こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは64万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が数パーセント下落しています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でJapan Content Token(JCT)が約16%上昇していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①2日間で9倍に!!仮想通貨Japan Content Token(JCT)とは一体・・・
CMCにて時価総額57位まで上昇しました。#JCT #Japan #BTC #ETH pic.twitter.com/6doAMuJgCq
— Japan Content Token (@jct_jacket) 2019年5月7日
仮想通貨Japan Content Token(JCT)が大きな値上がりを記録しています。
5月8日記事執筆時点で、24時間上昇率は180%(2.8倍)に到達。
チャートが動き始めた6日から見ると、0.04ドル→0.38ドルと実に約9倍にも値上がりしています。
これを受け、マイナーコインだったJCTが、時価総額60位台まで踊り出ることとなりました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②ビットコインの週足RSI、2017年バブル崩壊以来初めて「強気」に転じる
ビットコインの週足RSIが1年4ヶ月ぶりに「強気相場」を示唆、バブル崩壊後初https://t.co/yGciyXnV9m
ビットコインの週足のRSIが、約1年4ヶ月ぶりに強気相場を示唆した。前回のバブル相場も、RSIにおける抵抗線の突破が先立っていたことから、今後のトレンド転換への期待が高まっている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月7日
ビットコイン週足チャートにて、テクニカル指標「RSI(相対力指数)」が2017年バブル崩壊以降「初」となる「強気相場」を示しました。
アナリストのDave the Wave氏がツイッターで指摘しています。
バブル崩壊以降、ビットコインは以下のように推移しており、「大底を打った感」を強めています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
RSIは超重要なテクニカル指標なので、ぜひ覚えておきましょう。
具体的なRSIの読み方は、50%以上で「強気」、50%以下で「弱気」です。
今回、ビットコイン週足チャートのRSIは「57%」に達していますね!
仮想通貨市場が明らかに改善してきています。
これで、上昇に半信半疑の投資家たちも、いよいよ強気相場を意識せざるを得ないでしょう。
今後のビットコインには、RSIが「強気」に振り切れるほどの急騰を期待したいですね!
③最大手バイナンス、ハッキングで7000BTC(約44億円)盗まれる!!
BTC速報:アルトコイン最大の取引所バイナンス(#BINANCE)からハッカーが7000BTCを不正送金。フィッシングやウィルスなど多数の方法で得たAPIキーや2FAなどによる不正アクセスの模様。ホットウォレットのみが今回の対象で、#ビットコイン 以外は無事ですが全入出金停止 #バイナンス#Bitcoin #仮想通貨 pic.twitter.com/obFmpq0gj9
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) 2019年5月8日
世界最大の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は7日、ハッキングにより7000BTC(約44億円)を盗まれたと発表しました。
これを受け、バイナンスコイン(BNB)は21ドル台→19ドル台へと急落したものの、その後反発し、20ドル前後で推移しています。
なお、被害額はバイナンスによって完全に補填され、ユーザーの損失はないとされています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
天下のバイナンスさんがやられてしまいましたね。。
ただ盗まれたのは、ホットウォレット(インターネットに接続されたウォレット)にある、バイナンスが保有するBTCの2%に過ぎないとのこと。
44億円という被害額も、コインチェック流出の580億円と比べると少なめです。
やはりバイナンスの場合、被害を最小限に食い止めてくれる安心感がありますね。
ハッキングされた取引所に対して言うのも変ですが、、、
ハッキングを完全に防ぐことは困難なので、僕は今回のニュースを持ってしても「バイナンスはセキュリティに優れた取引所」に変わりないと考えています。
ハッキング直後にCEOのCZさんが即座にツイッターで対応してくれたことも、一流の対応力ですね!
④中国最大のSNS「WeChat」、仮想通貨取引を「禁止」へ!
