仮想通貨Orchid (オーキッド/OXT)の将来性とは|泉忠司氏との関係や、今後について考察

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは100万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落。

時価総額トップ10でも、多くの通貨がわずかに下落しています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコインが爆発寸前!?レバレッジ建玉急増で「次の動きは大きい」

近いうちにビットコインのボラティリティ(価格変動率)拡大するのではないか、と投資家らの間で警戒感が強まっています。

その背景には、ビットコイン先物(レバレッジ取引)の「建玉」の増加があります。

  • ビットコイン先物の建玉は、年初から60%増加
  • BTC先物大手のBitMEXとOKExにて、建玉は10億ドル(約1090億円)超え
  • 月あたりのビットコイン先物オプションの出来高は、70%急増中

出典:Skew

建玉とは、買いポジション、売りポジションそれぞれの保有合計量のこと。

アナリストであるスコット・メルカー氏は、

「長い間、9400ドル(約102万円)にとどまっている訳はない。次の動きは大きいだろう。」

と述べています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

建玉が多いということは、相場が一方に動いた際にロスカット(損切り)にかかる人も多いということ。いわゆる「ロスカットを巻き込んだ急騰急落」が生じやすくなります。

またFXなどでは、出来高が増加するニューヨーク市場のボラティリティが高いですよね。

つまり、市場参加者が多くなるほど、値動きも激しくなると言えるので、ビットコインのボラティリティも上昇してくる可能性が高いでしょう。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 全仮想通貨を「証券」として扱うことを英オックスフォード研究者が提案
  • バイナンスの研究部門「バイナンスリサーチ」は、毎年1月に株式市場が上昇しやすくなる「1月効果」が仮想通貨にも表れていると指摘
  • ビットコインを実際の決済に利用する「商業利用」は、2018年から2019年にかけて600%増となったことが判明
  • 仮想通貨ネムのSymbolの新ティッカーは「XYM」と決定
  • バイナンス、仮想通貨ダッシュ(DASH)の先物を開始へ。レバレッジは最大50倍

その他には、米連邦保安官局(USMS)が犯罪者から押収した4000BTC以上(約40億円)をオークションで売却すると発表しました。

オークションは2月18日から行われるとのことで、近いうちビットコインの売り圧力となる可能性があります。

短期的には、ビットコインのレバレッジ取引の建玉増加、一本調子の上昇の割高感から、大きめの調整に警戒する必要がありそうです。

②仮想通貨Orchid (オーキッド/OXT)の将来性とは|泉忠司氏との関係や、今後について考察

ちまたで話題の注目コインとして、今回は仮想通貨Orchid (オーキッド/OXT)をご紹介します。

オーキッドは、監視や検閲のないインターネットを実現する仮想通貨プロジェクト。

もともとインターネットの黎明期には、ユーザーの行動を監視する仕組みはほとんどありませんでした。

しかし現在では、インターネットのユーザー行動データは、企業や政府などに監視、検閲されかねない状況になっています。

オーキッドは、非中央集権的な匿名性の通信技術(VPN)により、インターネットの利用ユーザーのプライバシーを守ります。

なお、オーキッドには、

  • 有名投資ファンドが出資(Sequoia Capitalなど)
  • チームに元イーサリアムのメンバーが在籍
  • 個人投資家向け(一般向け)のICO販売セールは行われていない(投資ファンドより資金調達している)

といった特徴があります。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

実はオーキッドには、ある「問題」があります。

オーキッドは公式に「一般向けのICO販売セールは行わない」としているのですが、日本で泉忠司さんを経由してプライベートセールが行われていたんですね。

個人投資家は入手できないなずなのに、どうして?

おそらく、オーキッドが企業向けに販売したトークンを、泉さんら日本販売チームが何らかのルートで入手したのでしょう。

つまり、日本で購入できるオーキッドは、公式はまったく関知していません。

「んー、まあ入手しにくいトークンを仕入れてきてくれているんだから、いいんじゃない?」という見方もあるでしょう。

しかし、問題なのはその価格。

  • ICOセール価格→約76円
  • 泉忠司さん転売価格→約394円

と、日本販売価格は割高なのです。つまり、ピンハネがすごい。

ツイッターでは、これを見かねたオーキッド公式が、泉忠司さんから購入してしまった投資家に対し83円でトークンを配布するという措置も取っているようです(ただしこちらの配布分は、ロックアップにより2020年12月まで取引所で売却することはできない)。

では、今後のオーキッドはどうなるでしょうか?

オーキッドは、検閲のないインターネットを実現するシステム。

2019年12月17日の公式ブログでは、「オーキッドのプライバシーネットワークが使えるようになった」とプロダクトのローンチを発表しました。

スマホ用アプリも、Android版が公開されていますね(iOS版はベータ版)。

のためプロジェクト自体は、順調に進行していると言っていいでしょう。

その他、

  • オーキッドの独自通貨「OXT」は、審査基準が厳しいとされる米大手取引所のコインベースにも上場している
  • OXTはオーキッドのシステムを利用するための「手数料」としての使い道がある

といった点も好感できます。

日本での非公式セールには問題があったものの、トークン自体は素晴らしいものであると言えます。

本日のまとめ

  1. ビットコインが爆発寸前!?レバレッジ建玉急増で「次の動きは大きい」
  2. 仮想通貨Orchid (オーキッド/OXT)の将来性とは|泉忠司氏との関係や、今後について考察

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!