ビットコインを年利24%で運用!フェニックス・レンディング(Phoenix Lending)の評判・危険性は?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→横ばい

本日、ビットコインは106万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。

時価総額トップ10では、ビットコインSV(BSV)が約13%上昇しています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①BTC急騰を的中させた人物「半減期までに173万円は超す」

ツイッターで約4万人のフォロワーを有するfil₿fil₿氏が、ビットコインは2020年5月の半減期前に1万5800ドル(約173万円)に到達するとの見解を明らかにしました。

同氏は正確なテクニカル分析に定評があり、今年1月のビットコイン高騰を2019年10月時点から正確に予想していました(上記ツイート画像)。

なお、8日(本日)の記事執筆時点でビットコインは107万円で推移しています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

fil₿fil₿氏はビットコインは2020年5月の半減期前に約173万円とのことですが、僕は4月半ばに200万円前後を付けると見ていますよ!

2月6日、シカゴマーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物が1万ドル(約110万円)を付けました。

1万ドルはひとつの勝負所なので、ここをしっかりと上抜けてほしいですね。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • DeFi(分散型金融)の預け入れ金額が10億ドル到達。イーサリアムの追い風に
  • 自民党が「デジタル通貨(日本円)」に関する提言提出へ
  • 「Coinhive(コインハイブ)」で罪に問われたウェブデザイナーの男性の控訴審判決が東京高裁で行われ、有罪に。男性は上告する方針
  • Bakktの仮想通貨決済アプリが2020年上半期に公開へ
  • GMOコイン「貸仮想通貨サービス」全7銘柄を最大年率5%で提供へ

特に注目したいのは、最後のGMOコインのレンディングサービス(レンディングの詳細は後述しています)。

これにより、利回りを得るために仮想通貨を持とうとする投資家も増えるでしょう。

つまり、仮想通貨の値上がりに繋がニュースですね!

また、コインハイブの事件については、過去ブログ記事でも取り上げています。

②ビットコインを年利24%で運用!フェニックス・レンディング(Phoenix Lending)の評判・危険性は?

ちまたで話題の注目コインとして、今回は仮想通貨レンディングの「フェニックス・レンディング(Phoenix Lending)」をご紹介します。

フェニックス・レンディングは、香港のファンド「スカイシール・キャピタル」が手がける仮想通貨案件で、

  • ビットコイン(BTC)
  • テザー(USDT)

といった仮想通貨を預けることで、年間利回り「24%」で運用することができます。

年間利回り24%は、レンディングサービスとしては高水準ですが、同社によると、

  • 先物
  • オプション
  • SWAP
  • 取引所などに対してのレンディング
  • アービトラージ(裁定取引)

などへの投資により、問題なく実現可能とのこと。

また、レンディングといえば数ヶ月など一定期間は解約できないものが多くなっていますが、フェニックス・レンディングでは元金に対して2%の解約手数料を支払うことで、いつでも解約可能です。

なお、最低投資額100ドル(約1万900円)からとなっています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

仮想通貨レンディングとは、仮想通貨を預けることで、インカムゲイン(利息収入)を得られる運用法のこと。

マイニングやステーキングに続く新たな運用先として流行の兆しがありますね。

さて、上記のフェニックス・レンディングは、年利24%という高利回りゆえにいろいろと勘ぐってしまいますが、果たして信用できるのでしょうか?

その判断材料となるひとつのポイントが以下。

フェニックス・レンディングを発表した香港ファンドであるスカイシール・キャピタルのオフィスです。

引用:https://jp.cointelegraph.com/news/24-phoenix-lending

なんと、台湾の超高層ビル「台北101」の43階に拠点を構えています(台北101は、台湾で最も賃料が高いビル)。

また、フェニックス・レンディングは年利24%と説明されていますが、これは最大の年利の「枠」であり、この枠が売り切れるごとに少しずつ年利の低い枠が販売されていく仕組みです。

24%で運用できる枠はすでに完売しており、次に年利22%の枠が販売されていることから、「24→22→20」と投資するのが遅れるほど低い利回りになっていくようですね。

一見するとこれはマイナス点ですが、時間が経つほどフェニックス・レンディングが求められる平均利回りは減少するため、破綻のリスクは少なくなると言えるでしょう。

最近では、

  • GMOコイン
  • NEXO
  • コインチェック
  • BlockFi

など、仮想通貨レンディングサービスが出揃いつつあります。

ただし、フェニックス・レンディングをこうした一般的なレンディングと同じように考えるべきではありません。

というのも、GMOコインのレンディングサービスは最大年利5%です。また、NEXOも8%。

そう考えると、フェニックス・レンディングの24%の利回りが元本を守りつつ長期的に維持できるかは疑問もあります。

もし投資するなら、「ガチホのついで」ではなく、「積極的運用」として考えるべきでしょう。

本日のまとめ

  1. BTC急騰を的中させた人物「半減期までに173万円は超す」
  2. ビットコインを年利24%で運用!フェニックス・レンディング(Phoenix Lending)の評判・危険性は?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!