こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
7月23日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは108万円台で推移しており、ここ24時間で5%下落。
時価総額トップ10では、ライトコイン(LTC)が約7%下落していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①日本は何やってんだ…。イランが仮想通貨を「正式産業」に認める!!
イラン、ビットコイン・仮想通貨を正式な産業として認める$BTC #Iranian #仮想通貨https://t.co/dPNVWctdwZ
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年7月22日
イランにて、マイニング(採掘)が許容され、仮想通貨が正式な産業として認められたことが分かりました。
イラン経済委員会のトップであるエリヤス・ハズラティ氏は、
「仮想通貨は政府公認の産業である」
「税収や関税で有利に立てればと思う」
と発言。
ただし、仮想通貨ビットコイン(BTC)は24時間比で約5%下落の109万円台で推移するなど、上値の重い展開が続いています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②藤巻健史氏、参議院議員選挙は落選…。
先ほどマイクを置き、選挙戦を終えました。
17日間永く厳しい戦いでした。
ここまでやってこれたのは、ひとえに皆様のおかげです。
支えられ、励まされました。
本当にありがとうございます。
明日どのような結果になるかはわかりませんが、後悔のない戦いができました。 pic.twitter.com/qBl24CJC6E— 藤巻健史【全国比例・維新 参院選2019 候補】 (@fujimaki_takesi) 2019年7月20日
参議院議員選挙2019に全国比例区から出馬した、仮想通貨肯定派の藤巻健史氏(日本維新の会)の落選が判明しました。
同氏は公式ツイッターに下記のように投稿。
「先ほどマイクを置き、選挙戦を終えました。」
「17日間永く厳しい戦いでした。」
支持者に対し、選挙戦について報告しました。
なお藤巻氏は、1400票の僅差で惜しくも敗退してしまいました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
藤巻さんが選挙前に掲げていた「4つの約束」があります。
- 税率20%の分離課税へ!
- 損失の繰越控除を可能に!
- 仮想通貨間の売買を非課税に!
- 少額決済を非課税に!
仮想通貨の投資家にとってはどれも重要ですが、「税率20%の分離課税」は実現して欲しかった・・・。
現状、最大税率は住民税と合わせて55%です(ギャンブル系と同じですからね・・・鬼かよ!)。
藤巻さんは惜しくも負けてしまいましたが、その敗因はやっぱり「投票率の低さ」でしょう。
仮想通貨の支持者の多くは若年層ですが、若い人は選挙に行かないですからね。
さて、藤巻さんの今後の活動は不明ですが、「こんなに惜しかったのなら、次こそ投票する!」という人も多いはずなので、もう一度チャレンジしてほしいですね!
③Crypto.com(CRO)が30%以上も急騰!その理由が判明
$CRO is now listed on @HuobiGlobal, the leading global digital asset exchange! Deposits and trading are available now. Details here – https://t.co/7iF3VuL6lc #cryptocurrency pic.twitter.com/3culscKz9G
— Crypto.com (@cryptocom) 2019年7月12日
Crypto.com Chain (クリプトドットコムチェーン/CRO)が急騰しています。
今月22日に0.054ドル付近で推移していたCROは、23日(本日)には0.072ドルまで急騰。
ここ24時間の上昇率は、約31%に達しています。
Crypto.com Chainは、Visa対応の仮想通貨デビットカードおよびスマホアプリをリリース済み。
それらを通じて仮想通貨決済の普及を目的とする、時価総額22位の仮想通貨プロジェクトです。
なお、以前は、モナココイン(MONACO)という仮想通貨でしたが、2018年にリブランドして新しくCrypto.com(クリプトドットコム)になりました。
デビットカードとは:
クレジットカードのように店舗や通販での支払いに利用できるカード。クレジットカードでは利用可能枠の残高に応じて支払いができるが、デビットカードでは口座残高に応じて即時決済が可能。仮想通貨デビットカードの場合、仮想通貨の残高を利用して即時決済することになる。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
上昇要因は、取引所「Huobi Global」への上場でしょう!
CRO/BTCペアが7月12日に追加されてから、上昇しやすい地合いです。
Huobi Global(フォビグローバル)とは、
- 中国3大取引所のひとつ
- 500近い通貨ペアが上場
- 各国の規制に準拠していて信頼性が高い(例:国内取引所ビットトレードを買収し日本進出済み)
という交換所で、仮想通貨業界では有名ですね。
そういった市場に上場したことで、よりインパクトの大きな材料と受け止められ、急騰に繋がりました!
④イーサリアムクラシック(ETC)に急騰の予兆!!Atlantisアップデート迫る
✅#イーサリアムクラシック のアップデート “#Atlantis” が2019年9月17日実装予定!
