BTCはいよいよ「急騰の始まり」?海外取引所の責任者が明かす見通し

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは120万円台で推移しており、ここ24時間で約2%下落。

時価総額トップ10では、Polkadot(ポルカドット/DOT)が14%も上昇していますね。

Polkadotの上昇要因については後ほど解説していきます。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①BTCはいよいよ「急騰の始まり」?海外取引所の責任者が明かす見通し


仮想通貨市場は本日、下落傾向にあります。

しかし海外取引所クラーケン(Kraken)の成長担当責任者ダン・ヘルド氏は、ビットコインの長期的な市場価格に対し、強気な目線を強めています。

同氏によると、その理由は以下の5点。

  1. 未使用トランザクション出力(UTXO)の97%以上が利益となっている
  2. ビットコインの61%が1年以上動いていない
  3. タイムリーな半減期
  4. ナスダック上場企業が仮想通貨を購入など、マクロ経済的な要因
  5. 新型コロナウイルスによる世界的な債務の膨張

特に、UTXOについては、最後のトランザクション(取引)を終えたときの価格を基準とし、ビットコインの97%が含み益の乗った状態であることを示しています。

またビットコインの61%以上が1年以上動いていないことから、投資家の多くは「ビットコインの短期的な値動きにかかわらず、売却する気はない」ことがうかがえます。

また新型コロナや半減期後の上昇可能性については、以前から投資家間で広く指摘されています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

短期的には下落傾向にあり、損をしている投資家もいると思いますが、長期投資家の多くは報われていますね。

クジラと呼ばれる大口投資家の大半も長期投資家なので、メインプレイヤーからみても、ビットコインの上昇トレンドは継続していると言えるでしょう。

なおビットコインは「1万ドル(約105万円)」以上で推移した日数が30日を超えてきましたね!

BTC1万ドル超えの日数(画像は少し古いため28日となっている)

これは2017年の仮想通貨バブルに次ぐ、2番目の長さで、やはりビットコインの上昇トレンドを裏付けるものです。

2017年のビットコインは上昇ペースも加速度的に高まり、過熱感もありましたが、今回の1万ドル超えには安定感があります。

仮想通貨を分析する企業Quantum Economics社の幹部も、

「デジタル資産や投資関連のプロジェクトが、より長期的に利益を得られるような環境を作ろうとしている」

と述べ、特にDeFi分野が仮想通貨市場を牽引していることが、安定的な1万ドル突破の背景だと考えています。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 「米国のSTO(セキュリティトークンオファリング)は進み、日本は遅れている」とマネックス松本CEOが危機感
  • XRP基軸を導入する仮想通貨サービス「Bitrue」がDeFiへ参入
  • Lisk財団が公式サイトを開設。財務状況など可視化できるように
  • ビットコイン1000BTC以上保有しているクジラのアドレス数が過去最高を再び更新!(下図)

なお、仮想通貨Polkadot(ポルカドット/DOT)が急騰し、時価総額7位に浮上していますね!

Polkadotは、異なるブロックチェーン同士をつなぎ合わせる「相互運用性(インターオペラビリティ)」を提供する仮想通貨プロジェクト。

約1年前にはPolkadotの実験場として「クサマ(Kusma)」と呼ばれるコミュニティ主導のネットワークが立ち上げられており、その独自トークンKSMも合わせて急騰中!

また直近では、

  • 取引所クラーケンで今年6月に「DOT」が取り扱われ、クライム(所有権の認証)が可能になった
  • 同取引所で、今後DOTの「ステーキング」サービスも今後ローンチ予定(仮想通貨を預けることで利息収入が得られるサービス)

という取引所系の好材料があり、DOTおよびKSMの急騰相場を牽引しています!

本日のまとめ

  • 海外取引所クラーケン(Kraken)の成長担当責任者ダン・ヘルド氏は、ビットコイン価格に対し、強気な目線を強めている。またビットコインは「1万ドル(約105万円)」以上で推移した日数が30日を超え、歴史的にも高値で推移し続けている

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!