こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは43万円で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、プラスとマイナスの通貨がまちまちとなっています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でWAXが約20%上昇!
WAXはオンラインゲームの「アイテム」を売買できるプラットフォームです。成長が期待される分野として注目を集めていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①リップルが好材料!バイナンスの「Trustウォレット」がXRPに対応
【今朝までの注目ニュース⚡】
◆ バイナンスのTrust Wallet XRPのサポートを発表#仮想通貨 $BTC $XRP pic.twitter.com/otzjWgigML
— SIGNAL (@SIGNAL_factbase) 2019年3月13日
世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)は、公式ウォレット「Trust Wallet」に以下の新機能を追加したと発表しました。
- ウォレットがリップル(XRP)をサポート(これで計17銘柄が保管可能に)
- 5つの主要仮想通貨がクレジットカードで購入できるように
仮想通貨取引のメッカ「バイナンス」が提供する公式ウォレットの機能追加により、利便性の向上や、対応する仮想通貨の上昇が期待されます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②仮想通貨ステラ(XLM)が10%上昇!!要因はコインベース上場
【速報】仮想通貨ステラ(XLM)コインベースに上場へ。価格は上昇に転じる#仮想通貨 #コインベース $XLMhttps://t.co/oAcrhfZk4f
— コインテレグラフ🌸 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年3月13日
アメリカ最大の仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)は14日、プロ仕様のプラットフォーム「コインベースプロ」への仮想通貨ステラ(XLM)上場を発表しました。
ステラは、銀行間の国際送金(クロスボーダー)を目的とした、リップルに近い仮想通貨です。
リップルとの違いは、「ステラ」は個人間の国際送金をメインにしていることです。
上場を受けてステラは、0.104ドルから0.114ドルへ、瞬間的に約10%も値上がりしました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

通貨ペアとしては、
- XLM/USD(米ドル)
- XLM/EUR(ユーロ)
- XLM/BTC(ビットコイン)
の3種類がコインベースに上場しましたね。
もちろん、上場する通貨ペア数が多いほうが、大きな上昇要因となります。
各資産(この場合、「米ドル」「ユーロ」「ビットコイン」)からの資金流入が期待できるからです。
そしてそれより大切なのは、「どの取引所へ上場したか?」です。
今回のステラはアメリカ最大の「コインベース」への上場なので、重要なニュースとして、買い注文が殺到しました。
リップルがコインベースに上場した際は10%上昇したので、今回のステラ爆上げも当然の成り行きと言えるでしょう。
③リップルのベンチャーキャピタル、110億円相当の資金調達に成功!!
リップル社のVC、仮想通貨XRP利用のブロックチェーンゲーム・プラットフォームと共同で1億ドルの資金調達に成功https://t.co/enMjoypUBY
Forteが米Ripple社のXpringと共同で、110億円相当の資金調達に成功した。15.5兆円の市場規模を誇るゲーム市場における、XRPの決済可能性が注目される。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年3月13日
ブロックチェーンゲームのプラットフォームを手がける「Forte」と、リップル社のベンチャーキャピタル「Xpring」は、共同で1億ドル(約111億円)の資金調達に成功したと発表しました。
「Forte」はゲーム業界へのブロックチェーン応用を目標としています。
また、調達資金はゲーム開発者への支援に利用されることになっています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、実は興味深いニュースです。
なぜなら、将来的にリップルのゲーム業界での応用(=XRPの上昇要因)を示唆しているからです。
その流れとしては、
- ForteとXpringがゲーム開発者を支援する
- ゲーム業界(市場規模15兆5700億円)でブロックチェーン応用が加速することになる
- 仮想通貨XRPがブロックチェーンゲームに利用される可能性がある(リップル関連のXpringが出資しているから)
という感じ。
約111億円でゲーム開発者を支援し、まずは「ブロックチェーン×ゲーム」市場を大きくしないといけないので、そのために動き出しているイメージでしょうか。
即効性のあるニュースではありませんが、XRPを保有する上で将来的な楽しみが1つ増えました。
④世界最大級のIT企業「IBM」、仮想通貨カストディ開始へ
☆IBMは仮想通貨市場に本格参入へ
世界最大級のコンピュータ企業は仮想通貨資産管理サービスを開始するようだ。先日にはFidelityが同様のサービスを開始しており、世界的大手の仮想通貨事業は着実に進んでいる印象だ。https://t.co/ulXSX6Mxsy
— CoinOtaku@東大発仮想通貨メディア (@CoinOtaku) 2019年3月13日
世界最大級のIT企業「IBM」は、パートナー企業のShuttle Holdingsを通じて「仮想通貨カストディ(保管)」サービスを開始していることを明かしました。
Shuttle Holdingsの最高投資責任者Brad Chun氏は、カストディのターゲットとして、
「銀行、ブローカー、カストディアン、ファンド、ファミリーオフィス、自己管理をしたい富裕層の投資家、そして取引所が含まれる。」
としています。
仮想通貨カストディとは:
仮想通貨を安全に保管するサービスのこと。信頼性の高いカストディの増加は、機関投資家の仮想通貨参入および価格上昇に繋がると考えられる。
阿部悠人の考察(重要度★★)

こちらも仮想通貨上昇を後押しするニュースですね!
上記でカストディの想定利用者が列挙されていますが、端的にいえば、個人投資家「以外」の市場参加者です。
個人投資家「以外」、、、つまり機関投資家や法人企業の仮想通貨参入は上昇要因ですが、「ハッキング」や「流出事件」を恐れ、なかなか参入してきません。
まあ、顧客の仮想通貨をハッキングされたら企業として立場があったものじゃないので、当然と言えば当然。
そんな中、仮想通貨を安全に保管する「カストディ」が登場し、機関投資家がそれらに保管業務を投げることができれば、機関もずいぶん参入しやすくなります。
特に、IBMという超大手がカストディ(保管)に参入すれば、大きな効果が期待できるでしょう。
世界最大級の資産運用会社フィデリティ(Fidelity)もカストディ参入を明らかにしていますが、それに続く好材料です。
本日のまとめ
- リップルが好材料!バイナンスの「Trustウォレット」がXRPに対応
- 仮想通貨ステラ(XLM)が10%上昇!!要因はコインベース上場
- リップルのベンチャーキャピタル、110億円相当の資金調達に成功!!
- 世界最大級のIT企業「IBM」、仮想通貨カストディ開始へ
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
まず、「①リップルの取り扱い開始」については、XRPの分かりやすい好材料ですね。
リップルが保管可能になったことで、「XRPを買ってみようかな?」と考えるウォレット利用者が増えるはずです。
では、「②クレジットカード対応」はどうか? バイナンスは公式発表で、
の5つの仮想通貨でカード決済ができるとしています。
なので、これらの通貨への資金流入、価格上昇が期待できます。
ただしバイナンスでは、すでに「取引所」にてクレジットカードによる仮想通貨購入に対応済みです。
その分、ウォレットでのクレカ導入のインパクトは小さめ。チャートを見ても、明確な相場上昇には繋がっていませんね。
もちろん長期的な資金流入は期待できるので、価格へも「長期的にジワジワ効いてくる」のではないかと考えています。