このアップデートによりチェーンが違う #イーサリアム との相互運用が可能になるとのこと。
赤の抵抗ラインを抜けられるのかどうか。次に緑の抵抗ラインに対してどのような反応を見せるのか。この二つに注目です! pic.twitter.com/ycDaMhsJ77
— 阿部悠人-仮想通貨ニュースを毎日配信- (@abeyutos) July 23, 2019
イーサリアムクラシック(ETC)のアップデートAtlantis(アトランティス)が、ブロック8,772,000(2019年9月17日頃)に行われます。
ETCは、イーサリアムから分裂した時価総額21位の仮想通貨。
そのため、イーサリアムとは異なる仮想通貨ですが、アトランティスの実装により「イーサリアムクラシック⇔イーサリアム」間で、
- コラボレーションが可能に
- 分散型アプリケーション(dapp)の障壁なき通信が可能となる
ことが発表されています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
イーサリアムクラシックの機能が拡張され、守備範囲が広くなることで、実用性の向上が期待されます。
大きなアップデートですから、価格上昇の可能性も高いでしょう!
このようにファンダメンタルズ(経済環境)も良好なイーサリアムクラシックですが、テクニカル的にも買いシグナルが出ています。
- 逆三尊の底打ちサイン(オレンジ色)
- 下降チャネルによるサポート(白色)
もう、「買ってください!」というチャートですね笑
僕のトレード戦略としては、短期的には赤ライン(0.000647)が利確ポイント、もう少し長期では緑(0.000762)が目標価格です。
損切りは浅く、利確は遠くにできる「損小利大」なエントリーポイントですので、僕はチャンスと見ています!
【BTCは値動きが重い状況、108万円のラインで支えられるか焦点に!】
現在のBTCは足元で買いが入ってきているもの、07/16の高値からの売りも多く控えていて上値が重い状況、徐々にボラティリティも縮小しています。
しばらく売りと買いの攻防が続くと思われますが、ここから更に下落してくる場合は150万円が一旦天井となる可能性が点灯します。
それではデイトレポイントの解説です。
一時間足ではMAが再びデッドクロス、直前では一時間足陰線も大きくなっているので売りの勢いが強くなっていることがわかります。
一方で②レジサポからの買いも入ってきているので、このラインでしばらくもみ合いとなりそうです。
おススメは②で下ヒゲ陽線が発生した場合のロング、①07/16高値で利確か①ブレイク抜け期待でホールドします。
②を一時間足の終値でブレイクした場合はショート、急騰の起点となっている③07/18安値を目安に利確します。
次はスイングポイントです。
四時間足を確認すると、ボリンジャーバンド(20,2σ)がスクイーズしておりボラティリティが低下していることが確認できます。
07/18に四時間足の大きな陽線が発生しているので、本日のスイングトレードはまだ買いポイントのみを探っていきます。
買いの目安としてはボリンジャーバンドの+2σ(緑色の上側の線)を四時間足の終値で超えて陽線が確定した場合にロングして、1200000ブレイクを目指します。
売りは様子見です。
本日のまとめ
- 日本は何やってんだ…。イランが仮想通貨を「正式産業」に認める!!
- 藤巻健史氏、参議院議員選挙は落選…。
- Crypto.com(CRO)が30%以上も急騰!その理由が判明
- イーサリアムクラシック(ETC)に急騰の予兆!!Atlantisアップデート迫る
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
マイニングとは、コンピュータに計算させることでBTCを稼ぐことです。
コンピュータを稼働させるには電気代がかかりますので、電気代の安い国で有利なビジネスですね。
そして、その筆頭がイラン。
電気に対して補助金が下りていることで、凄く安いんですよ。
ただし、補助金が下りた電気でマイニングをし、利益を得ることをイランは良く思っておらず、「マイニングを規制する」方向で動いていました。
そんな中で、「仮想通貨を正式な産業と認める」という上記の決定は好感できますね。
最終的に、イランで仮想通貨マイニングを行う場合、補助金を差し引いた割高な金額(およそ50%くらい割高になるみたい)な電気料金でなら、マイニングしてもOKということになりました。
日本も、こういった形で仮想通貨を「産業」として認め、推進したら仮想通貨大国になれますよね。
たとえば、仮想通貨の税金を安くするような「税制改革」など、やれることは無数にあります。
イランだって、「仮想通貨を産業と認めるほうが、自国の経済力UPに繋がる」とのメリットがあって、上記の発表につながったわけです。
日本経済は右肩下がりなのですから、イランみたいな必至さが欲しいですね!
まあ、僕たちはトレードで稼ぐしかないか……。
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