こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
本日の相場は?→上昇!
ビットコインは今日、一気に41万1千円まで上昇して天井を作りましたが、その後下落を開始。
現在は39万円台で推移しています。
時価総額トップ10通貨では、イオスが約8%上昇していますね。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でDEXが約30%上昇。
7日、8日にかけて暴落があり、そのリバウンドから二連騰となっていますね!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①もっと税金を安く!藤巻健史議員「仮想通貨税制を変える会」が発足
仮想通貨税制を変える会を発足致しました。
私たちは仮想通貨・ブロックチェーン技術の発展のため、現在の仮想通貨税制を適切な税制へ変える必要があると考えています。
税制が仮想通貨やブロックチェーンの未来を奪ってはなりません。
詳細は会公式サイトをご覧ください→ https://t.co/tT0H6boXgA— 藤巻 健史(経済評論家・参議院議員) (@fujimaki_takesi) 2018年12月8日
仮想通貨推進派の国会議員、藤巻健史氏(日本維新の会)は12月8日、自身の公式ツイッターで「仮想通貨税制を変える会」の発足を報告しました。
同会は仮想通貨の所得税率について、不当に割高な現状を改善し、FXや株式投資と同等の20.315%の「分離課税」の適用などを目指します。
- 最高税率55%の総合課税から20%の分離課税へ
- 損失の翌年への繰越控除を可能に
- 仮想通貨同士の売買益を非課税に
- 少額決済を非課税に
実現すれば、国内の仮想通貨市場の飛躍的な発展も考えられるため、投資家間で期待が高まっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②1年で平均マイナス82%!仮想通貨トップ20の価格
去年の年末レートと、先日12/7のレートの比較詳細。
そういえば去年のNEMは、時価総額6位の時もありましたねぇ🤧 pic.twitter.com/47LGqFSoXA
— のりマロ 〜Crypto Runner〜【norimaro.com】 (@Norimaro__) 2018年12月9日
2017年12月、ビットコインが220万円を記録し、仮想通貨バブルはピークに達しました。
その後、約1年の長い下落トレンドを経て、現在の仮想通貨はどれくらい下落したのでしょうか。
それをまとめたものがツイッターに分かりやすく掲載されていたので、ご紹介します(上記ツイート)。
一部を抜粋すると、
- ビットコイン(BTC):マイナス74%
- リップル(XRP):マイナス85%
- イーサリアム(ETH):マイナス87%
- ビットコインキャッシュ(BCH):マイナス96%
- カルダノ(ADA):マイナス96%
などとなっています。
また、時価総額トップ20の仮想通貨を平均すると、マイナス82%の下落率であると分かっています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

これを見てどのように感じるか、反応は真っ二つに割れそうですね。
投資未経験者からすると、「あのとき仮想通貨を買わなくて本当によかった・・・。これからもかかわらないでおこう」って感じでしょうか?
でも僕からすると、思わず「なんてお買い得なんだ!」と感じてしまいますね。
この状況について、英投資企業CCLAのJames Bevan氏は
「今の暴落は単に、道のりのデコボコのような、一過性の問題に過ぎない」
と言っていますが、まさに言い得て妙。
デコボコ道から、滑らかな上り坂になるのは時間の問題でしょう!
③ビットコインSVに致命的欠陥|「二重支払い」の可能性?
ビットコインキャッシュ SV 「0-Conf」トランザクションで二重支払ができる可能性=リサーチャーが映像投稿 https://t.co/wIPm9BzbAN
— コインテレグラフ🎄仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年12月9日
ビットコインキャッシュ(BCH)から分裂した新通貨・ビットコインスタッシュ(BSV)に対し、致命的欠陥を抱えている可能性が指摘されています。
「reizu」というユーザーが、ビットコインスタッシュに使われる「0-conf」と呼ばれる技術に欠陥があることから、「二重支払い」が可能だとし、実際にそれを実証してみせました。
BSVコミュニティのトップであるクレイグ・ライト氏は、
「二重支払ができるのはマイニングをする人(マイナー)だけだ」
と主張していましたが、それが覆された格好です。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

