こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→上昇!
本日はビットコイン上昇してきています。
現在急落前の水準まで戻ってきていますね。
時価総額トップ10通貨では、平均しわずかに上昇傾向となっています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でRavencoin (RVN)が約13%上昇。
RVNは10月中旬から力強い上昇トレンドでしたが、ここ1週間で急落。
そのリバウンドで、大幅上昇となりました。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①米国株崩壊で「仮想通貨セリクラ」は間近?ドラッケンミラー氏も空売り
ジョージ・ソロスがポンド空売りでイングランド銀行を叩き潰したのは有名ですが、その実行隊長だったスタンリー・ドラッケンミラー氏が、9月の時点で金融緩和バブル崩壊と判断し、米国株空売りをしている事が明らかに。氏の手法はご存知巨大ポジションを一点集中攻撃型。https://t.co/jsCBX654kb
— 仮想通貨新聞 (@kasou_shinbun) 2018年11月1日
ジョージ・ソロス氏のファンド、クォンタム・ファンドを運用する世界的投資家「スタンリー・ドラッケンミラー」氏は、アメリカ株式の上昇トレンドが崩壊し、下落トレンドに突入すると予測。
ドラッケンミラー氏は事実、米国株の空売りを開始したと明らかにされています。
上図は、アメリカを代表する株価指数S&P500(SPX)。
日本でいうと日経平均株価に相当します。
チャート右端では上昇トレンドが崩れかけており、これを見て同氏は空売りを仕掛けたのでしょう。
ドラッケンミラー氏は、イングランド銀行を空売りで潰した男「ジョージ・ソロス」氏と同じく、強硬派の投資家として知られています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②USDTのテザー社、公式文書で米ドル残高を証明!
記事を更新しました→Tether Produces Letter Vouching for Dollar Deposits, But Bank Hedges https://t.co/hVvOxzTGkt
— モーニングスター 仮想通貨 (@mstarjp_vc) 2018年11月2日
米ドル連動型ステーブルコイン「USDT」の信頼性が疑問視される中、発行会社のTetherは、USDT総発行量(日本円換算2000億円)以上の米ドル残高(2060億円相当)を公式文書で証明しました。
ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。
阿部悠人の考察(重要度★★)
Tether社は「1USDT:1ドル」で交換できることを保証しています。
その信頼性が担保されているからこそ、USDTは米ドルと同じ価値を保てるのです。
しかし最近、「実はTether社、米ドル足りてないんじゃ?」と疑われていました。
もしそうなら、USDTを米ドルに交換できないかもしれず、そうした懸念からUSDTはステーブルコインでありながら、瞬間的に10%以上の値下がりを記録しました。
さて、今回の公式文書で「USDTよりも米ドル残高が上回っている」と証明されたので、疑惑は晴れたと言いたいのですが、
- 公式スタンプの押印がない
- 銀行責任者の氏名がない
- 公式な監査が実施されていない
といったことから、信ぴょう性は今ひとつ。
まだ、「USDTは安心だ」とはいえないと考えています。
③イーサリアム「セレニティ」でスケーラビリティ1000倍に|価格も急騰?
ヴィタリク・ブテリンがイーサリアム2.0のローンチに言及「それほど遠くではない」
◆「イーサリアム2.0は数年前から話題になってきた数々の機能を組み合わせたもので(…)ついに首尾一貫性のある全体として出来上がる」
◆ローンチは「それほど遠くではない」https://t.co/7G3gJp0RXf— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年11月2日
イーサリアムの創始者ヴィタリック・ブテリン氏は、アップデート「セレニティ」が完了すればスケーラビリティは1000倍になり、ETHは急騰するだろうと発言しました。
イーサリアムは、段階的に4つのアップデートを実施。
①フロンティア
②ホームステッド
③メトロポリス
④セレニティ
2018年11月現在は、「③」のメトロポリスの最終段階にあります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
セレニティでは、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)へのアルゴリズム変更が注目されますが、最大の目玉はなんといってもスケーラビリティの大幅向上でしょう。
これで、イーサリアムの利用者が1000倍に増加しても、取引の遅延や、手数料(Gas)の高騰は理論上発生しない、ということになります。
いやー、楽しみですね!
