こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→横ばい
昨日のBTC相場は76万円から74万2千円の間で推移しました。
9月21日の上昇から徐々にボラティリティを小さくしており、しばらく底値を支えてきたトレンドラインを遂に割り込んできました。
2月から続く長期の上値抵抗線が強く意識され、次第に上値が重くなってきているのが分かります。
ボラティリティとは
価格変動の大きさを示す指標のこと。「ボラティリティが大きい」という場合価格変動が大きいことを意味する。「ボラ」と略して呼ばれることも。
時価総額トップ10のアルトコインに関してはほぼ値動きがありません。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でSiacoin (SC)が20%ほど上昇。
バージョンアップ版であるSia v1.3.4がリリースされたことを受けて、期待感から上昇に繋がっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①クリエイターに直接収入を与える「Coil」にてXRP支払いが増加
#YouTube #Twitter #Wikipedia など #Coil の $XRP 支払いが拡大!
コイルは #リップル の元CTO StefanThomas が立ち上げたプラットフォーム😀
同様に、WEB収益化プロダクトの競合には #Brave $BAT があり、注目の市場と言えます😳https://t.co/glD15Xkoic
–#仮想通貨 #Bitcoin #Ethereum #Ripple
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2018年9月22日
リップルの新たな用途での利用が増加しています。
動画やウェブサイト作成者など、クリエイターに直接収入を与えることができる仕組み「Coil」(コイル)にて、リップル(XRP)を使った寄付が拡大しています。
「Coil」は、リップル社の元CTOのStefan Thomas氏が開発したプラットフォームとして知られています。
YouTubeとツイッチ(Twitch)に対応しており、さらに最近、Internet Archive(アーカイブ)とWikipediaにも対応しました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②「ユニセフ」フランス、BTCなど9種類にて寄付に対応!
ユニセフ・フランス、仮想通貨による寄付受け付け開始、ビットコインなど9種類
◆国連児童基金(ユニセフ)のフランス支部が、仮想通貨による寄付受け付けを開始した
◆ユニセフでは、仮想通貨マイニングによる援助資金獲得の取り組みも過去に実施https://t.co/nCHN4rw2rG— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年9月23日
国際連合児童基金(ユニセフ)のフランス支部にあたる「ユニセフ・フランス」は19日、寄付の受付について、仮想通貨9種類に対応すると公式に発表しました。
仮想通貨は以下の9種類。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- イオス(EOS)
- モネロ(XMR)
- ダッシュ(DASH)
- ステラ(XLM)
ユニセフは以前にも、支援資金の捻出のためにイーサリアムのマイニングをゲーマー達に呼びかける活動も行うなど、仮想通貨に積極的です。
阿部悠人の考察(重要度★★)
フランス・ユニセフへの寄付金額は年間数十億円以上です。
今後、その数十億円のうち、仮想通貨の寄付がどれくらいを占められるかが、仮想通貨の需要増加のためには重要です。
しかし、実際に仮想通貨が寄付に使われるかは別としても、仮想通貨が「寄付の手段」として認知されるようになるだけでも、業界のイメージアップに繋がります。
まだまだ「怪しい」「危険」「詐欺」みたいなイメージも強い仮想通貨。
ユニセフ採用でそうした悪いイメージの払拭が進めば、長期的な値動きに対してポジティブに作用することになります。
③仮想通貨の「関心度」過去最高!マネックス調査で判明
マネックス証券の調査(2018年9月7日~10日)によると「仮想通貨に投資をしている個人の割合」が11%と過去最高値に。今年に入りかなり冷えた下落相場であるが、依然として投資家による関心の高さが伺える。https://t.co/CPZP5EWgNX
— Yuto Abe🇹🇭暗号通貨Ƀ (@abeyutos) 2018年9月24日
仮想通貨市場の上昇トレンド復帰のためには、多くの投資家の市場参入が必要です。
その前触れを知るために重要となるのが、投資家の仮想通貨への「関心度」。
マネックス証券が実施した調査によると、「株式投資」に対する個人投資家の関心度はマイナス推移である一方、「仮想通貨投資」に対する関心度は「過去最高」を記録しました(下図)。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
2017年の仮想通貨バブルからの暴落は、多くの人の記憶に残っています。
しかも、投資未経験者も含め、バブルに乗れなかった人のほうが多いと思います。
そのため、「次の上昇トレンドには絶対に乗ってやる」と思っている人が多いでしょう。
マネックス証券の「関心度」の高さは、そうした人々の意識の表れとも言えます。
パワーがたまってきているので、次の大相場も面白そうですよ!
④リップル(XRP)の次はステラ(XLM)が爆上げ!?
「リップル(XRP)の次はステラ(XML)だ」2つの仮想通貨の共通点に注目
◆仮想通貨ステラ(XLM)が急騰している要因について、リップル(XRP)との関係を指摘する声が出ている。
◆双方ともクロスボーダーでの送金システムの構築を目指している$XRP $XLM #仮想通貨https://t.co/oyszsMWK3i
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年9月24日
リップルの連日高騰に合わせるように、ステラ(Stellar/XLM)も上昇しています。
9月20日の0.2ドルから、23日には0.3ドルにタッチ。
1.5倍の上昇を見せた後、24日(今日)も0.28ドルの高値水準をキープしています。
この上昇要因について、リップルとステラが極めて似た性質が指摘されています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
ステラはリップルを元に開発された仮想通貨で、その性質もかなり似ています。
両通貨とも「クロスボーダー決済(国際送金)のネットワーク構築」が目標です。
リップルとステラに限らず、似た通貨同士は連動して値上がりする「連れ高」になることが多いです(ビットコインとライトコインなど)。
そのとき、アービトラージに近い手法で利ざやを取ることができるので、「通貨の類似性」には注目です!
明日のビットコイン相場
明日のBTC相場も昨日と同様に下落目線です。
5分足で見ても上昇に対して下落の勢いが次第に増してきています。
直近で少し上げすぎたことや、すぐ上に長期の上値抵抗線が控えていることから、72万円付近まで一気に下げてくる可能性も十分に考えられます。
本日のまとめ
- ①クリエイターに直接収入を与える「Coil」にてXRP支払いが増加
- ②「ユニセフ」フランス、BTCなど9種類にて寄付に対応!
- ③仮想通貨の「関心度」過去最高!マネックス調査で判明
- ④リップル(XRP)の次はステラ(XLM)が爆上げ!?
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
仮想通貨の使われ方の1つとして、寄付(投げ銭)があります。
ネットで閲覧し、感動したらそのままネットで寄付できることから、投げ銭は仮想通貨と非常に相性がいいのです。
そのため仮想通貨の次世代ニーズの1つとして注目しています!
こうしたサービスの多くは、プラットフォームに対して仮想通貨をチャージしておく仕組みがあります。
たとえば、「Brave」(ブレイブ)などでも同様。
そのため、実際の寄付金額以上に大きな市場になりやすい点にも注目ですね。