こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは65万円台で推移しており、ここ24時間で4%上昇。
時価総額トップ10では、イーサリアムが10%の大幅上昇を記録しています(理由は下記へ!)。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でChainlink (LINK)が約18%上昇。
有名メディアへの露出が増えていることをなどを受け、好感度が高まっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①イーサリアム10%爆上げの理由が判明!!「ETH先物」がついに認可?
ETH速報:CFTCのイーサリアム先物に関するリークの影響か、ビットコイン下落に反発してETH価格が3%高騰 #イーサリアム #イーサリアム先物 #仮想通貨 #CFTC #CFTC pic.twitter.com/XZXZnLVBuc
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) 2019年5月6日
仮想通貨イーサリアム(ETH)の先物取引が認可されるとの情報が、CFTC(商品先物取引委員会)関係者の話から明らかとなりました。
5月7日記事執筆時点、これを受けイーサリアムは160ドル(約17703円)→180ドル(約19916円)へと、24時間比10%以上高騰しています。

イーサリアム1週間チャート
上記の情報をリークしたCFTC関係者は、
「デリバティブ取引所が我々にあるデリバティブ商品(イーサの先物取引)を提供したいとしてそれが我々の基準に沿えば、その商品には自己認定される権利が与えられる可能性は十分あるだろう。」
と述べているとのことです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②eToroのアナリスト「シンプソンズの可能性なし」
さよならシンプソンズ 仮想通貨ビットコインの不安材料が1つなくなる eToroアナリスト分析https://t.co/Ql3qa03JlG
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年5月6日
ビットコイン相場特有のチャート形状、「シンプソンズ・チャート」。
急騰急落を繰り返したチャートが、アニメのキャラクター「バート・シンプソンズ」の頭に似ていることから、そのように名付けられています。
昨今ビットコインが急騰していますが、その後に急落しシンプソンズが完成するのではないかとの懸念が強まっています。
そんな中、eToroのマティ・グリーンスパン氏は6日、
「先週金曜日の上昇で(シンプソンズの)可能性がなくなった」
と宣言しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)

ビットコインの短期トレーダーにはおなじみのチャートですね。
シンプソンズには、発生しやすい時期と発生しにくい時期がありますが、出来高が多い時期ほどチャートが滑らかになりやすい(シンプソンズになりにくい)傾向があります。
最近はビットコインが上昇し、取引量も増えているため、シンプソンズが見られなくなっています。
僕はシンプソンズって「価格操縦の匂いがするなあ」と思っているのですが、あまり大きな声を出すと大変なことになりそうなので、やめておきます笑
③リップル社の「広告」がグーグルに掲載中と判明
昼の注目記事3選
全世界の仮想通貨トレーダー数、日本は米国に次ぐ2位にhttps://t.co/ohHewp8MEv
世界的人気商品「アップルウォッチ」で仮想通貨ビットコインの受け取りが可能にhttps://t.co/EzFuZW4BD6
リップルがグーグルに広告掲載|仮想通貨XRP利用の自社製品拡大へhttps://t.co/gBAJuvrQLk— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月6日
リップル社の広告が、「グーグル」に掲載されていることが判明しました。
広告には、
「メキシコやフィリピンへ、素早く、低コストな送金を」
などと記載されています。
グーグルは2018年6月から仮想通貨関連広告の掲載を禁止するなど規制を強めていましたが、10月より仮想通貨への態度を軟化させ、関連広告の掲載を許可しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)

リップル社はインターネット広告を利用し、自社の送金システム「リップルネット(RippleNet)」を宣伝していますね。
日本ではテレビCMが仮想通貨ブームに火を付けたように、広告の影響力って大きいんですよ。
これから仮想通貨は、より成長していくためにも「広告業界」と上手く付き合う必要があります。
ちょっとコアな話になってしまいましたが、要するに・・・
Google先生は怒ると怖いので、気をつけよう!ということですw
④世界最大「フィデリティ」、ビットコインのOTC取引へ参入!!
フィデリティがついに数週間以内に仮想通貨の取引サービスを開始するらしいぞぉ〜!😁😁 https://t.co/LaskeXdTVi
— eddie (@eddie_GTR_xrp) 2019年5月6日
世界最大級の資産運用会社フィデリティが、今後数週間以内に機関投資家を対象としたビットコインの取引サービスを開始することが分かりました。
仮想通貨企業ではなく、伝統的な資産運用会社がビットコイン取引に参入するとあって、業界の期待感が高まっています。
関係者の話によると、フィデリティはまず「OTC取引」を提供するとのことです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

あのフィデリティがついに!
これはどえらいニュースですよ・・・イーサリアム先物といい、最近は朗報が多いですね。
そもそも「OTC取引って?」という方もいると思うので簡単に説明すると、、、
OTC取引とは、取引所取引と異なり、売り手と買い手が1:1で取引する取引方式ですね。
取引所取引よりも「大口投資家」を対象としているのも、特徴の1つです。
フィデリティが参入することで、仮想通貨に関心を持つ機関投資家が増えてくることでしょう。
言うまでもなく、価格上昇に繋がるニュースです。
本日のまとめ
- イーサリアム10%爆上げの理由が判明!!「ETH先物」がついに認可?
- eToroのアナリスト「シンプソンズの可能性なし」
- リップル社の「広告」がグーグルに掲載中と判明
- 世界最大「フィデリティ」、ビットコインのOTC取引へ参入!!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
これは素晴らしいですね!
先に登場した「ビットコイン先物」は、2017年の仮想通貨バブル時、ビットコインが220万円まで上昇する要因の1つになりました。
「イーサリアム先物」についても、イーサリアムが「国に認められた商品」として公的な取引所に上場し、多くの投資家の投資対象になることで、価格に好影響を与えます。
まあ、一部の専門家は「イーサリアム先物が登場することで、投資家に空売りの機会を提供することになり、下落圧力が働く」なんて言っていますね。
確かに上場直後はそれを否定できないでしょう。
しかし長期的には、イーサリアムが規制された先物商品となり、社会的に認められた通貨に成長することは、非常に大きなメリットです。
そのことは、先のビットコイン上昇の例からも明らかでしょう!