「二重支払いって何?」という方も多いのではないでしょうか。
二重支払いは、その言葉のとおり「コインを二重に使い回せる」ことを言い、仮想通貨にとってセキュリティの根幹を揺るがす致命的な欠陥となります。
たとえば、千円札を持ってコンビニに行くとし、そこで買い物をすると当然ながら千円札は無くなりますね。
ところが二重支払いでは、消えたはずの千円で別のコンビニでも買い物ができてしまうんです。
この問題がどのような結末を迎えるのか分かりませんが、危険な状態にあることは間違いないので、いつでも売り逃げられるように監視しておく必要があるでしょう。
④フェイスブックが水面下で仮想通貨エンジニアを集めている!?
Facebookって仮想通貨否定的じゃなかったんだ。
Facebook、仕事内容の詳細示さずエンジニアを募集 「仮想通貨業界を独占するのは時間の問題」(ITmedia ビジネスオンライン) https://t.co/CaeFoR9UfI
— 暗号資産税金本ベストセラー@暗号資産に強い大見税理士事務所マネータップ対応 #XRP (@omi_zeirishi) 2018年12月9日
イギリスの投資コンサルティング会社Morgan Creek Digital Assetsのアンソニー・ ポンプリアーノ氏は、SNS大手のフェイスブック(Facebook)について
「仮想通貨取引において最も利用されるプロダクト製品を作るだろう」
と予測しています。
フェイスブックは現在エンジニアを募集していますが、業務内容は「非公開」。
仮想通貨に関する何らかのチームを極秘に結成しているとも、一部でささやかれています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

フェイスブックほどの最先端IT企業が仮想通貨に本格参入したら、これは盛り上がりますよ!
「取引所を設立します」と一言ボソっといえば、BTCは10万円くらい吹きあがるでしょう笑
(事実、ウワサに過ぎませんが、そういった情報も出回っています)
また、フェイスブックは仮想通貨関連の「広告」をFacebookサイト上で禁止したことがあります。
その上で、フェイスブック自身は水面下で仮想通貨ビジネスを進めていたとしたら、、、相当したたかですね!
明日のビットコイン相場
ビットコインは現在は昨日までレジスタンスラインとして機能していた、39万2千円の価格帯で再び推移しています。
値動きを見ると、上昇に対して下落の方が圧力が強く、どちらかというと今は売り優勢の相場です。
今後はこの39万2千円の価格帯を割って、再び下落に転じてくる可能性が高いです。
とりあえず明日に関しては直近の節目である、38万2千円付近までは下落してくる予想です。
節目
相場が反転しやすい価格帯のこと。過去の高値や安値、しばらく価格が持ち合った水準が節目となりやすい。
本日のまとめ
- ①もっと税金を安く!藤巻健史議員「仮想通貨税制を変える会」が発足
- ②1年で平均マイナス82%!仮想通貨トップ20の価格
- ③ビットコインSVに致命的欠陥|「二重支払い」の可能性?
- ④フェイスブックが水面下で仮想通貨エンジニアを集めている!?
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
現状、仮想通貨投資で得た収益の最高税率は55%。
これ、実はパチンコや競馬などのギャンブルと同じ税率なんです。
国は仮想通貨を「投資」と認めていないようですね。。
しかし現実はどうなのか? 皆さんもご存じのように、紛れもなく仮想通貨は「投資」であり、FXなどと同じ税制を適用するのが妥当でしょう。
そのための唯一の希望こそ、仮想通貨推進派の藤巻健史国会議員と、藤巻氏が発足した「仮想通貨税制を変える会」。
仮想通貨投資の税率が20.315%に引き下げられることで、株式・FXトレーダーもドッと仮想通貨市場に参入し、価格の上昇にも繋がることでしょう!