こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは43万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落。
時価総額トップ10通貨では、時価総額9位のトロン(TRX)が約7%上昇していますね。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でREPOが約36%上昇!
借り手が貸し手に支払う返済金の未払い解決を目的とした、貸金業者向けプロジェクトとして注目度が高まっています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①国内で仮想通貨ETF(ビットコインETF)誕生か!?金融庁が検討中
記事を更新しました→金融庁、仮想通貨ETF承認か https://t.co/5o80Hm3HNo
— モーニングスター 仮想通貨 (@mstarjp_vc) 2019年1月8日
ビットコインETFがアメリカで「非承認」を連発している中、日本の金融庁が「仮想通貨ETF」を検討していると有名経済メディア「ブルームバーグ」が報じました。
ETFとは:
投資信託の一種であり、取引所にて市場価格で売買されるもの。株式、債券などの投資対象がコンセプトに合わせて組み込まれる。最近では、ビットコインETFなど、仮想通貨を組み入れ資産としたETFも注目されている。日本語で「上場投資信託」。
ブルームバーグによると「金融庁に近い情報筋」からのリーク情報とのことで、金融庁による正式発表ではありません。
過去には、ビットコインETFの非承認がキッカケでBTCが急落するシーンもありました。
価格への影響力の大きい「仮想通貨ETF」が承認されれば、BTC価格の急騰に繋がるかもしれません。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②英コインフレックス、BTC、ETH、BCHの現物受渡し先物取引を計画
英仮想通貨取引所コインフレックス 現物受け渡しの先物をビットコイン・イーサリアム ・ビットコインキャッシュで計画https://t.co/00f77WowKm
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年1月8日
イギリスの老舗仮想通貨取引所CoinFlex(コインフレックス)が、現物受渡しの「ビットコイン先物」「イーサリアム先物」「ビットコインキャッシュ先物」の各取引を計画していることが分かりました。
先物取引は、高いレバレッジがかけられること、ショート(空売り)できることが特徴のデリバティブ商品の一種です。
ちなみに、ニューヨーク証券取引所の親会社がリリースした仮想通貨取引所「バックト」(Bakkt)も、現物受渡しのBTC先物取引を提供する予定です。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
一口に先物取引といっても複数の種類あり、CoinFlex(コインフレックス)の新商品は、「現物受渡し」である点がポイントですね。
現物受渡しとは、先物取引の「受渡日」に現物を受け取れる取引のことで、たとえば上記ではBTC、ETH、BCHの「現物」が受け渡されます。
つまり、取引量が増えるほど現物の仮想通貨が使われ、結果としてニーズが高まり、現物価格が値上がりしやすくなります。
今後、こうした形式の商品は増加していくでしょう。
そのことは僕が仮想通貨の将来性は明るいと考える理由の1つでもありますね!
③イーサリアムクラシック(ETC)で「51%攻撃」発生か
イーサリアムクラシック(#ETC)で51%攻撃の可能性、コインベースはReorgを検出https://t.co/2uIxlmmduH
8日早朝、ETC公式ツイッターは最初の投稿で「ETCネットワークは正常に機能している」と表明しましたが、その後「チェーンのReorgまたは二重支払い攻撃の可能性がある」と警告しました。
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年1月8日
時価総額18位のイーサリアムクラシック(ETC)が「51%攻撃」を受けた疑いがあります。
マイニング会社イーサチェーンが指摘しました。
正確な被害状況は不明ですが、これを受けてアメリカ最大の取引所「コインベース」と日本の「ビットフライヤー」「コインチェック」の少なくとも3社がETCの取引を停止しています。
なお、イーサリアムクラシックの開発者は51%攻撃の実在を否定しています。
「セルフィッシュなマイニングだ(51%攻撃ではない)」
「二重支払いの被害も確認できない」
阿部悠人の考察(重要度★★)
51%攻撃とは、一部のマイナーのマイニング比率が50%以上に達し、かつそのマイナーに悪意があった場合に可能となる不正行為のこと。
取引履歴を改ざんして仮想通貨を盗み出すことができます。
今回の件については不明点が多いのですが、一部マイナーの比率が50%を上回ったことは事実で、ただし攻撃は行われていないというのが客観的な見方のようです。
ちなみに、イーサリアムクラシックの価格はここ24時間で約8%ほど下落していますね。
「通貨が崩壊して無価値になるのでは?」と心配してしまいがちですが、もし51%攻撃が成立していても、過去の事例からすると一時的な下落に留まる可能性が高いでしょう。
④ウィンクルボス兄弟「ビットコインはいずれ100倍になる」
ウィンクルボス兄弟「ビットコイン時価総額はいずれ760兆円超える」 AMAでETFの課題克服や独自のステーブルコインについて言及https://t.co/sgzn1ljbfM
仮想通貨取引所ジェミニのウィンクルボス兄弟が8日、Reddit上でAMAセッションを開き、BTCはいずれ現在の時価総額の約100倍になると予想した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年1月8日
ビットコインの超大口保有者(クジラ)で、取引所ジェミニを運営する「ウィンクルボス兄弟」は、SNS上で今後の仮想通貨市場の見通しを明らかにしました。
内容は多岐にわたりますが、なかでも注目点は、
「我々は(ビットコイン)ETF実現に向けて引き続き尽力していく」
と明言し、具体的には、
- SECの規制に基づいた市場の促進
- ナスダックと提携してナスダックの市場監視技術、SMARTをジェミニに導入
- 監視チームを結成し、市場における不正行為を防止
- 業界の自主規制団体の結成を支援
の4点を挙げたことです。
阿部悠人の考察(重要度★★)
そのほか、ウィンクルボス兄弟はビットコインの将来価格について、
「もし我々の予想が正しければ、ビットコインの時価総額は金の時価総額7兆ドル(現在のBTC価格の約100倍)をいずれ超えるだろう。」
と述べています。
とことん強気姿勢を崩さないところは一貫していますね。
たしかにビットコインETFが世界中の取引所で上場し、株式などのアセットと肩を並べるようになれば100倍も夢ではないでしょう。
仮想通貨の第一人者の見解として参考にしてみてください!
本日のまとめ
- ①国内で仮想通貨ETF(ビットコインETF)誕生か!?金融庁が検討中
- ②英コインフレックス、BTC、ETH、BCHの現物受渡し先物取引を計画
- ③イーサリアムクラシック(ETC)で「51%攻撃」発生か
- ④ウィンクルボス兄弟「ビットコインはいずれ100倍になる」
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
日本で仮想通貨ETF承認ですか・・・これはたまげましたね!
アメリカでは、「①ビットコイン先物(デリバティブ)」が承認済み、「②ビットコインETF(仮想通貨ETF)」非承認、というのが現状。
つまり、①はクリアしているものの、②のハードルが高いんですね。
日本では金融庁が「仮想通貨を原資産とするデリバティブ(金融派生商品)の上場は、現時点では認められない」という見解を明らかにしています。
つまり、日本はまだ①にも達していない状態なんです。
そんななかで仮想通貨ETFの話が出るのは、かなり急展開であることが分かります。
もし仮想通貨ETFのリーク情報が真実だとしたら、
考えられる選択肢はこのあたりでしょう。
まだ判断するには材料不足ですが、最新情報を入手したらすぐに共有しますね!