こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは今日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→暴騰!
本日、ビットコインは73万円台で推移しており、ここ24時間で約11%上昇。
時価総額トップ10でも、ステーブルコインコインを除く全ての通貨が大幅上昇となっています。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①仮想通貨ビットコイン「約10万円幅」急騰!今回の要因は?
#ビットコイン が本日、10万円弱急騰!
最近、金との連動性が復活傾向ですね~。
株式との連動性がなくなるデカップリングも意識されつつあるので、一気に上値が軽くなる予感も。https://t.co/vt1qHlrLxv
— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) 2020年3月24日
今月16日の50.7万円だったビットコインは、本日72.2万円に上昇。また本日の24時間の上昇率は11%も達しています。
直近の上昇要因となっているのが、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、その中で無期限の量的緩和を実施すると決定したこと。
これを受け、米国株の指数であるNYダウ先物が急騰し、ビットコインも買われる展開となっています。
昨今では株式市場で含み損を抱えた投資家が追証に負われており、現金を用意するためにビットコインが売られていることなどから、株式市場とビットコインの連動性が高くなっていました。
阿部悠人の考察(重要度★★)

②仮想通貨Hive(HIVE)は今後上がる?|Steemから敵対的ハードフォークした経緯とは
サン氏が率いる #TRON が、#Steem を敵対的買収しましたね。
これに反発したSteemが、ハードフォークを経て新たに仮想通貨Hiveを誕生させました(取引所上場済)。
中央集権的なSteem、分散的なHiveという構図となっており、どちらが投資家の支持を集めるのか?@hiveblockshttps://t.co/BUaoS0paiJ
— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) 2020年3月24日
ちまたで話題の注目コインとして、今回は仮想通貨Hiveをご紹介します。
Hiveは、非中央集権的なSNSの仮想通貨プロジェクト。
記事や写真などのコンテンツを投稿すると、トークンをもらうことができるのが特徴です。
なお、サン氏が率いるTRONは、仮想通貨Steemを敵対的買収。2020年3月、Steem側がそれに反発したことで、SteemからハードフォークによってHiveが独立した仮想通貨となりました。
仕様そのものは、現時点でHiveはSteemをコピーしたものですが、今後は、それぞれ独自に開発が進められることになります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

ビットコインのアルゴリズム「プルーフ・オブ・ワーク」では、より高い計算能力を持つコンピュータがマイニングの権利を有しています。
しかしHive(Steem)は、プルーフ・オブ・ステークというアルゴリズムを採用しているため、多くのトークンを持つユーザーが高い影響力を持ちます。
そんな中、バフェット氏との会食を約5億円で落札したことで有名なサン氏が率いるTRON(トロン)が、トークンを大量に所持しSteemを敵対的買収。
株式を多数持っている人が経営権を握るのと同じように、サン氏が事実上、Steemで絶大な影響力を持つようになりました。
非中央集権的なあり方をコンセプトとするSteemコミュニティからはサン氏への反発が大きくなり、結果、別の通貨「Hive」として分裂することになったんですね。
注目したいのは、
- Hiveは、すでに4つ以上の取引所(Bittrex、Ionomy、ProBit、BlockTrades)に上場済み
だということ。
しかも、Steemの価格よりも20%高値で取引されています。
では、今後はどうなるでしょうか?
ビットコインから分裂したビットコインキャッシュの例のように、基本的には「元」と認識されている通貨のほうが上昇しやすくなる傾向にあります。
と考えると、今回はやはりSteemのほうが「元」と見る向きがあるので、長期的な動向については、少し心配ですね。
Hiveは一部のコアな人だけのものとなり、マイナーになる可能性が高いでしょう。
仮想通貨の原点ともいえる「非中央集権的」な体制に共感するという人は、Hiveを応援してみてもいいかもしれません。
本日のまとめ
- 仮想通貨ビットコイン「約10万円幅」急騰!今回の要因は?
- 仮想通貨Hive(HIVE)は今後上がる?|Steemから敵対的ハードフォークした経緯とは
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ザ・タイ(The TIE)によると、3月からビットコインと金に強い相関が戻っています。
青:ビットコイン、赤:ゴールド
株式との「デカップリング」が意識されていることと合わせて、金と連動するようになれば再び「安全資産としてのビットコイン」が復活しそうです。
リーマンショック級への拡大が心配されていますが、ビットコインだけが独歩高となれば、その印象がより克明になるでしょう。
さて、本日の気になる仮想通貨ニュースがこちら。
なお、ロシアでは大幅なルーブル安を受けて、相対的にビットコインの価値が上昇しています。
そのため、仮想通貨の保有者や、マイナーが恩恵を受けていますね。
FOMCで決定された量的緩和についてもドルなどの通貨価値を下落させるものなので、世界的な経済環境としては、ビットコインに強力な追い風が吹いていると考えていいでしょう。