中国最大手SNSのWeChat、5月末からアプリ上の仮想通貨取引を禁止へ|その影響は?https://t.co/nh2G6mS0ga
「WeChat」が、仮想通貨関連の取引やICOに係る活動を5月末から禁止とする利用規約の改定を行なった。中国人で主流となるビットコインOTC取引への影響が懸念される事例、その影響とは?
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月7日
中国最大のSNS「WeChat」が、仮想通貨関連(ICO含む)の活動を5月末より禁止とすることが分かりました。
同サービスの決済機能「WeChatPay」は、仮想通貨の「OTC取引」に利用されてきました。
そのため、WeChatが仮想通貨を禁止とすることで、中国の仮想通貨業界の成長が阻害されるのではないかと懸念されています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
OTC取引とは、取引所での取引と異なり、売り手と買い手が1:1で取引する取引方式のことです。
中国では取引所を介した売買が禁止されているので、OTC取引が多用されているんですね。
さて、WeChatによる仮想通貨禁止が下落要因になると言われていますが、僕は「それはない」と考えています。
決済手段なんて他にもありますし、慣行としてWeChatPayが利用されてきたに過ぎないですよね。
短期的には混乱が生じ、下落に転じる可能性もありますが、長期的には影響はないでしょう!
半減期迫る!次の狙い目コインはこれだ
4月の後半にはアメリカの証券取引所であるナスダックで仮想通貨の模擬取引(ペーパートレード)が開始されましたね。
注目すべきは、取り扱い通貨にライトコインが入っていることです。
世界的な証券取引所で仮想通貨の地位が認められはじめ、その最初の取り扱い通貨がビットコインとライトコインの2種類だけなのです。これはライトコインにとってかなりポジティブな材料になりますね。
そして今年8月、ライトコインは4年に1度の半減期を迎えます。
半減期にはコインの流通数が少なくなり希少価値が高まるので、価格が上昇する可能性も高いです。
前回の半減期には一時価格が3倍ほどまでに高騰したため、今回も同様に期待ですね!
テクニカル分析
まず確認してほしいのが、赤の丸で示した22ドル付近から上昇トレンドが始まっている点です。そして現在も移動平均線がきれいなパーフェクトオーダーを形成していることから、この上昇トレンドは継続中であると考えられます。
また、フィボナッチ・リトレースメント(黄緑の点線)を表示し、上昇の起点となる22ドルとトレンド中の最高値100ドルで結びました。すると、直近のローソク足のヒゲが0.236(81ドル)と0.382(70ドル)でピッタリと反発していること(オレンジの矢印)がわかりますね。
売買戦略
この後考えられるのは、
- このまま上昇する
- 0.5(60ドル)付近まで下落して反発する
- 0.236(81ドル)と0.382(70ドル)でしばらくもみ合う
①の場合、81ドルを明確に超えて上昇したところから買い。
②もしくは③の場合、60ドルか70ドルで買い。
目安とするロスカットラインは60ドルを明確に割ったところ、0.618(52ドル)を割ったところが適切でしょう。
本日のまとめ
- 2日間で9倍に!!仮想通貨Japan Content Token(JCT)とは一体・・・
- ビットコインの週足RSI、2017年バブル崩壊以来初めて「強気」に転じる
- 最大手バイナンス、ハッキングで7000BTC(約44億円)盗まれる!!
- 中国最大のSNS「WeChat」、仮想通貨取引を「禁止」へ!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
Japan Content Token(JCT)は、その名前のとおり、「日本」をターゲットとした仮想通貨です。
具体的には、来日する外国人が日本のコンテンツを探し、JaCKET(ジャケット)というプラットフォームで「チケット」を購入できるというもの。
そのJaCKET(ジャケット)にて決済通貨として使われるのが、Japan Content Token(JCT)ですね。
外国人が日本のチケットを購入するのは、なかなか難しかったりするんですよ。
仮想通貨を使ってチケットを転売することで、紙のチケットが不要になり、どこにいてもすぐ購入・転売ができるようになります。
久しぶりに日本からナイスなプロジェクトが登場しましたね。今後が楽しみです!