たった1日でビットコインが8万円も急騰!!要因は約8.5億円の謎の買い注文?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

本日の相場→大幅上昇!

本日、ビットコインは76万円台で推移しており、ここ24時間で約7%上昇。

時価総額トップ10では、イーサリアムが12%上昇していますね。

イーサリアムでは、送金量でビットコインに追いついたとの好材料も報告されています(後述)。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①たった1日でビットコインが8万円も急騰!!要因は約8.5億円の謎の買い注文?

4月16日に70.0万円だったビットコイン(BTC)は、その後反発し、17日午前に77.8万円に到達。

「クジラ」動向を観察するWhaleTradesによると、急騰したタイミングで、世界最大の仮想通貨デリバティブ取引所のBitMEXにて約8.5億円の大口買い約定があったことが判明しています。

このことが、本日にかけてのビットコイン上昇と関連している、と指摘する声もあります。

クジラは何を根拠に大量にビットコインを購入したのでしょうか?

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

クジラの動向が活発化している背景には、ハッシュレート(マイニングのパワーの合計)の回復があります。

半減期を終えたBCH、BSVではハッシュレートが急落していましたが、直近では回復傾向にあります。

そのことはニュースなどでも盛んに取り上げられており、クジラを含む投資家心理に好影響を与えていますね。

また、繰り返しとなりますが、5月にはBTCの半減期も控えています。

BTC、BCH、BSVの3つのコインは、それぞれ1位、5位、6位の時価総額がありますので、「これらが好調なら、仮想通貨市場全体が上昇トレンドに復帰するのではないか」という雰囲気も、クジラの仕込みを後押ししています。

ただし、BitMEXはレバレッジ取引所なので、現物購入とは異なり、ポジションに維持するのにわずかながらコストがかかります(資金調達率)。

基本的には短期トレーダーが使う取引所なので、利益確定売りによる「往って来い」の下落に警戒する必要があるでしょう。

それでは、本日の主要ニュースをみていきましょう。

  • 「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキ氏が「コロナ危機→米ドル衰退→BTC急騰」のシナリオを予想
  • グレースケールの「仮想通貨投資信託」の資金流入額が過去最高に。機関投資家比率は90%
  • 保険会社に仮想通貨投資を許可。米ワイオミング州が法律改定(アメリカ初)
  • Glassnodeによると、BTCの市場感情は、コロナなどの影響で4段階のうち最悪の「降参」から、その一つ上の「希望」に改善。強気相場の前触れか

なお、ブロックチェーン上での送金額において、イーサリアムがビットコインと同程度まで上昇していることが、リサーチ企業Messariの調査で分かっています。

この要因は、イーサリアム上で発行されたステーブルコインUSDTの送金額が増加していること。

イーサリアムというと1つの仮想通貨のことだけを指しているようですが、実際には「独自トークン」が発行できるため、多くの通貨を含んでいるんですね。

ということは、USDTが送金されれば、イーサリアムブロックチェーンの送金量にも表れるということです。

イーサリアムもすごいのですが、むしろ、他のトークンを含まないほぼ単体のコインでありながら、送金量でトップを維持する「ビットコイン」もさすが仮想通貨王者って感じですね(笑)

本日のまとめ

  • たった1日でビットコインは8万円も急騰。要因は約8.5億円のクジラの買い注文の可能性があるが、レバレッジ取引だけに短期での利益確定売りの懸念もある

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!