こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
本日の相場は?→下落!
ビットコインじわじわ下落してきていますね。
本日は48万円台で右肩下がりに推移しています。
時価総額トップ10通貨では、多くの通貨がもみ合いとなっています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でRevain (R)が約15%上昇。
昨日急落していたことから、そのリバウンドも手伝い急上昇していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①サッカー本田圭佑、仮想通貨はまだ「始まってもない」「夢がある」と発言!
終わったかのような書き方してるけど、仮想通貨って呼び名が問題なのと、ブロックチェーンやスマートコントラクトに関しては始まってもない。
未知やからこそ夢はある。 https://t.co/WV681nzAh9
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2018年11月24日
有名経済メディア「ブルームバーグ」は24日、下落が続く仮想通貨について「今週は最悪の1週間になりそうだ。」と報じました。
取り上げられたのは、ビットコインなど主要通貨の下落幅。
ブルームバーグが独自に提唱する「ブルームバーグ・ギャラクシー・クリプト指数」は今月16日からの1週間で23%低下し、2018年1月始めの仮想通貨バブル崩壊以来、1週間の下落率としては最大となります。
サッカー本田圭佑選手はこの内容を伝えたブルームバーグの記事を引用しながら、
「終わったかのような書き方してるけど、仮想通貨って呼び名が問題なのと、ブロックチェーンやスマートコントラクトに関しては始まってもない。」
「未知やからこそ夢はある。」
と投稿。
悲観に包まれている仮想通貨界隈とは裏腹に、仮想通貨の未来は明るいとの自身の考えを述べています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
②仮想通貨マイニングのメッカ中国でも業者は「大赤字」
中国の仮想通貨マイニング業者、市場急落でマイニング装置を「キロ売り」 https://t.co/Vk6JCwvRfd
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年11月23日
ビットコインの暴落により、マイニング業者が大赤字となっています。
マイニングではコンピュータの計算能力を使って仮想通貨を「採掘」しますが、コンピュータを動かすには非常に多額の電気代を要します。
マイナーたちは電気代の安い中国に集中しているものの、それでも、ビットコイン価格の下落に伴い赤字となる業者が続出。
仮想通貨メディア「コインテレグラフ」によると、1年前に2万元(約32万円)で販売されていたマイニング専用コンピュータは現在1000元(約1万6000円)で「キロ売り」されている模様。
また、マイニング業者に電気代を軽減する案が浮上し、新たなマイナーたちの「オアシス」と期待されていたノルウェーでも「マイニングは環境破壊に繋がる」として電気代優遇案が却下されるなど、業者にとって苦しい状況が続いています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
ビットコイン価格が下落しても電気代は安くなりません。
そのためマイニングには、「ビットコイン価格がいくら以上ならマイニングで利益が出る」という境界線(損益分岐点)があります。
マシンの種類にもにもよりますが、一般的にはビットコインが5000ドル(約56万円)を下回るとマイニング業者は赤字になるとも。
こう聞くと、「ビットコイン価格がさらに下がれば、マイニング業者がすべて倒産し、ビットコインが崩壊するんじゃ?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
マイニング業者が減ると、他のマイニング業者が利益を得やすくなるため、損益分岐点が下がります。
経済学でいうところの「神の見えざる手」のように調整されるわけですね!
そもそも、ビットコインは1万円のときも維持されていたわけなので、長期的には心配は無用です!
③イーサリアム、2019年6月に「Ethereum 1x」アップデート実施へ
今まで公開されてなかった2019年のイーサリアムのアップグレード内容が公開される。「Ethereum 1x」ってどんな内容なんだろうな。https://t.co/1Ddr6eQjOe
— DEG (@DEG_2020) 2018年11月24日
創始者のヴィタリック・ブテリン氏を含む秘密会議で、イーサリアムが「Ethereum 1x」と呼ばれるアップデートを2019年6月に行う予定であることが判明。
仮想通貨メディア コインデスクなどが報じました。
ただし公式発表ではなく、秘密裏に進められていた計画が露呈したものです。
ある開発者によると、「Ethereum 1x」は広く知れ渡るにはまだ早すぎるため、詳細は公にしないのだと言います。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
多くは謎に包まれていますね!
