NULS(ナルス)の将来性とは?「Nerve Network」のホワイトペーパー公開で、今後上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは70万円台で推移しており、ここ24時間で約3%上昇。

時価総額トップ10では、ビットコインSV(BSV)が6%上昇しています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①金融庁が新取引所を認可&CME窓埋めでビットコインは70万円回復!

30日、ビットコインは70万円台を回復し、堅調な値動き。

この要因として、以下の2点の好材料が考えられます。

  • CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物で生じていた「窓(ギャップ)」を埋めるため、上昇した
  • オーケーコイン・ジャパン株式会社が仮想通貨交換業に認可!

窓埋めについては、先日のブログ記事「95%の確率で上昇するサイン!?CMEビットコイン先物に再び「窓(ギャップ)」発生!」で詳しく解説しています。

なお、2020年3月30日に金融庁に認可されたオーケーコイン・ジャパン株式会社(関東財務局長 第00020号)は、海外大手取引所OKCoinの日本法人です。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

日本版OKCoinの取り扱い通貨は、BTC(ビットコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)、ETH(イーサリアム)、ETC(イーサリアムクラシック)、LTC(ライトコイン)の5銘柄となっています。

どの通貨も国内ではおなじみなので、個別コインの急騰は期待できませんが、国内市場全体の底上げにはつながりますね。

さて、本日の主要ニュースをみていきましょう。

  • 世界最大の仮想通貨取引所バイナンスに、韓国ウォンに連動するステーブルコインが上場
  • ツイッター社のCEOのJack氏は、同氏が代表の「Square社」のサービスを利用して、2兆円規模のコロナ関連支援策を行うことを提案
  • 仮想通貨市場のセンチメントが「極端な恐怖」を示す。割安のサインか
  • 世界最大級のマイニング企業ビットメインの創設者の一人Jihan Wu氏「ビットコイン上昇は半減期後」と予想

なお、最後のニュースについては僕も同感で、歴史上、ビットコインは半減期終了後2~3ヶ月で上昇が加速する傾向にあります(次回半減期は2020年5月)。

コロナウイルスの影響もあり、半減期「前」の値動きは予想よりも軟調となってしまいましたが、その分の2020年後半に大きく上昇するでしょう!

②NULS(ナルス)の将来性とは?「Nerve Network」のホワイトペーパー公開で、今後上がる?

今月27日に0.142ドルだった仮想通貨NULS(ナルス)は、31日(本日)には0.229ドルまで上昇。この間の上昇率は、60%に達しています。

NULSは、DApps(分散型アプリケーション)を構築するためのプラットフォームです。

DAppsやスマートコントラクト(契約機能)などが使える点でイーサリアムと類似していますが、NULSの特徴は「カスタマイズ性の高いブロックチェーン」であること。

「マルチチェーン」と呼ばれる技術で、NULSのメインのブロックチェーンに、独自開発したDAppsをサイドチェーン(別のブロックチェーン)を組み合わせることができる柔軟性の高さが特徴です。

なおナルスは、「中国版の仮想通貨格付けランキング」として知られるCCIDのパブリックチェーン技術評価指数で「第4位」にランクインしています(2019年12月発表)。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

柔軟性という観点では、世界No.1とも言われているナルス。その急騰要因をみていきましょう。

  • ナルスコミュニティが「Nerve Network」のホワイトペーパーをリリース!

Nerve Networkは、ナルスがリリースする新しいプロダクト。

ビットコインやイーサリアムなど、異なるブロックチェーンの「橋渡し」として機能するネットワークです。

本来、ブロックチェーンの種類が異なると、互換性はなくなってしまいます。

つまり、それぞれ独立した活用しかできません。

しかし、Nerve Networkを使えば、それぞれに対して「相互運用性」を持たせることができます。

じゃあ、それでどんなことができるようになるの?」というと、、、

汎用性が高いため、ピンポイントで指摘するのは難しいですが、一例として、

  • ナルスが間に入ることで、ビットコインとイーサリアムを「ブリッジ」させることができる
  • ナルスはビットコインよりも手数料が安い。これを利用し、ナルス上でビットコインのマイクロペイメント(少額決済)ができる
  • ビットコインにはない「スマートコントラクト(契約機能)」を擬似的にビットコインに実装できる

といった活用法が想定されますね。

なお、ナルスプロジェクト全体としてのロードマップは上記のようになっています。

情報量が少なく具体的ではありませんが、2020年2Q(4~6月)にはNULSを使った新しいエコシステムを構築することを目標としています。

本日のまとめ

  1. 金融庁が新取引所を認可&CME窓埋めでビットコインは70万円回復!
  2. NULS(ナルス)の将来性とは?「Nerve Network」のホワイトペーパー公開で、今後上がる?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!