ビットコインがついにナイアガラ再開!?マイニング難易度の大幅難化で

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは96万円台で推移しており、ここ24時間で約4%下落。

時価総額トップ10では、ビットコインキャッシュ(BCH)が6%の大幅下落となっていますね。

またトップ10ではありませんが、最近絶好調のベーシック・アテンション・トークン(BAT)が軟調な推移となっているため、その背景を後述します。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコインがついにナイアガラ再開!?マイニング難易度の大幅難化で

今月12日に102万円台まで反発したものの、その後は横ばいで推移していたビットコイン。

しかし本日(15日)に再び下落しはじめると、記事執筆時点で96.0万円まで下落しています。

この背景には、ビットコインのマイニング難易度が大幅に難化する(難しさがUPする)見通しであることが挙げられます。

cryptothis.comによると、次回の難易度調整は16.3%~16.5%となっており、2018年以来で最大の難化調整となる予定です。

なお、マイニング難易度調整は、15日の午後9時頃に到来するとみられます。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

今月9日に投稿させていただいたブログ記事「BTCのブロック生成が10分→5分に高速化!?価格への影響とは」では、マイナーの動向が不安定になっていることをお話しました。

まさにこの記事の内容がダイレクトに反映された結果、次回の難易度が難化するということなので、よければ合わせて読んでみてくださいね。

忙しい方のために軽く説明すると、「BTCのブロック生成が高速化→マイニング難易度調整にて難しくすることで低速化」という流れです。

では、これを投資家はどう解釈すればいいのか?

マイニング難易度が難化するということは、世界中のマイナーの計算力が高まっている=ファンダメンタルズが改善していると受け止めることもできます(つまり上昇要因)。

しかし、マイナーの収益が半減期により悪化し「マイナーの撤退」が相次いでいる今は、次回に大幅難化することで、撤退や中止を余儀なくされるマイナーが続出する恐れがあります。

そのため今は、この難化を市場は好感しないでしょう。

よって上昇にはつながりにくいと考えています。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • The Tokenistの調査で、45%以上の人が「株式、不動産、金よりもビットコイン所有が好ましい」と回答。2017年よりも13%改善
  • ビットコインが0.1BTC以上入ったアドレス数が過去最高を更新
  • アメリカ国立科学財団(NSF)が、仮想通貨の特性を活かして「デジタルドル」を開発するプロジェクトKRNCに22.5万ドルを資金提供
  • JPモルガンは、コロナショックはBTCにとって誕生後初となる「ストレステスト」だったとの見解。テスト結果は「良好」と評価

なお、広告をブロックできるブラウザ「ブレイブ(Brave)」の独自トークンとして人気のベーシック・アテンション・トークン(BAT)が、約0.26ドル→0.20ドルへとここ1週間で約20%下落。

BATを稼ぐことができるBrave独自の「紹介プログラム」にて、不正を働くユーザーが多数出てきていることで、Brave側は一部のプログラムをストップするなど対応に追われているためです。

ただしBraveによるとこのストップの動きは一時的なもので、再開される予定とのこと。であれば、大きな影響はないでしょう。

BATに将来性を感じており、買い場を探していた方にとっては、安くなっている今が買い時とも解釈できますね!

本日のまとめ

  • ビットコインのマイニング難易度が大幅に難化する見通し。難化することで、撤退や中止を余儀なくされるマイナーが続出する恐れがあり、市場は好感しない可能性が高い

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!