最新の発表があれば、当ブログでもご紹介していきますよ。
ちなみに、ブテリン氏はセレニティの時期について、「それほど遠くではない」とだけ明らかにしています。
④今お買い得のコインは「ADA」「KMD」「SUB」の3つだ!
今後見ておくべき過小評価されている3種類の仮想通貨(ADA・KMD・SUB)|investinblockchainが報道https://t.co/YU1C9gv2fp
investinblockchainによると、現在、過小評価されている3種類の仮想通貨プロジェクトを掲載、今後有望視されているADAなど、3つの通貨が取り上げられた。#NewsPickUp— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年11月2日
投資メディアinvestinblockchainは、過小評価されている「割安」な仮想通貨として、以下の3つを紹介しました。
- Cardano (ADA):時価総額8位
- Komodo (KMD):時価総額53位
- Substratum (SUB):時価総額122位
ADAはビジネスモデルに改善の余地があるために割安と評価。
KMDは技術力が高いにもかかわらずマーケティングに力を入れていないため、SUBは今後世界的に大きくなるプライバシーの問題を解決できるため、過小評価だとしています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
「割安とか過小評価ってどういう意味?」という方も多いのでは?
たとえば、あるトークンの本来の価値が50円だとして、現在40円なら、適性な価格に戻った際には10円の利益を取れる可能性がありますね。
こういう考え方をバリュー投資、割安投資などと言ったりします。
実は仮想通貨市場にはまだまだ割安な通貨がたくさんあるんですよ!
ただ、こういうマイナー通貨は日本では買えないので、海外取引所への登録が必須です。
オススメを挙げておくと、手数料が安く、規模も世界最大の「バイナンス」。
上記のADAコインなども買えますし、今後も当ブログで注目コインをご紹介していくので、ぜひ登録しておいてください!
明日のビットコイン相場
現在は急騰前の71万円台まで上昇してきていますが、このラインは比較的しっかりと天井を固めてきた価格帯なのでここを抜けるにはかなりエネルギーを要します。
日足で見ると急落後は常に陽線で推移していますが、時間の経過と共にローソク足の実体部分が小さくなってきているのを確認できますね。
もし明日も上昇してきたとしても、更に小さなローソク足となり、日に日に下落する蓋然性が高まってきます。
ショートで入るにはいいタイミングですが、上昇を見てロングで入るのはお勧め出来ない相場です。
ロング&ショート
ロングは銘柄を「買い」でエントリーすること、ショートは逆に「売り」でエントリーすることを指す。
本日のまとめ
- ①米国株崩壊で「仮想通貨セリクラ」は間近?ドラッケンミラー氏も空売り
- ②USDTのテザー社、公式文書で米ドル残高を証明!
- ③イーサリアム「セレニティ」でスケーラビリティ1000倍に|価格も急騰?
- ④今お買い得のコインは「ADA」「KMD」「SUB」の3つだ!
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
仮想通貨市場が上昇トレンドに向かう前には、下落のクライマックス「セリクラ」が発生します。
僕はこの仮想通貨セリクラが、アメリカ株を中心とする世界的なバブル崩壊に巻き込まれて発生すると予測します。
上記でご説明したように、ドラッケンミラー氏のような著名投資家が「バブルだ」と指摘し始め、大口の空売りを仕掛けてきています。
他の投資家も下落を恐れ、いっそう買いに入りにくくなるでしょう。
そうなれば、「株式暴落→仮想通貨セリクラ」となる可能性が高いですね。
株価が暴落すると、株式と仮想通貨の両方に参加する投資家が、損失を補うために仮想通貨を売却するからです。
ちなみに、セリクラが発生した後は上昇トレンド復帰、具体的にはBTCピーク価格の220万円に挑戦していく展開になると考えていますよ!