ビットコインは「今は取引するな!」クジラが活発化し荒れ相場に?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは118万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。

時価総額トップ10では、ビットコインSV(BSV)など複数のアルトコインが大幅上昇となっていますね。

またリップルでは、リップル社がXRPを「買い戻す」方針であることが判明しました。詳細を後述します。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコインは「今は取引するな!」クジラが活発化し荒れ相場に?


ビットコインは4日記事執筆時点で、119万円台で推移しています。

100万円前後で推移していた先月と比較すると上昇傾向。

しかし、今月2日の高値128.6万円からは10万円近く下落しました。

そんな乱高下相場を受けて、「現在は取引すべきではない」との指摘もあります。

「高いレバレッジで取引するタイミングではない。クジラ(大口投資家)が活発でない時にベットしよう」(クリプトクオントのキ・ヨンジュCEO)

合わせて同氏は、以下の画像を添付。

黒がBTC価格、赤が取引所への入金額を示しています。

取引所への入金が多くなることは、クジラの取引が活発化している証拠。

キ・ヨンジュCEOは、そうした荒れ相場では先の相場が見通しにくくなると考えているようです。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

ビットコイン先物(レバレッジ取引)市場では、累計未決済建玉(OI)がコロナショック暴落前と同水準まで増加しています。

OI=未決済の建玉=現在保有中のポジションということなので、取引所への入金が増えているだけでなく、実際にポジションの積み増しがおこなわれていることがわかります。

そして、ポジションはいつか決済(買い→売り、もしくは売り→買い)されます。

たとえばOIが高い状態で相場が動くと、トレーダー達のロスカット注文を巻き込みながら急騰・急落することは広く知られていますね!

短期トレーダーにとってはチャンスですが、一方で荒れやすく、読みにくい相場が続きそうです。

ただし中・長期投資家の方は、一時的に約130万円に迫ったビットコインが大幅に下げている今、割高感が解消されました。

買い増しを続けるのが有力だと考えています。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 仮想通貨ビットコインが急騰し、時価総額でインテルやコカコーラを上回る
  • 日本STO協会の正会員に三菱UFJ信託が入会。セキュリティトークンの国内市場の発展に期待
  • スイスの国営銀行Basler Kantonalbank(BKB)が「仮想通貨関連サービス」を提供する可能性。取り扱いコインなどは未定
  • 「仮想通貨の税率を20%に」業界団体JCBAとJVCEAが税制改正要望を提出へ

なお、リップルが8月4日に発表した2020年Q2(4〜6月)の報告書で、同社がXRPを「買い戻す」方針であることが判明。

購入額や時期などの詳細は未定であるものの事実なら見逃せない動向です。

「買い戻し」はセカンダリー市場(投資家同士が取引する取引所取引や、店頭取引)で行われるとのことなので、買い圧力から価格上昇も期待できます。

好調なXRPがさらに上値を追う可能性も高くなりました。

上記のほか、SBIグループが新設したSBI eSports株式会社が「SBIとしてXRPの”実需拡大”に向け取り組みを行っております」とコメントしたことなどを受けて、XRPは前日比約4%上昇しています。

本日のまとめ

  • ビットコインの乱高下相場を受けて、「現在は取引すべきではない」との指摘も。ただし中・長期投資家の方は、大幅に下げたこのタイミングで積み増しをするのも◎

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!