第2のビットコイン誕生?仮想通貨Chia Networkとは|コインベースも上場検討中!

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは109万円台で推移しており、ここ24時間で3%上昇。

時価総額トップ10ではの、イーサリアム(ETH)が約5%上昇していますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコイン「7万円幅」急騰!米投資家100億円の株式売却し、2種類の仮想通貨を購入!

アメリカ大手のネット通販「オーバーストック」の元CEOであるパトリック・バーン氏が、約100億円分の同社株式を売却。

その代わり、アメリカの景気後退を見越し金および銀、そして2種類の仮想通貨を購入したことを明かしました。

同氏はこれらの資産について、

「経済危機が起きたら急騰する資産」

と表現し、今後の値上がりに期待を込めました。

なおバーン氏といえば、オーバーストックのCEOを辞任する前、社のBTC決済の導入に取り組んだことでも知られています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

業界の重鎮が資産を仮想通貨に全振りしてきましたねー(笑)

バーン氏だけではなく、多くの投資家がアメリカに景気後退が迫っていると考えており、その解決策としてビットコインへの投資が有力と認識しています。

今後のビットコインの動向にますます期待ですね。

さて、ビットコインは前日に104.5万円まで急落したものの、本日には111.5万円まで回復し、同程度の値幅を行って来いしました。

直近の急騰の背景には、ショートポジションが買い戻しを余儀なくされる「ショートカバー」が海外取引所BitMEXにて500万ドル(5.3億円)規模で発生したことがあります。

そのほか、以下のような好材料が追い風になった可能性も。

  1. フィリピンのセブンイレブンにて、仮想通貨購入アプリへの資金チャージが可能に
  2. イーサリアムの1日当たりの手数料がビットコイン超え(利用増加の証拠であるため好材料)
  3. 矢野経済研究所は、国内フィンテック市場は2022年に1兆円突破し急成長すると予測
  4. バイナンスが中国で人民元建ての「OTC取引」サービスをまもなく開始すると発表

特に④については、中国では取引所を介した取引が規制で禁じられているため、売り手と買い手が1:1で取引する「OTC取引」のニーズが高まっています。

世界最大の取引所であるBinanceがその環境を用意すれば、さらなる中国マネーの流入によるBTC価格の上昇が期待できるでしょう。

ただし、以下のようなネガティブな材料も出ています。

  • 規制当局である米証券取引委員会(SEC)は、ICOコンサルティング会社「ICOBox」を未登録ブローカーとして起訴
  • 同じく米SECの長官は、期待の高まるビットコインETFについて「ナスダックなどの大手取引所で取引されるにはさらなる規制が必要」などと発言

これまでの当ブログでお伝えしているように、ビットコイン相場の地合いは相変わらず悪く、短期的には本日のような急騰があっても、中期的には下目線を継続すべきと考えています。

②仮想通貨QASH(キャッシュ)が約20%高!その要因は「IEO」?

今月19日に0.0065ドルだった仮想通貨QASH(キャッシュ)は、20日(本日)に0.087ドルに上昇。ここ24時間の上昇率は約18%となっています。

QASHは、QUOINE社が運営する取引所Liquid by Quoine内などで使われる取引所トークン。

QASHを保有しているユーザーは、取引手数料の割引や、新製品(または新サービス)への優先的なアクセス権が得られるなどの優遇措置を受けられます。

取引所が発行する「取引所トークン」としては、海外のBinanceが発行するBNBや、Houbiが発行するHTなどが有名。

そんな中でQASHは、東京都に本社を置くQUOINE株式会社によるLiquid by Quoineで購入が可能なトークンとして、日本人からの注目度も高いトークンです。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

それでは、QASHの急騰要因をみていきましょう。

今月19日、以下の発表がありました。

  • Liquidにて、仮想通貨プロジェクト「Virtual Rehab」のIEOが実施

IEOとは、取引所内で実施されるICOのこと。

たとえばLiquidの場合、投資家はLiquidがお墨付きを与えたプロジェクトに先行投資できます。

その際、QASHなどの仮想通貨が元手として使われるので、IEO実施がQASHの需要につながり、値上がりしやすくなるんですね。

特にここ1ヶ月のLiquidは、

  • Roobee
  • Nahmi
  • LCX

といったプロジェクトのIEOが相次いでいます。

前月29日、Liquidアプリの更新で、アプリから3000を超える通貨ペアにアクセスできるようになったことも追い風になっていますね。

Liquidは取引手数料、送金手数料が無料なので使い勝手がよく、個人的にも好きな取引所。

BNBやHTと比べてQASHの時価総額は小さいので、伸びしろは大きいですね。

後は、何らかのキッカケがあれば、さらなる急上昇もあるのではないかと考えています!

③第2のビットコイン誕生?仮想通貨Chia Networkとは|コインベースも上場検討中!

当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨Chia Networkをご紹介します。

Chia Networkとは、「より優れたビットコイン」を開発するプロジェクト。

現在、ビットコインはもっとも成功している仮想通貨ですが、「マイニングの消費電力が大きい(環境問題を悪化させるほど!)」「電気代の安い国にマイニング業者が集中してしまう(中央集権の問題)」という弱点もあります。

有名ファイル共有ソフトBitTorrentを発明した伝説のプログラマー「ブラム・コーエン氏」は、そんなビットコインの弱点を克服した「完璧なビットコイン」の作成を目指しており、それがChia Networkとなります。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

それでは、Chia Networkの注目ポイントをみていきましょう。

今月19日、アメリカ最大の取引所コインベースが新たに17の仮想通貨の上場を検討中と発表しました。

この銘柄の1つがChia Networkですね!

これだけでも十分に注目に値しますが・・・

驚くことに、Chiaはまだ「仮想通貨」をリリースしていないんですね。

Chia Networkは開発中で、テスト段階に過ぎないので、正式なコインが存在しません。

コインベースは、それでも「Chiaが完成したら上場させたい」と言っているのです。

上場基準の厳しい取引所であることを考えると、Chiaへの期待感がうかがえます!

ビットコインほど「分散」されていて、かつ省エネな仮想通貨の開発に成功すれば、それは大きな発明です。

BitTorrentの発明者が手がけていることを考慮しても、無視できないプロジェクトと言えるでしょう!

本日のまとめ

  1. ビットコイン「7万円幅」急騰!米投資家100億円の株式売却し、2種類の仮想通貨を購入!
  2. 仮想通貨QASH(キャッシュ)が約20%高!その要因は「IEO」?
  3. 第2のビットコイン誕生?仮想通貨Chia Networkとは|コインベースも上場検討中!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!