RYO(両/R¥O)とは|c0ban(コバン)とは別物の「ちょっと怪しい」仮想通貨、今後上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→横ばい

本日、ビットコインは78万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。

時価総額トップ10では、リップル(XRP)が約3%上昇していますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①【2020年予想】今後1年のビットコイン価格、業界の重鎮らはズバリどう見る?

2019年も残りわずかとなりました。

仮想通貨業界の重鎮らは、2020年の仮想通貨市場をどのように予想しているのでしょうか?

情報が出揃いつつあるため、まとめました。

  • リップル社の予想:業界での「淘汰」が加速する

「小規模な仮想通貨取引所は、セキュリティやコンプライアンス、技術に対応するコスト増加に耐えられるなくなる」

「世界には2000以上のデジタル資産は必要ない。1つのコインがすべてを支配するとは思わないが、投機以外にユースケースのないものは生き残れないことは明らかだ」

  • 仮想通貨取引所BitMEXのアーサー・ヘイズCEOの予想:避難通貨としてビットコインは上昇

「2020年に価値保存手段としてのビットコインというストーリーが再び始まるだろう」

  • 有名経済メディア「ブルームバーグ」のマイク・マグローン氏の予想:ビットコイン1万ドルへの上昇

「2020年のビットコインは5000ドルになるよりも、1万ドル(109万円)になる可能性の方が高い」

総意としては、生き残りをかけた競争は激化するものの、仮想通貨市場全体としては成長すると考えられています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

そのほか、シニアストラテジストの松田康生氏は、2020年3月までに昨年6月に記録した高値150万円を更新し、年末にかけて最高値220万円をトライするとの見解です。

僕はこの意見にかなり近いですね。

ビットコインの上昇要因となる半減期が来年5月に到来するため、その手間でピークを付け、少し息切れして下落するも年末までに持ち直して2度目の強気相場が到来する、というイメージです。

さて、本日の主要ニュースはこちら!

  • スロベニアのバーガーキング(ファストフード店)がビットコインキャッシュ(BCH)での支払いに対応
  • リップル社が2億ドル(218億円)の調達に成功!新たな人材の雇用などに活用
  • 取引所バイナンスが経済不安を抱えるトルコの通貨「リラ」の板取引を提供(経済不安のあるトルコから、ビットコインへの資金流入へ期待も?)
  • クジラ(大口投資家)の保有するビットコインの割合が減少。一方で、主要アルトコインの保有割合が増加しているとの研究結果―Clovr調べ
  • 「メールアドレスでBTCを送金可能な技術」米取引所コインベースが特許を取得

ちょっと地味ではありますが、僕が注目しているのは最後のニュース。

メールアドレスでビットコインが送金できるようになっても、一見するとメリットが無さそうですよね。

しかし、ウォレットを保有している人はご存じのように、ビットコインを送金する際に必要となる「アドレス」「秘密鍵」などの考え方は複雑なんですね。

こうした技術的な仕組みを意識せずにビットコインを送金できるようになことは、ビットコインが(投資目的ではなく)実用目的で普及するためのカギとなります。

コインベースの特許技術は、その一歩になると考えていますよ!

②RYO(両/R¥O)とは|c0ban(コバン)とは別物の「ちょっと怪しい」仮想通貨、今後上がる?

当ブログが注目する仮想通貨として、今回は仮想通貨RYO(両/R¥O)をご紹介します。

RYOは「いにしえの日本の通貨が・・・デジタル時代によみがえる」をテーマに、東京都のゼンザキャピタルが開発する仮想通貨。

17世紀~19世紀中ごろの徳川時代、将軍の元で流通した通貨「両」をテーマにしています。

公式サイトによると、

  • RYOは2020年1月に国内でIEO(取引所内でのICO)を実施予定
  • その後、国内取引所へ「上場」

とのスケジュールが予定されています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

RYOと聞くと、国内で仮想通貨交換業を取得して話題となった「c0ban(コバン)」の仮想通貨RYOを思い浮かべますが、それとは別のコインである点に注意して下さい!

話題性のあるc0banに乗っかろう、ということなのでしょう。

また、RYOにはいくつか「怪しい」点があります。

まずRYOは、日本で「IEO」を実施するとうたっていますよね。

しかし現状では規制が厳しく、国内でIEOが実施されるのは先になりそうです。

それなのに、2020年1月という早い段階で、よく分からない仮想通貨がIEOを実施するなど考えられません。

また、ホワイトペーパー(プロジェクトの詳細を示した投資家のための資料)が存在しないのも気になります。

何だか「説明するまでもなく、私たちは仮想通貨交換業に登録されたc0banのRYOなんですよ!」と言いたげみたいですね(笑)

加えて、IPアドレス(163.44.64.131、GMO)や、運営会社の所在地を調べた結果、仮想通貨True Life Coin(トゥルーライフコイン/TLC)と運営陣が同じである可能性が高いことも分かっています。

True Life Coin(トゥルーライフコイン/TLC)もかなり怪しい仮想通貨として知られているので、言いたくはありませんが、RYOも「クロ」っぽいですね。

RYO(両/R¥O)やTLCなどの案件には十分に注意してください、という注意喚起でした!

本日のまとめ

  1. 【2020年予想】今後1年のビットコイン価格、業界の重鎮らはズバリどう見る?
  2. RYO(両/R¥O)とは|c0ban(コバン)とは別物の「ちょっと怪しい」仮想通貨、今後上がる?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!