ビットコインはやっぱり暴落!!100万円割れの3つの要因が判明

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは100万円台で推移しており、ここ24時間で約4%下落。

時価総額トップ10でも、多くの通貨が軒並み下落していますね。

またトップ10ではありませんが、ネムの上昇要因である新トークンsymbol(XYM)について新たな材料がありましたので、後述していきます。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコインはやっぱり暴落!!100万円割れの3つの要因が判明

ビットコインは下落傾向にあり、現在100万円前後で推移。一時、97万円台を付けてから、わずかに反発しています。

ビットコインが急落している要因は大きくわけて3つあります。

1つは、昨日「ガッチガチのレジスタンス」としてご紹介した107万円(1万ドル)の抵抗線に押さえつけられ、売り手が優勢となったこと。

2つめは、ビットコインと連動傾向にある株式市場が「コロナバブル」を恐れて利益確定売りを急いでおり、下落していること。

10%近く、一気に急落しているNYダウ

3つ目は、マイニングマシン製造大手Bitmainが、顧客へのマシン出荷を止めようとしており、混乱が生じていることです。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

レジスタンス(①)と、株式市場市場の下落(②)については、長期的なビットコインの価格に悪影響を及ぼすものではありません。

問題はマイニングマシン供給の乱れ(③)ですね。

ビットコインの重要なファンダ指標にハッシュレート(マイニングパワーの合計)がありますが、上記の動向により下落する可能性があります。

ただし僕自身は、長期的なビットコイン上昇に影響はないと考えていますよ。

たとえば、マイニング関連では「中国一極化」が解消されつつあるというポジティブな動向も。

中国のマイニングシェアは2019年9月に75.63%でしたが、2020年4月には65.08%まで下落し、代わりにアメリカとカザフスタンが台頭してきています(TokenInsight調べ)。

カザフスタンは電気料金が安く、政府がマイニング業者を誘致する政策をとっているため、シェアを伸ばしていますね。

中国が一言「マイニングを規制します!」といえば市場全体が揺れてしまう状況だったので、これが解消されつつあるのは好感できます!

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • シンガポール拠点のヘッジファンド「Three Arrows Capital」が米グレースケールのBTCファンド「GBTC」全体の6.26%を保有していることが判明
  • バイナンスにビットコイン四半期先物が新たに開設。「ユーザーからの需要に応じるため」(バイナンスのCZ氏)
  • 「ビットコイン建のゴールド先物」を取引所BTSEがローンチ(ビットコインに対し、ゴールドが上がるか下がるかを予想する)
  • リップル社の「リップルネットクラウド」を、ブラジルのレンディメント銀行が正式に採用したことが判明(世界初)

なお、日本人におなじみのアルトコイン「ネム(XEM)」の上昇要因として期待される新ブランドSymbolについて、新たな発表がありました。

重要なイベントである、新トークンXYMのオプトイン(新トークンの受け取り希望を表明すること)が予定の6月17日から5週間ほど遅れるとのこと。

ネム当初のロードマップ

コロナの影響で必要な調査に遅延が生じているみたいですね。

メインネットのリリース(11月中旬〜下旬)は今のところ変更なしとのことなので、ホルダーの期待を裏切らないようになんとか間に合わせてほしいところです。

symbolは、旧ネムよりも処理能力を高めスケーラビリティ問題に対応した新ブランド(新コイン)であり、リリース後は旧ネムと共存します。以下の記事でも詳しく解説していますのでぜひご覧下さい!

本日のまとめ

  • ビットコインが100万円割れ!!暴落には3つの要因があるが、長期的なビットコイン価格に悪影響を及ぼすものではないとみている

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!