ただ、1つ明らかとなっているのは、イーサリアムの根幹的な機能「スマートコントラクト」(Smart Contract)がテコ入れされること。
昨今、イーサリアム価格の低迷が続いていますが、「Ethereum 1x」大規模アップデート実施でV字回復のシナリオも考えられるので、注目していきましょう!
④中国版「仮想通貨格付け」の最新号が発表!リップル順位が・・・
第7回 『国際ブロックチェーン格付け』仮想通貨ビットコインが19位→13位まで上昇https://t.co/ZjGl3UFgqM
中国行政機関CCIDが、仮想通貨に関する第7回パブリックチェーン技術評価を公表。最新ランキングでは、ビットコインやイーサリアムクラシックが再評価され、順位を大きく伸ばした。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年11月23日
中国工業情報化省傘下の北京情報センター(CCID)が毎月1回公表している、仮想通貨格付けランキング「国際パブリックチェーン技術評価指数(GPBTAI)」。
先日、その最新版となる第7弾が公表されました(詳細はこちらから)。
- 1位「イオス(EOS)」
- 2位「イーサリアム(ETH)」
- 3位「ビットシェアーズ(BTS)」
トップ3のランク付けは先月と同様の結果。
そのほかの主な通貨の順位は、ビットコインが19位から13位と急上昇した一方、リップルは7位から10位へと順位を落としています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
中国が月1回公表してくれているため、投資の参考にされている方も多いのではないでしょうか?
しかし個人的には、この格付けを投資判断にすることはほぼありません。
ビットコインなどのシンプルな決済通貨が過小評価され、プラットフォーム系(イーサリアムやイオスなど)が過大評価されている印象があるからです。
ただ今回は、シンプルな決済通貨の代表格ビットコインが19位→13位に上がってきましたね。
ちょっとはマトモなランキングになって来たのか?笑
前回のブログ(下記)でも「ビットコイン19位はさすがにない」と解説していましたが、まだ13位でも納得できないので、来月のジャンプアップを期待しましょう!
明日のビットコイン相場
ビットコインは20日から続くレジスタンスラインに頭を抑えつけられ、現在も右肩下がりに推移しています。
今日はこのレジスタンスラインと昨日から続くサポートラインの間で三角持ち合いを形成していましたが、先ほど下にブレイクしましたね。
これにより下落する蓋然性がより高まった形です。
現在の相場はかなり売られすぎの水準にあるにもかかわらず、相変わらず買いが非常に弱いです。
この買い圧の弱さを見ると、再度46万円まで下落し、最安値を更新する可能性は高いです。
レジスタンスライン
チャートの高値と高値を結んだ線。ライン上は投資家に「これ以上上昇しない」と無意識的に意識されるため、ラインに差し掛かったところで反発をしやすい傾向にある。特に仮想通貨においてはその傾向が強い。
本日のまとめ
- ①サッカー本田圭佑、仮想通貨はまだ「始まってもない」「夢がある」と発言!
- ②仮想通貨マイニングのメッカ中国でも業者は「大赤字」
- ③イーサリアム、2019年6月に「Ethereum 1x」アップデート実施へ
- ④中国版「仮想通貨格付け」の最新号が発表!リップル順位が・・・
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
本田圭佑選手はサッカーを本業とするかたわら、ビジネスでも活躍していますね。
オンラインサロンの運営者、日本最大級のサッカースクール経営者の顔を持ちます。
将来的にはホテル経営も視野に入れるほか、仮想通貨とも関わりが深いです。
ビットポイントのイメージキャラクターですし、「本田通貨」発行もウワサされていたり・・・。
今回の暴落で世間一般の仮想通貨へのイメージは、まさに本田圭佑選手が指摘するように「終わった」という感じですが、さすがは世界の「ケイスケホンダ」だけあって、下落相場でも強気です!
仮想通貨の技術や価値が根本から分かっていれば、下落相場でも平気でいられるものですが、本田選手もそうなのかもしれませんね。
僕たちも、本田圭佑選手のようにドシッと構えて、次の上昇トレンドを待ちましょう!