ビットコイン全面禁止案が浮上!!インド13億人に影響でどう動く?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→横ばい

本日、ビットコインは100万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。

時価総額トップ10では、カルダノ(ADA)が約2%上昇していますね。

またアルトコインでは、日本初上場となるHuobi Tokenの上場日が判明しましたので、後述します。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコイン全面禁止案が浮上!!インド13億人に影響でどう動く?

ビットコインは13日現在、100.4万円台で推移。11~12日にかけて急落後、再びもみ合い局面に突入しています。

上値の重い展開が続いている背景には、インドで事実上の合法化となっていた仮想通貨について、再び「全面的に禁止」とするための法案が提出される可能性が報じられていることがあります。

現段階では決定事項ではありませんが、2019年7月に示されたある案で「インド国内での仮想通貨の保有、販売、発行、譲渡、採掘、使用の全面的禁止」が示されたことがあり、最新の草案は、この内容と似たものではないかとの憶測もあります。

仮想通貨規制マップ(緑→合法、黄色と紫→係争中で部分的な規制、赤→全面的もしくは部分的な禁止)

インド最大の取引所WazirXのCEOであるNischal Shetty氏は上図の仮想通貨規制マップを引用しながら、先進国の多くで仮想通貨への規制が行われていることからインドにも規制は必要だとの見解を示しました。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

インドの準備銀行(RBI)はこれまで、

  • 仮想通貨関連の取引の禁止
  • 仮想通貨関連の個人や企業へのサービス提供の禁止

を命じてきましたが、この規制が「違憲」と判断され、仮想通貨市場に追い風が吹いていました。

内容によっては、新たな法案もまた違憲になるのではないか?という素朴な疑問はありますが・・・、中国のようにインドの動向もまた不安定なだけに読みにくいですね。

Shetty氏のいうような、過剰すぎない適切な規制ということであれば、長期的にはポジティブだと考えています。

そのほか直近では、経済危機のレバノンで、法定通貨が70%暴落するという強力なインフレが発生していますね!

レバノン中央銀行が外貨の購入を制限しているので米ドルへの避難は不可能。ビットコインへの「避難」が加速すれば価格上昇につながるため注目です。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • ETH1回の送金で5.5億円近い手数料が支払われた事例で、NEOの共同設立者Da Hongfei氏は「ハッカーによる、取引所に対するゆすり」の可能性を指摘
  • 新たなビットコイン投資信託「BITCOIN COMMODITY TRUST(BCT)」が規制当局SECに提出。認可されれば好材料
  • 新型コロナ対策の2次補正予算で過去最大の「31.9兆円」が可決。日本が「国債」を発行しまかなわれることから円の価値目減りも懸念
  • 仮想通貨カイバーネットワークの先物「KNC先物」が取引所FTXで提供開始。材料を受けてKNCは前日比6%上昇

なお、フォビ・ジャパンから日本上場が決定しているHuobiの独自仮想通貨Huobi Token(HT)の上場日が6月16日であることが分かりました。

Huobi Token(フオビトークン/HT)特徴・将来性・最新情報を徹底解説!」でも解説しているように、Huobiでの手数料割引、取引所が得た利益の一部でバーンしてくれる(買い圧力になる)といった特徴があるため、上昇しやすいのが特徴です。

今回、国内初上場ということも手伝い、底堅い値動きが期待されるため、BNBなどの他社取引所トークンと合わせてごく一部保有してみるのもアリでしょう。

本日のまとめ

  • ビットコイン全面禁止案が浮上し、インド13億人の巨大市場に影響も。過剰すぎない適切な規制ということであれば長期的にはポジティブだが、規制内容に注視が必要

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!