世界のNFT、取引高77%減でヤバい!?仮想通貨低迷の向かい風で今後どうなる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は上昇!

本日、ビットコインは280万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。

時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が約3%のジリ高となっています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

世界のNFT、取引高77%減でヤバい!?仮想通貨低迷の向かい風で今後どうなる?

NFTリサーチ会社のNonFungible.comによると、2022年第3四半期(6月〜9月)の世界のNFT取引量は第2四半期の77%減少となる2,377億円相当となったことが判明。

加えて、

  • NFTの販売量→約5%減
  • NFTの転売益→約85%減

と、NFTの転売益については、第2四半期の2,971億円相当から、第3四半期には484億円相当にまで急落しました。

イーサリアムは昨年11月の1ETH=約55万円の最高値から半値以下に低迷しており、NFT市場の低迷にも繋がっていると考えられます。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

上記リサーチでは「NFTの平均取引額」についても調査がおこなわれ、第2四半期から平均76%減の約2万2,877円であることがわかりました。

NFTの取引に使われることが多いイーサリアムの価格が下落しているため、NFT市場へのダメージは避けられませんね。

とはいえ、NFTのジャンルの中でも、明確な用途を持つ「ユーティリティ」性の高いNFTはしっかりと取引が続けられています。

イーサ価格が回復すれば、エンタメ性の高いアートやゲーム関連のNFTの取引量についても回復していき、NFT市場全体も持ち直すと考えています。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • インド財務大臣「仮想通貨SOP(標準業務手順)の策定を目指す」と発言
  • Eight創設者マイケル・ヴァン・デ・ポッペ氏「ビットコインの高いボラティリティは戻ってくる」と予想
  • 金融大手ソシエテ・ジェネラルがフランスで仮想通貨ライセンス取得
  • 日本政府が「年金納付期間」の引き上げを検討へ

日本政府は、国民年金の納付を40年間→45年間に延長するか検討段階に入ったと報じられています。

「年金は老後資金として期待できない」と言われる中、投資対象としての仮想通貨の地位向上も期待したいですね。

本日のまとめ

  • NonFungible.comによると、2022年第3四半期の世界のNFT取引量は第2四半期の77%減。まずはイーサ価格の回復が待たれる

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!