歴史は繰り返す?「ビットコインは2017年を再現する」その根拠とは

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは123万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。

時価総額トップ10では、リップル(XRP)やライトコイン(LTC)などの主要アルトコインが上昇傾向です。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①歴史は繰り返す?「ビットコインは2017年を再現する」その根拠とは


仮想通貨ビットコインは8月末日を迎えた本日、上記のように約123万円で推移。

120~130万円のもみ合い期間に突入した8月初旬から、ちょうど1ヶ月となります。

なぜビットコインは停滞しているのか?

市場では、「アルトコインシーズンに突入したのでは?」との見方が大きくなっています。

António Madeira氏は、「2017年の再現」となる可能性を指摘。

2017年にはビットコインが240万円の最高値を記録しましたが、

  • 2017年の上昇過程で、ビットコインのドミナンス(すべての仮想通貨に占めるビットコインの規模の割合)は86%→50~60%にまで低下
  • 2018年1月には35%にまで低下
  • 主要アルトがビットコインを上回る上昇幅を記録し、草コインが爆上げ

といった経緯があり、アルトコインの存在感が高まっている2020年との共通点も多くなっています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

2017年は資金が主要コイン→草コインと流れてICOバブルになりましたが、2020年はDeFi(分散型金融)のトークンが牽引しているという違いがありますね!

大手取引所もDeFiブームに応え、OKExは、バンドプロトコル(BAND)、JUST(JST)、REN、Reserve Rights(RSR)、ヤーン・ファイナンス(YFI)、Nexus Mutual(wNXM)、YFIIファイナンス(YFII)、Tellor (TRB)といったDeFi銘柄を新たに上場させたこともわかっています。

しかし、僕はこのまま「2017年の再来」になるとは考えていません。

ビットコインは2015~2016年にかけて7倍以上に急騰したため、投資家はその利益で主要コインを物色し、2017年のアルトコインシーズン到来となりました。

しかし2020年現在、まだそれほどBTCが上昇しておらず、それほど投資家のふところも暖まっていないため、まずは「ビットコインから先に来る」はずです。

DeFi系トークンの上昇が一服すれば、ビットコインへ資金が戻ってきて、BTCが再び上昇する公算が高いでしょう。

最後に、本日の主要ニュースをみていきましょう。

  • 米司法省が、北朝鮮ハッカーと関連する仮想通貨アカウント280個を特定。業界の健全化に期待
  • 仮想通貨取引所Zaifが、金融庁による「業務改善命令」の報告義務を無事に解除されたと発表
  • リップルのガーリングハウスCEOが「ドル安が進み仮想通貨の採用が広がる」と発言
  • 分散型金融(DeFi)のYFI価格が急騰し、3万8000ドルの史上最高値を更新

YFIが急騰しているあたり、依然としてDeFi系の強さは続いています。

本日のまとめ

  • ビットコインは停滞している理由について、市場からは、「アルトコインシーズンに突入したのでは?」との見方も。ただし僕は、まずは先にビットコインシーズンが到来すると考えている

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!