ビットコイン、V字回復し367万円を記録した理由が判明!

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は上昇!

本日、ビットコインは362万円台で推移しており、ここ24時間で約13%上昇。

時価総額トップ10では、リップル(XRP)以外のすべてのコインが大幅に上昇していますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

ビットコイン、V字回復し367万円を記録した理由が判明!

ビットコインは今月3日から4日にかけて、358万円→285万円へと急落。

その後、再びV字回復を果たし、本日(6日)には367.1万円の過去最高値を記録しました。

市場では、ビットコインが乱高下した理由について関心が集まっています。

その理由のひとつは、バイナンスでの「史上最大」のロスカット発生。

取引所バイナンスの「ビットコイン先物(レバレッジ市場)」では、約200億円もの強制ロスカットが発生し、ロングポジションが損切りを余儀なくされことで売り圧力生じました。

また、ある仮想通貨のマーケットメーキングを手がけるトレーダーは、

「ビットコイン市場はここ二日間楽観的過ぎた。特に昨日から仮想通貨取引所バイナンスにおけるファンディングレート(資金調達率)が急上昇していた。買いのセンチメントに強く偏っていることを示す。」

と述べています。

ビットコインは一時的に買い手に力関係が偏り過ぎていたものの、大きな流れは買い手が優勢であったために、乱高下の後、反発したと考えられます。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

「ビットコインは上がる!」とハイレバロングを保有していた投資家が損切りさせられたことで、売り圧力が生じてしまいましたね。

では、その後なぜ、ビットコインは再び過去最高値を更新することができたのか。

僕が注目しているのが、アメリカにおける新型コロナの現金給付(2回目)です。

金額が低すぎるとして反対していたトランプ大統領が600ドルの現金給付にサインをしたことで、今年1月15日までに給付が行われます。

ファンドマネージャーのオースティン・リーフ氏は、

「給付金はビットコインに換金すべきだろう。600ドルは1週間で2000ドルになる」

と述べていますが、600ドルの現金給付の一部はビットコイン投資に向けられ、新たな買い圧力となることが期待されます。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 分散型金融(DeFi)のロック総額が「180億ドル」と過去最高を記録
  • ウクライナ政府が、中央銀行デジタル通貨(CBDC)開発のため仮想通貨ステラの開発財団と締結
  • リップル訴訟を受けて、XRPのクジラも撤退傾向であることが判明(100万XRP保有のアドレス数が減少)

さて、XRPが訴訟を受けて追い詰められていますね。

世界最大の仮想通貨投資信託「グレイスケール社」の時価総額上位の仮想通貨複数に投資できる投資信託「Digital Large Cap Fund」からリップルが除外されました。

その代わりに、BTC(81.63%)、ETH(15.86%)、LTC(1.43%)、BCH(1.08%)の割合になるように、それぞれの通貨が買い増しされています。

ビットコインのV字回復にはこうした機関投資家のリバランスの影響もあるでしょう。

本日のまとめ

  • ビットコインはV字回復を果たし、過去最高値を記録。今後の注目は、アメリカにおける新型コロナの現金給付で生じるビットコインへの買い圧力

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!