ビットコインが大暴落!!高値更新もわずか1日でナイアガラとなった理由

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→大幅下落!

本日、ビットコインは102万円台で推移しており、ここ24時間で約6%の大幅下落。

時価総額トップ10では、多くの通貨がビットコインよりも小幅な下落となっています。

なお、スポーツ企業ナイキの最新動向に関連して、イーサリアムの好材料がありましたので後述します。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコインが大暴落!!高値更新もわずか1日でナイアガラとなった理由

ビットコインは今月2日に一時110万円を突破し、ドルベースでも1万ドル超えを達成。

しかし同日深夜、同じ値幅をいってこいする「シンプソンズチャート」で8%以上急落しました。

急落の要因として指摘されているのが、ビットコインをマイニング(採掘)するマイナーが大量売却に動いた可能性があること。

出典:https://coinpost.jp/?p=154242

上図の黒線はビットコイン価格、赤線(Outflows)はマイナーが動かした資金を表しており、「ビットコイン上昇→直後にOutflowsが増加→ビットコインが急落」という流れになっていることがわかります。

これを受けて市場では、マイナーによるBTC大量売却がビットコイン急落の主な要因との声があります。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

上図をみると、たった1回で約2,294BTC(25億円)の大口送金も確認されており、急落のキッカケとしては十分ですね。

5月に半減期を経たことで、マイナーの収益面が悪化してきていることはメディアの報道などでご存じの方も多いでしょう。

それでなくてもBTC価格は1万ドル(108万円)を大きく下回る水準で数ヶ月間推移してきました。

安値で売却しては赤字になるため、売りを控えていたマイナーも多いでしょう。

そんな中、BTCが急騰したことで、大量売却が行われたものと考えられます。

取引所gate.ioはマイナーの損益分岐点を80万円と試算しているので、そこを大きく上抜けてきたことは売り要因ですね。

また、国内大手取引所コインチェックが不正アクセスの攻撃を受け、顧客200名の名前や住所などの個人情報が流出した可能性があると報じられています。

仮想通貨の流出はないとのことですが、急落後にビットコインの上値を重くしている要因のひとつです。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 国内取引所ディーカレットがJR東日本などとデジタル通貨や電子マネーの連携に向けた勉強会を開催。日銀や金融庁、経済産業省も参加
  • ビットコインのドミナンス(仮想通貨市場全体に対するBTCの時価総額の割合)はここ10日間で約70%→65%に低下。アルトコインが堅調
  • 世界2位のマイニングプールPoolinがBlockFiと提携。仮想通貨レンディングサービスを拡充へ
  • EUで初めて、Nomismaが当局の規制に準拠した仮想通貨デリバティブ取引所に。ライセンスはすでに取得済み

なお、世界的スポーツ企業ナイキが、仮想通貨デビットカード「Plutus Visa Card」を使って商品を購入すると9%をキャッシュバックするキャンペーンを始めましたね!

参考:Plutusのデビットカード

Plutus Visa Cardでは、もともと決済時に独自トークンPluton(PLU)で3%の還元があります。

ということは、キャンペーンと合わせて最大12%のバックがもらえることに。

ナイキと言えばスポーツカンパニー最大手ですから、PLUはもちろん、PLUが発行されているイーサリアムにとっても好材料といえるでしょう。

本日のまとめ

  • ビットコインは2日深夜、「いってこい」する形で8%以上急落。データから、マイナーが大量売却に動いた可能性が極めて高い

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!