日本初登場!SBIが「仮想通貨ファンド」を個人投資家向けに販売へ

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは98万円台で推移しており、ここ24時間での値動きはほぼなし。

時価総額トップ10では、ライトコイン(LTC)が約1%とわずかに上昇していますね。

またイーサリアム(ETH)では、「約200億円の売り圧力」が懸念されているため、詳細を後述していきます。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①日本初登場!SBIが「仮想通貨ファンド」を個人投資家向けに販売へ

SBI証券などで知られる金融大手「SBIホールディングス」が、2020年夏頃から個人投資家向けの仮想通貨ファンドの提供を開始することが分かりました。

同社によると、「国内初の暗号資産ファンド」(北尾吉孝CEO)とのことです。

出典:経営近況報告会(http://www.sbigroup.co.jp/investors/library/presentation/pdf/presen200626.pdf)

SBIが発表した最新の経営近況報告会資料によると、「SBI暗号資産ファンド」を購入することで、投資家は仮想通貨に直接投資することなく複数の仮想通貨に投資することができます。

資料では、

  1. ビットコイン(BTC)
  2. イーサリアム(ETH)
  3. リップル(XRP)

の3種類が挙げられています。

それぞれの通貨のファンドの組み入れ比率は、モーニングスター(SBI傘下)のアドバイスで決定するとしており、現時点では不明。

しかし図解からは、リップル(XRP)が50%程度を占めているとも受け取ることができます。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

国内初の素晴らしいニュースですね!

そもそも仮想通貨は初心者には購入が難しかったり、取引所外で保管するには自前のウォレットの設定が必要だったり、投資の参入障壁が高いのがデメリットでした。

しかし今後は、SBIの仮想通貨ファンドを買えば、主力コインに簡単に分散投資できるので、より仮想通貨投資が身近になりますね。

新たな資金流入による価格上昇も期待できるでしょう。

気になるのはファンドへの仮想通貨の組み入れ比率ですが、時価総額ベースでみるとビットコインは現在18兆円、イーサリアムは2.7兆円、リップルは8700億円となっているので、ビットコインの比率が高いのが自然。

しかしSBI北尾社長は過去、リップルについて「抜きん出ている」と絶賛したこともあるなど、XRP推しですから、リップルの組み入れ比率「50%」以上も場合によってはあるかもしれません。

リップル爆上げの起爆剤として、期待したいですね!

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • マックス・カイザー氏「ビットコインが5万ドル(約536万円)になればピーター・シフ(BTC懐疑論者)も買い始める」と強気発言
  • Bitcoin.comがEメールで仮想通貨ビットコインキャッシュを送金できるサービスを開始
  • ワイヤーカード破産申請の影響で、Crypto.comとTenXの仮想通貨デビットカードがヨーロッパで利用停止に。Crypto.comは3%下落
  • 日本金融庁が「AMANPURI Co.,Ltd」と「Bitforex Limited」に対し、無登録の海外仮想通貨取引所営業だとして警告

なお、投資家からの預かり資産を持ち逃げした配当型ウォレット「プラストークン(PlusToken)」が、約200億円のイーサリアムを移動させようとしたこと新たにわかっています!

どこへ移動させようとしたかは不明ですが、プラストークンは盗んだBTCやETH、EOSといった仮想通貨を盛んに売却し現金化しているので、その動きの一環でしょう。

僕は長期的には、プラストークンの売り圧力があっても、それを吸収しつつ仮想通貨市場は上昇していくと考えています。

また、プラストークンの大量売却リスクは、持ち逃げ報道があった約1年前からずっとあるので、投資家としては正直「どうしようもない」というところがありますね。

なので、あまり気にする必要はないでしょう。

なお、イーサリアム価格はここ数日、軟調な推移となっています。

本日のまとめ

  • 「SBIホールディングス」が、2020年夏頃から個人投資家向けの仮想通貨ファンドの提供を開始。市場の盛り上がりの起爆剤として期待!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!