「Pancake Bunny(パンケーキバニー/BUNNY)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「最近ハッキングを受けて暴落したらしいけど、今後への影響は?」
と悩んでいませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。
- Pancake Bunnyとは
- Pancake Bunnyの将来性
- Pancake Bunnyの買い方
さっそく、詳しくみていきましょう。
Pancake Bunny(パンケーキバニー)とは
Pancake Bunnyとは、Binance Smart Chain上のAMM(自動マーケットメーカー)のひとつであるPancakeSwap(パンケーキスワップ)で高い利回りを得るための環境を提供する仮想通貨プロジェクト。
PancakeSwapでは、仮想通貨を預けることで利息収入を得るイールドファーミングが可能ですが、運用方法によって利回りが上下します。
もっとも高い利回りを得るには、こまめな最適化(定期的にPancakeSwapをチェックし運用を改善したり再投資したりする)が必要となります。
Pancake Bunnyは、そんなPancakeSwapでの運用を自動で最適化してくれるDeFiイールドアグリゲーターです。
なお、Pancake Bunnyの「バニー」とはウサギのことで、より多くのパンケーキ(報酬)を生むためにウサギが走り回ってくれます。
Pancake Bunnyでできること
Pancake Bunnyでは、主に2つの機能があります。「独自トークンBUNNYでの報酬の受け取り」と「再投資(自動複利運用)」の2つです。
上述したように、Pancake Bunnyを使うと運用戦略が最適化されるため、単体でPancakeSwapを使うよりも高い利回りを狙うことができます。
Pancake Bunnyでは、その利回りを値上がり益が狙える独自トークンBUNNYで受け取れます。
また、通常PancakeSwapで運用した場合、報酬を「再投資」することが多いでしょう。
もちろん必ず再投資しなければならないわけではありませんが、「利息が利息を生む」複利運用はイールドファーミングの大きな魅力。
Pancake Bunnyでは、自動複利運用があるため、報酬の再投資まで行ってくれます。
Pancake Bunnyはこれらのことから、「投資信託」のようなイメージでPancakeSwapで運用できます。
Pancake Bunnyの将来性は?

それでは、Pancake Bunnyの将来性についてどう考えればいいでしょうか?
バイナンスからの「お墨付き」を得ているPancake Bunny
Pancake Bunnyは、いくつか存在するBinance Smart Chain上のDeFiイールドアグリゲーターの中でも、世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスのお墨付きを得ているという強みがあります。
たとえば、Pancake Bunnyを開発しているMOUNDは、Binance Labsなどから160万ドル(1億8000万円)の資金調達に成功。
バイナンスのCFO(最高財務責任者)のウェイ・チャウ氏は、Pancake Bunnyについて、
「成長と実行に対するMOUNDのコミットメントはすばらしい。MOUNDのチームのライブ製品のデザインとサービスに関する専門知識が、私たちが投資を決定した主な要因だ。MOUNDとともにDefiの視野を広げることが楽しみ」
と発言しています。
Pancake Bunnyはセキュリティ上の懸念も?
2021年5月、Pancake Bunnyは大規模なエクスプロイトを受けたことを発表しました。
エクスプロイトとは、セキュリティの脆弱性を悪用したプログラムによる攻撃のこと。
今回犯人は、エクスプロイトによってBUNNYを暴落させ、約2億ドル(200億円)相当のBUNNYとBNBを得たとされています。
Pancake Bunnyの独自トークンBUNNYはこれを受け、一時、150ドルから1ドルに急落しました。
しかしPancake Bunnyの運営チームは、この対応のため新トークン「pBUNNY」を発行し、補償プールを用意することで、「暴落前」と「暴落後」の価格差をホルダーに補償すると発表しています。
記事執筆時点も、Pancake Bunnyから投資家へのエクスプロイトへの対応が発表され続けています。
詳しくはPancake Bunny公式ツイッターを確認するようにしましょう。
Pancake Bunnyの買い方

Pancake Bunnyは国内取引所では扱われていません。
海外取引所のOpenOceanで買うことができます。