「Piggy(ピギー)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「ステーブルコインを高利回りで運用できるらしいけど、どんな仕組みなのか教えてほしい」
とPiggyについて気になっていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。
さっそく、詳しくみていきましょう。
Piggy(ピギー)とは
Piggyとは、BNB(バイナンスコイン)を担保として預け入れることで、米ドル連動型ステーブルコインの「PUSD」を借りることができる分散型の仮想通貨レンディングプラットフォームです。
たとえば、あなたが仮想通貨を「借りたい」としましょう。
Piggyを使えば金利0%(無利子)で、PUSDを借りることができます。
また、あなたが仮想通貨を「増やしたい」とします。
その場合、PiggyにPUSDを預け入れることで、独自トークン「PIGGY」にて報酬を得ることができます。
Piggyはバイナンス系のチェーンであるBinance Smart Chainに対応しています。
仕組みとしては、イーサリアム上のレンディングプラットフォームの「Liquity」に類似しています。
独自トークン「PUSD」「PIGGY」とは?
Piggyには、2つの独自トークンがあります。
- PUSD:米ドルと1:1で価格がペッグしているステーブルコイン。PUSDがあることで、Piggyを使って価値の安定した仮想通貨を「借りる」ことができます
- PIGGY:Piggyのガバナンストークン。価格変動があり、Piggyが成長するにしたがって価格上昇が期待できます。Piggyで仮想通貨を運用した場合の報酬の支払いにも使われます
片方は米ドルと連動しており、片方には値動きがあります。
まったく性質の違うコインとなっているので注意しましょう。
Piggyの将来性は?
それでは、Piggyの将来性についてどう考えればいいでしょうか?
Piggyは高利回りで運用可能!
Piggyでは、先ほどお話ししたように「借りる」「貸す」の2つの機能があります。
とはいえこのブログの読者なら、「貸して増やす」ことに興味がある人が多いでしょう。
2021年6月現在、独自トークンのPIGGYをステーキングすると、なんと年利1200%以上で運用できます。
もちろんこれは現在の利回りであり、Piggyに限らず仮想通貨を「貸す」人が増えてくると利回りは低下します。
先行者利益が働いている今こそ、Piggyに注目ですね。
Piggyはステーブルコインを増やせる!
ただ、仮想通貨レンディングで運用するとき、「たしかにトークンの枚数は増えるかもしれないけど、トークン価格自体が暴落したら意味ないじゃん」と思われる方もいるでしょう。
もちろんその通り!
しかしPiggyでは、米ドルと連動するステーブルコインのPUSDも運用可能です。
しかもこちらも、なんと年利600%以上となっています。
「米ドルを年に7倍にします」と言っているのと同じですから、狙い目な運用法であることは間違いありません。
DeFiプロトコルとして高いポテンシャル
僕が数ある仮想通貨レンディングプラットフォームの中でPiggyに注目している理由は、3つあります。
①「無利息で借りられる」こと、②「110%と低い担保比率で借りられる」こと、③「類似のプロジェクト(ライバル)がまだ少ない」ことです。
まず、Piggyは0%(無利子)で借りることができます。
「じゃあ、貸している人の報酬はどこから出てくるの?」という話になりますが、それが1回限りの「借入手数料」です。
借入手数料は、0.5%~5%の間で変動する仕組みになっていますが、1回支払えば長く借りていてもランニングコストがかからないので、借り手にとって魅力的な条件です。
また、PiggyはライバルのDeFiよりも低い担保比率(110%)で借りることができます。
同じ枚数のBNBを持っている場合、Piggyを使ったほうが多くの仮想通貨を借りられるということになります。
最後に、Piggyのような「ステーブルコイン」を扱ったレンディングプラットフォームは、特にBinance Smart Chain上ではわずかしかありません。
こうした追い風があるため、(まだまだ未知数ながら)独自トークンPIGGYの将来性、ポテンシャルは高いと考えています。
Piggyの買い方
Piggyで運用を始めるには、まずBNB(バイナンスコイン)が入ったウォレットを用意する必要があります。
BNBは、海外取引所のバイナンスで買うことができます。