)を活用した送金システムを、ブロックチェーン企業「エベレックス」が開発しました。

4月5日、その送金システムが「タイ国営クルンタイ銀行」と「ミャンマー連邦シュエ銀行」の二行により承認されたことが判明しています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

タイにはミャンマーからの出稼ぎ労働者が300万人以上いるため、タイからミャンマーへの国際送金は活発です。

そうした出稼ぎ労働者がイーサリアムの送金システムを使えば、スマートフォン1つで母国へ送金できるようになるとされています。

個人的には、「国営銀行」と「民間銀行」が1つのフィンテック企業に協力した、というところが素晴らしいと感じています。

最近の銀行は、仮想通貨を柔軟に取り入れ始めていますね(日本の銀行はまだまだお堅いですが・・・)。

この傾向が加速すれば、仮想通貨の社会的地位がますます高まることになり、次第に値上がりにも繋がるでしょう!

本日のまとめ

  1. ビットコイン「長期上昇トレンド」に転換か!?今後の焦点は?
  2. イーサリアムクラシック(ETC)が1.5倍へ!要因は?
  3. リップル(XRP)のWEBブラウザ「プーマ・ブラウザ」とは?
  4. イーサリアムの国際送金システム、2つの銀行が認可!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!