こんにちは、阿部です。
本日は気になるFXニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは為替相場を確認していきましょう!
今週の為替相場は?
今週の為替相場は、ドル円が107円台後半、ユーロ円は121円台後半で引けました。
もっとも取引量が多い通貨ペアであるユーロドルは1.12台後半で引けています。
さて、それでは今週の気になる為替ニュースをみていきましょう!
①ドル円が大暴落!?トップトレーダー西原氏「100円割れ」の衝撃予想
ザイFX!編集部のコラムを公開しました!
トップトレーダーが為替相場を大胆予想!2019年後半はリスクオン? リスクオフ?https://t.co/PA4pgwBKpS #zaifx #fx
— ザイFX! (@ZAiFX) 2019年7月10日
元外資系金融機関で活躍していたトップトレーダーの西原宏一氏。
同氏が、東京新宿で開催されたセミナー「西原宏一の初心者にもわかる2019年FX予想!」の中で、今後の為替市場について以下のように予想したことが分かりました。
- 2019年後半にかけて「リスクオフ相場」が到来する
- 7月末頃から8月頃に米ドル/円相場は下がる。ターゲットは米ドル/円100円付近、もしくは100円割れ
なお、現在ドル円は107円台で推移しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②ドル円は約109円→107.80円台へと暴落!!「売りストップ」の影響か
【今日の注文情報】ドル円🇺🇸🇯🇵
・本日安値水準(108.20円)に売りストップ
・108円半ばで伸び悩んだ事から一部で下落警戒感が高まっている
・107.85円には買い指値も控え引き続き押し目買いも🔽PickUp(今日の注文情報)https://t.co/InMTd1z7Cl#fx #為替 pic.twitter.com/ZYeVs0tsFT
— 外為どっとコム (@gaitame_com) 2019年7月12日
今週、ドル円が急落しました。
今週の寄り付きを108.41円台でスタートしたドル円は、今月10日には108.98円台まで上昇。
しかし週の後半からドルが売られ、107.80円台まで下落しました。
なお、外為情報ナビは12日、以下の画像を「注文情報」として公開しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
上図を見れば、どこに「指値注文」と「逆指値注文」が入っているか分かりますね。
- 青枠の108.20円台に「売りの逆指値注文」が多く入っている
- 107.85円台には「買いの指値注文」が多く入っている
ことが分かります。
これを考慮すれば、ドル円が108.20円台で下げが加速し、107.85円台で下げ止まる・・・というのがセオリーのはず。
では実際にどうなったかというと、ドンピシャリでした!
見事、勢いよく108円割れしたかと思うと、107.80で下げ止まっていますね。
「注文情報」はまさにお宝。
うまく活用し、トレードを有利に進めましょう!
③FRBのパウエル議長、改めて「利下げ」を示唆
【為替ニュース】ニューヨーク外国為替市場概況・12日 ドル円、反落
12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は107.91円と前営業日NY終値(108.50円)と比べて59銭程度のドル安水準だった。アジア市場では一時108.61円と日通し高値を付けたもの… #zaifx #fxhttps://t.co/jXVHvcgs1Z
— ザイFX! (@ZAiFX) 2019年7月12日
FRB(米連邦準備制度)のパウエル議長は、下院金融サービス委員会での議会証言にて、以下のように発言。
「世界的な貿易摩擦のリスクや世界経済の減速懸念に対処するため、必要に応じて行動する。」
暗に「利下げ」の意志を示したことで、市場は「ドル円続落」の見方を強めています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
今月5日には、「米雇用統計」がありましたね。
その数値が良好だったので、「利下げを見送るかな」と思っていたのですが、方向転換はなしのようです。
そもそも「利下げ」とは、金利をコントロールするもので、
- 景気が減退→利下げ
- 景気が過熱→利上げ
という措置をとることで、適切な景気の過熱感を維持します。
また利下げは以下の関連記事でも解説しているように「米ドルの下落要因」となります。
うーむ、ここ最近は下落要因ばかり出てきますねー。
それにしても、アメリカ株は最高値を更新しているのに、利下げの必要あるのかな・・・と思いますが、下落するならショートを打つのみです!
④来週の見通しは?7月15~19日の重要指標まとめ
【来週のイベント】
「米小売・FRB議長講演・米企業決算 etc.」・米6月小売売上高(16日)は米経済の7割を占める個人消費の動向に通じる統計
・パウエルFRB議長が仏中銀主催の夕食会で講演(16日)を予定
・米企業の4-6月期決算にも注目🔽PickUp(週間イベント🌎)https://t.co/InMTd1z7Cl#fx #為替 pic.twitter.com/7mKNDcYhH5
— 外為どっとコム (@gaitame_com) 2019年7月12日
為替(FX)相場は、経済指標発表に合わせて大きく動く特徴があります。
そこで、来週(7月15~19日)の主要な経済指標の中から、特に重要なものだけをピックアップし、以下にご紹介します。
- 7月15日(月):なし
- 7月16日(火):「英国・雇用統計 06月(17:30)」「アメリカ・小売売上高 06月(21:30)」
- 7月17日(水):「英国・消費者物価指数 06月(17:30)」
- 7月18日(木):「アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数 07月(21:30)」
- 7月19日(金):「アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 07月(23:00)」
阿部悠人の考察(重要度★★★)
特に注目したいのは、10日の「英国・雇用統計 06月(17:30)」ですね。
イギリスの通貨「ポンド」が大きく動くので、取れる値幅は取っていきましょう!
そして同日には、超重要指標「アメリカ・小売売上高 06月(21:30)」も発表されます。
トレードするなら、もうこの日は空けておきましょう!笑
そして、指標発表時のトレードに欠かせないレバレッジ888倍の海外FX会社「XM」への登録はお済みですか?
今なら3000円のキャッシュバックあるので、入金せずともトレードできますよ!
本日のまとめ
- ドル円が大暴落!?トップトレーダー西原氏「100円割れ」の衝撃予想
- ドル円は約109円→107.80円台へと暴落!!「売りストップ」の影響か
- FRBのパウエル議長、改めて「利下げ」を示唆
- 来週の見通しは?7月15~19日の重要指標まとめ
以上、今日の気になるFXニュースでした!
リスクオフ相場とは、「投資家がリスクを避けようとする」ことですね。
具体的には、価格変動の大きな「株式」が売られ下落し、安全な通貨や債券が買われやすくなります。
なぜ西原さんがそのように考えているかというと、「トランプ氏が、2020年に大統領選挙を控えている」からです。
この時期に株価が下がることを嫌がるトランプ大統領が、2019年中に「米中貿易戦争」などの交渉を強引に進めることで、米国市場に「先行き不透明感」が出るんですね。
これについては、僕も大いにあり得る展開だと思います。
非常に理にかなった精度の高い分析の1つとして、参考にしてみましょう。