BTCの「4年に一度」のチャンス到来も、「効率的市場仮説」が上昇を否定!?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

本日の相場→下落!

本日、ビットコインは71万円台で推移しており、ここ24時間で3%下落。

時価総額トップ10でも、ほとんどの通貨が同程度下落していますね。

また、イーサリアムでは、「ETH2.0」関連のテストネットを今週末にリリースすることが分かっています(後述)。

①BTCの「4年に一度」のチャンス到来も、「効率的市場仮説」が上昇を否定!?

2020年5月下旬に控えるビットコインの半減期は、4年に一度の強力な上昇要因として期待されています。

半減期によって、マイニング業者(マイナー)によって新しく発行されるビットコインの枚数が半減するため、供給が少なくなり、結果として売り圧も減少するからです。

しかし、2020年のBTC半減期では「上昇論」を否定する声もあります。

その理由のひとつは、「ビットコイン半減期」のGoogle検索数が、すでに大きく増加しているからです。

「効率的市場仮説(材料は直ちに価格に織り込まれるとする理論)」に基づけば、BTCは半減期を前にすでに「好材料織り込み済み」気味の状態になっている可能性があります。

多くの投資家が注目していれば、他の投資家に先回りして仕込むことはできないからです。

果たして、今年ビットコイン半減期では、新たな上昇は期待できないのでしょうか。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

2016年の半減期でも、約1ヶ月前からGoogle検索数の上昇は見られたので、「好材料織り込み済み」なのは今年に限った話ではないでしょう。

ただし、前回半減期より検索数が増加しているので、より、織り込み済みの傾向は強い可能性はありますね。

いずれにせよ僕は、今年はコロナの影響もあり、平常時とは相場環境が異なるため、コツコツ買い増ししつつ、下半期からの半減期の上昇を狙う戦略に切り替えています。

これまでの半減期でも、半減期の数ヶ月後から上昇が加速する傾向にあったからです。

それでは、本日の主要ニュースをみていきましょう。

  • ビットコインが半減期を前に「ハッシュレート」急回復。急落前の水準に戻す
  • ビットコインのアルゴリズムが現在のPoWから「PoS」へと移行する可能性!?ビットコイン・スイスの創業者が予想
  • テゾスの「Tezos Japan」が日本セキュリティトークン協会に入会
  • SBIホールディングスが「FX取引」にブロックチェーン技術を活用へ。R3社の「Corda」の日本初の実用化事例に

またアルトコインでは、イーサリアムの大型アップデート「ETH2.0」が、正式版の前のテスト版となる「テストネット」を今週末にもリリースします。

テストとはいえ、正式なメインネットと同じ設定で稼働させるため重要なローンチ。

材料視もされそうですね。

ビットコインとイーサリアムの価格を2020年初来から比較すると、ETH(+17%)と、BTC(-8%)となっています。

イーサリアムがはるかに上回っていることには、この「イーサリアム2.0」への期待も大きいでしょう。

ただし僕は、今「ビットコイン」「バイナンスコイン」以外を保有することはリスクが高いため、それらを多めにポートフォリオに組みこんでいきたいですね。

アルトコインへの投資は材料前に仕込んで短期投資をする、あとはビットコインが上昇基調に戻ったとき、他のアルトコインへの投資も検討したいですね!

本日のまとめ

  • ビットコインの半減期の上昇は「効率的市場仮説」が全否定?「好材料織り込み済み」なのは今年に限った話ではないが、その傾向は2016年の半減期より強い可能性も

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!