【好材料】リップル(XRP)が中国の清華大学と提携!ブロックチェーン研究で【2019年1月21日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう。

本日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは39万円台で推移しており、ここ24時間で約4%下落。

時価総額トップ10では、すべての通貨がビットコインに連動し下落しています。

こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。

ここ24時間でTenX (PAY)が約25%上昇

仮想通貨デビットカードのプロジェクトで、ファンダメンタルズ(経済状況)の良さから継続的に評価されていますね。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①【好材料】リップル(XRP)が中国の清華大学と提携!ブロックチェーン研究で

仮想通貨XRPを発行するリップル社と、中国の清華大学金融科学技術研究所(THUIFR)が、ブロックチェーン研究の分野で提携したことが分かりました。

これにより学生は、新たに設立されたブロックチェーン技術研究奨学金プログラム」(BRSP)が利用でき、最先端のブロックチェーン研究や政策にかかわることができます。

競争が激化するブロックチェーン開発で抜きん出たい中国と、中国市場を攻略したいリップル社の思惑が一致したものと見られます。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

「ブロックチェーン」という言葉が登場しました。

しかしリップル社は、ブロックチェーン企業というよりもXRPを軸とした「仮想通貨」企業ですね

二つの分野は異なるようですが、実は深く関わっています。

たとえば、「ブロックチェーンの有用性が広く認められることで、仮想通貨に追い風が吹く」ことがよくあります。

マーケティング力やイメージ戦略に優れたリップル社は、最終的には、XRP価格にプラスに寄与する戦略を取ってくるでしょう。

それを加味した上での清華大学との提携と考えられますね!

②海外取引所シェイプシフト、各国当局からの60件の情報開示に対応

スイスの仮想通貨取引所シェイプシフトは、世界各国の法執行機関にユーザー情報の開示を求められ、2018年には60件対応したと公表しました。

情報照会には、

  • 仮想通貨アドレス
  • トランザクションID
  • ユーザー情報(名前、Eメール、IPアドレス)
  • 仮想通貨に関する情報

などの内容が含まれているといいます。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

正直、「勝手に個人情報を教えるなよ!」と思ってしまいますね。

とはいえ、仮想通貨を使った「脱税」「マネーロンダリング」などの反社会的行為が増加している昨今、取引所としては「コンプライアンス」(法令順守)の範囲内ということでしょう

ユーザーからすると気持ちのよいものではありませんが、致し方ないですね。

また、各国の当局から見て、仮想通貨を「ブラックボックス」状態にしすぎるのはよくないかもしれません。

むしろ、ユーザーから見て「透明性の高い」状況にしておくことで、不要な「規制強化」をあおることもありませんし、ひいてはビットコインETFの承認などにもプラスに作用することになるでしょう。

③仮想通貨「ゲーム感覚」、中高生の間で浸透中!

「仮想通貨」と「投機」(投資)を切り離して考えることはできません。

しかし、10代を中心に投機“以外”の仮想通貨の使い道も広がっています

ITmedia ビジネスオンラインの記事『仮想通貨、相次ぐ流出で低調に 中高生には「ゲーム感覚」で浸透』で、中高生の間で「コミュニケーションツール」として仮想通貨が広がっていると指摘されています。

〈大阪市内の中学2年の男子生徒(14)は、短文投稿サイト「ツイッター」で、知人に、1znyの「投げ銭(チップ)」をした。投げ銭は「ありがとう」「お疲れさま」などの意で、男子生徒は「他のSNSの『いいね』みたいなもの」と話す。〉

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

最近ではXRPの投げ銭(寄付)サービスが盛り上がりを見せていますね

たしかに、投げ銭を含む「実需」の市場規模はまだ大きくありません。

しかし、長期的視野からは、こういった小さな現象も無視できないでしょう。

記事では、男子中学生らのコミュニティで仮想通貨が使われているとありました。

将来的に彼らが社会人になれば、仮想通貨を使った経済活動をしてくれるはずです。

このように「種」はしっかりとまかれているので、僕たちとしては上昇トレンドを待つだけと言えますね!

④SECの「インサイダー情報」が流出し、ハッカーは爆益

アメリカ証券取引所(SEC)の企業情報開示システムがハッキングされ、データが盗まれた2017年の事件で、ハッカーは得た「インサイダー情報」を利用し410万ドル(約4億4600万円)の利益獲得に成功していたことが判明しました。

インサイダー情報なしの場合ハッカーの勝率は58%以下でしたが、情報を得た場合には勝率が急上昇し、場合によっては96%にも上りました

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

ハッキングのみならず、さらにインサイダー情報を入手しトレードでボロ儲け。

まるで海外ドラマに出てきそうなハッカーですが、僕が一言いいたいのは「SEC」のほうです

SECといえば、仮想通貨の安全性をこれでもかというほど厳しく取り締まっている機関。

そこがハッキングを受けてどうするのでしょうか。

「カストディ」(仮想通貨の安全な保管サービス)が不足しているなどと仮想通貨業界を批判しておきながら、SEC自らはデータを安全に保管できていないという。

人のことを言えないSECには、即刻ビットコインETFを承認していただくとしましょう!笑

本日のまとめ

  • ①【好材料】リップル(XRP)が中国の清華大学と提携!ブロックチェーン研究で
  • ②海外取引所シェイプシフト、各国当局からの60件の情報開示に対応
  • ③仮想通貨「ゲーム感覚」、中高生の間で浸透中!
  • ④SECの「インサイダー情報」が流出し、ハッカーは爆益

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!