こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは58万円台で推移しており、ここ24時間で約3%上昇。
時価総額トップ10でも、ほぼ全ての通貨が上昇していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でBasic Attention Token (BAT)が約12%上昇!
広告をブロックできるWebブラウザ「Brave」が投資家から高く評価されています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ノートルダム大聖堂焼失でビットコイン高騰中!!59万円にタッチ
☆ノートルダム・ビットコイン基金が創立!
ノートルダム大聖堂が火事になったことで、世界で募金活動が行われている。
ビットコイン信者たちも大聖堂復活に向けて、素早く基金を立ち上げた。
国際送金に強いBTCが活躍できれば、知名度・信頼性UPに繋がるかもしれない。https://t.co/8kReDluCz8— CoinOtaku@東大発仮想通貨メディア (@CoinOtaku) 2019年4月16日
4月17日、ビットコインが58万円台を回復する力強い上昇を見せています。
ここ数日、ビットコインは下落基調でした。
今月12日には5000ドル(56万円)を一瞬割り込み、下落トレンドへの突入も心配されました。
しかしその後持ち直しに成功し、17日には一瞬ではあるものの59万円台にタッチ。
過去5日間の最高値を更新し、短期上昇トレンドを維持しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②SBIバーチャルカレンシーズ、BCHを「上場廃止」へ!
【速報】「仮想通貨ビットコインキャッシュの取り扱いを廃止」SBIバーチャル・カレンシーズが発表|51%攻撃の可能性など指摘https://t.co/3tgNRH8DUb
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年4月16日
国内の仮想通貨取引所SBIバーチャル・カレンシーズが16日、同社の取り扱い通貨であるビットコインキャッシュ(BCH)を上場廃止にすると発表しました。
同社によると、その理由は以下のとおりです。
- BCH の時価総額が大幅に減少したこと
- その結果、51%攻撃が実施され(中略)不正な取引を配信する可能性が高まっており、ブロックチェーンの安全性に疑義が生じていると判断したこと
- さらなるハードフォークが行われ、価格が大きく下落する可能性を完全には否定できないこと
なお、上場廃止は今年6月下旬の予定です。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
いやー、これは異例ですね。国内の取引所で上場廃止とは、驚きました。
海外取引所は仮想通貨を数百種類扱っているので、「上場廃止」はよくあることです。
その数百種類の中から価値の疑わしい通貨を定期的に取り除く必要がありますからね。
しかし、国内取引所の取り扱い通貨は、多くても10種類程度。
ビットコインキャッシュも時価総額4位と上位のコインですので、時価総額が減少したとはいえ、上場廃止にするほどではないと思いますけどね・・・。
幸いなことに、この発表を受けてもビットコインキャッシュは横ばいです。
多くの投資家は、上場廃止の影響をそれほど大きく捉えていないでしょう。
上場廃止となった理由である「51%攻撃」や「ハードフォーク」について関心のある方は、下記の関連記事をご覧ください!
③eToro、トークンベースの仮想通貨取引所を設立!
世界規模の投資仲介プラットフォームeToro、仮想通貨取引所を開設|トークン化した金融市場に展望https://t.co/1ezsHfLS6w
仮想通貨取引所の枠組みとは異なるトークン化された法定通貨やコモディティと仮想通貨の取引を行えるプラットフォームを構築、日本円を含めたステーブルコインも手がける。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年4月16日
世界最大級の投資プラットフォーム「eToro」が、従来の仮想通貨取引所と全く異なる「トークンベース」の仮想通貨取引所「eToroX」を開設することが分かりました。
トークンベースのeToroXでは、「トークン化された法定通貨」や「トークン化されたコモディティ(商品)」と仮想通貨を取引できると言います。
取り扱い通貨は、
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ダッシュ(DASH)
の6通貨で、計37通貨ペアを提供します。
阿部悠人の考察(重要度★★)
日本円に連動するステーブルコイン「JPYX」も用意されるみたいですね!
ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。
将来的には、トークン化したコモディティも仮想通貨と取引できるらしいです。
ということは、「ビットコイン/原油」とか「イーサリアム/金」みたいな通貨ペアが登場するんでしょうか?
ワクワクしますね!
あらゆる価値(法定通貨や株、商品など)が仮想通貨と交換可能になれば、仮想通貨はこれまで以上に「価値の尺度」や「価値の保存」として高く評価されるようになるでしょう。
④高速アルゴ取引「フラッシュ・ボーイス」が取引所で横行か
仮想通貨市場で超高速アルゴ取引「フラッシュ・ボーイス」が横行か|数十億円規模に上る可能性もhttps://t.co/k8kxKYpig0
米名門大学Cornellなどの論文で、超高速・高頻度取引(HFT:ハイフリークエンシートレーディング)が、一部の分散型仮想通貨取引所で横行している実態が明らかになった。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年4月16日
「フラッシュボーイズ」と呼ばれる超高速アルゴリズム取引(HFT)が、一部の分散型仮想通貨取引所(DEX)で横行していると、アメリカの名門Cornell大学などが論文で明らかにしました。
分散型取引所(DEX)とは:
特定の管理者が存在しない、非中央集権的な取引所のこと。ブロックチェーン上で稼働することによる最高水準のセキュリティがメリット。代表例として、EtherDeltaやOpenledgerなどが挙げられる。
このアルゴリズムは、一般投資家の注文が約定する直前に自らの注文を滑り込ませ、ポジションを取ると瞬時に反対売買を行って利益を狙います。
規制の緩い仮想通貨市場で、グレーなアルゴが横行している実体が浮かび上がりました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
こうしたニュースを見ると、「人間はトレードでアルゴリズムに勝てない」いう人がいます。
たしかに数秒間の保有で利ザヤを抜く「スキャルピング」だと影響はあるかもしれませんが、、、
通常のデイトレやスイングトレード(数日間)ならアルゴに負かされるなんてあり得ませんよ。
手動売買で利益を上げているトレーダーも多いですしね。
この手のアルゴリズムは株式市場では明確に違法化されているので、将来的には仮想通貨市場でも禁止されるのではないでしょうか。
本日のまとめ
- ノートルダム大聖堂焼失でビットコイン高騰中!!59万円にタッチ
- SBIバーチャルカレンシーズ、BCHを「上場廃止」へ!
- eToro、トークンベースの仮想通貨取引所を設立!
- 高速アルゴ取引「フラッシュ・ボーイス」が取引所で横行か
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
今日のビットコインの上昇率は24時間で3%。かなり強いですね。
上昇要因は明らかに、「ノートルダム大聖堂(ノートルダム寺院)のビットコイン基金設立」です。
今月15日夜、フランスの歴史的建造物ノートルダム大聖堂で火災がありました。
これを受けフランスのジャーナリストが、大聖堂を再建するため、
の2つの仮想通貨で募金を呼びかけ、基金を設立。
このタイミングに合わせて、仮想通貨市場も上昇し始めましたね。
基金には、すでに数億円分の寄付コインが集まっているとのことです。
仮想通貨の利用用途の拡大や、イメージアップに期待です!